ダグラス・マクレガー大佐「騙されないでください。イスラエルの状況は人々が思っている以上に深刻です。」
既にアイアン・ドームは機能停止か / イランを打ち負かすことは現在のアメリカには不可能
この動画が事実だとすると、6月18日の記事で、“アイアン・ドームのミサイルは、残り10日分から12日分しか残されていないということです。イランが12日間持ちこたえれば、イスラエルは敗北する”とコメントしたのですが、既にアイアン・ドームは機能していないのかも知れません。
イスラエルの極右国家安全保障大臣イタマール・ベン・グヴィルが警察と情報機関に対し、外国メディアによる生放送を阻止するよう命令したことから、イスラエルの現状がはっきりとは分かりません。
しかし、「イスラエルが禁止しているのにもかかわらず、中国記者が撮った実際のイラン反撃映像」などを見ると、ダグラス・マクレガー大佐が「騙されないでください。イスラエルの状況は人々が思っている以上に深刻です。」とツイートしているのは事実ではないかと思われます。
こうなるとイスラエルが存続するにはアメリカの参戦以外にありません。しかし、アメリカはB-2スピリットステルス爆撃機をイエメンのフーシ派に用いたのですが、“バンカーバスター爆弾の中で最も強力なGBU-57空対空爆弾を目標に投下した。しかし、アメリカ軍はフーシ派のミサイル兵器を破壊することができなかった。”のです。
フーシ派にすら勝てない米軍が、イランに勝てるとは思えません。“続きはこちらから”のツイートをご覧になると、イランを打ち負かすことは現在のアメリカには不可能だと言うことがよく分かると思います。
この時点で、イスラエルの鉄のドームはもう存在しないのではないかと思います…
イスラエルが今後どのようにして国として機能し続けることができるのか、見通しが立ちません…。
イスラエル人はもはや中東に未来を見出せない。彼らの国民は現実の戦争に耐える力を持っておらず、しかも戦争はまだ始まってもいない。
トランプ大統領が今日、「イスラエルは勝っている」と公言せざるを得なかった唯一の理由は、イスラエルが勝っていないからだ。イスラエルはひどく負けており、今やプロパガンダ・スピンキャンペーンが全力で展開され、2022年以来NATOがウクライナの勝利を主張して我々全員が耐えてきたのと同じレベルの欺瞞を繰り広げようとしている。トランプ大統領にこう言い返したい。「イスラエルが勝っているなら、なぜ我々が介入する必要があるんだ?」ならば、イスラエルに勝たせておけばいい。
騙されないでください。イスラエルの状況は人々が思っている以上に深刻です。
テルアビブの約3分の1が損傷または破壊されました。
軍事施設に関しては、多くのイスラエル航空機が攻撃を避けるためキプロス島へ移動していると聞いています。
イスラエルはイランの反応に備えていませんでした。
イランはあなたが思っているよりも大きい
イランとの戦争に関する重要な地理の授業
ネオコンたちは今、空軍力だけでイランを倒せると主張している。確かに、アメリカの空軍力が必要になるかもしれない。バンカーバスターが数機あれば、全てが解決するだろう。空軍力だけで勝利を得られるのだ。
これは前例のないことなので、彼らの楽観的な予測に反して、最終的にはイランを最終的に敗北させるには「地上軍」を投入する必要があるとだけ言っておきましょう。
ここで、我々が空軍力でイランを驚かせ、畏怖させた後もイランが降伏しない場合、一体どれだけの地上軍が必要になるのか、比較地理の授業を簡単にしてみよう。
1945年、小さな沖縄を制圧するのに、アメリカ陸軍と海兵隊の8個師団が3ヶ月間も要した。この8個師団を合わせると、小さな沖縄だけで約13万人のアメリカ軍「地上軍」が投入されたことになる。 1万2500人のアメリカ人が戦死し、日本兵と沖縄の民間人を含め、合計20万人以上が殺害されました。
イランの面積は沖縄の1000倍以上で、2025年の人口は9200万人です。イランの面積は、アフガニスタンの2.5倍、イラクの3.8倍、南ベトナムや現代のドイツの5倍です。誰か、クルーズ上院議員とグラハム上院議員、そして他のイスラエル・ロビーの戦争タカ派に知らせてください。
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全く無益な争いをイスラエルは始めたものだと思います。
当然イスラエルはイランを叩き潰せると思っていただろうが、実際には容赦なく
ミサイルの嵐がイスラエル国内に降り注ぐかのように着弾し大きな被害をもたら
している。だから、ネタニヤフ首相はアメリカの参戦を強く望み、それが昨夜
バンカーバスター爆弾によってイランの核施設3か所が攻撃された。
心配なのはアメリカが本当に参戦してしまうと台湾の防衛戦に余力がなくなり
中国の台湾侵攻が現実味を帯びてくるからです。
そして、このまま戦況が進めばイランがホルムズ海峡を封鎖する可能性が一段と
高まり、もし、そうなった場合には日本の経済がたちまち混乱に陥るでしょう。
そこに中国の台湾侵攻が発生すれば日本の自衛隊もアメリカに参戦を促され
原油不足の日本がどう戦うのか問題となるでしょう。
これ以上アメリカが戦況をエスカレートさせないことを望むばかりです。
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