「子宮内でのSSRI系抗うつ薬への曝露は、悲しみと恐怖に苛まれる思春期の子どもを生み出す」ことを突き止めた研究

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抗うつ薬 医療

「子宮内でのSSRI系抗うつ薬への曝露は、悲しみと恐怖に苛まれる思春期の子どもを生み出す」ことを突き止めた研究

子宮内での抗うつ薬への曝露は、悲しみと恐怖に苛まれる思春期の子供を生み出す

新たな研究で、胎児期に SSRI 系抗うつ薬に曝露されたマウスは扁桃体が過活動となり、思春期に恐怖心や抑うつ症状が強くなることが研究者たちによって明らかにされた。

これはマウスとヒトの両方で認められた。母親のうつ病はこの影響を説明できなかった。

マウスと人間では、幼少期の SSRI への曝露が子孫の脳構造を変化させ、思春期に始まる不安やうつ病関連の行動と関連している」と研究者たちは書いている。

研究者たちは、子宮内で SSRI に曝露されたマウスは捕食者の匂いに対する反応が強く、扁桃体と恐怖回路がより活性化していることを発見した。同様に、子宮内で SSRI に曝露されたヒトの青年は、不安と抑うつ状態が悪化し、扁桃体と大脳辺縁系の活動が亢進していた。

研究でマウスとヒトの両方を試験したのは、因果関係をより正確に評価するためだった。

マウスの研究は、ヒトの研究と同じ要因(例えば、母親のうつ病、社会人口学的要因)によって交絡することはない。したがって、ヒトがげっ歯類と同じ反応(例えば、扁桃体の過活動や恐怖反応)を示したことから、研究者は、今回の研究結果が同じ因果経路を反映していると結論付けている。

この研究はニューヨークのコロンビア大学のジュリア・ザンニとミレナ・T・ファン・ダイクが主導し、『ネイチャー・コミュニケーションズ』誌に掲載された。

彼らは、子宮内での SSRI への曝露は「恐怖、覚醒、感情制御に関わる神経回路全体にわたる生来の恐怖刺激に対する機能的反応の悪化につながる」と書いている。

 

マイコメント

果たして抗うつ薬を開発した企業はそのことを開発段階で知っていたのでしょうか?
この世界は何でもありなので、その可能性はありそうですね。

今や病院は治すことよりもいかに病人を多く作り出して病院へ向かわせるかという
方向に変わってきており、うつ病の治療薬が新たな病気を作り出し新たな病人を増や
しているという事は十分考えられることです。

安易に病院には行かない方が良さそうですね。


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