急激な気温の上昇の原因は大気中の汚染物質の減少によるもの
では、地球温暖化の原因となっているのは何なのでしょうか。地球は周期的に寒冷化、温暖化を繰り返していることや太陽フレアの影響もあるのでしょうけど、特に、最近の急激な気温の上昇は気になるところです。
そして、イギリスのエクセター大学の研究チームがそのことについて研究(分析)したところ、急激な気温の上昇の原因は汚染物質の減少によるものということがわかったそうです。この研究結果が本当なら・・・日本政府や企業は何のために二酸化炭素や二酸化硫黄の排出量を減らしてきたのでしょうか。その結果、国全体が夏の熱波に襲われています。そして二酸化炭素は植物の光合成に使われますから、二酸化炭素が減ると森林の緑が減り、その結果、環境破壊につながると思いますが。
そして大気中に放出される汚染物質の二酸化硫黄の量が減ったことで雲が暗くなり太陽の放射熱を宇宙に反射しにくくなっているそうです。暗い雲よりも真っ白な雲の方が光を反射しやすいのは確かです。
二酸化硫黄によって真っ白な雲が大量に形成されるのでしょうか。
NASAの科学者チームによれば、船舶が「硫黄含有量の高い燃料」を燃焼させると、二酸化硫黄が発生し、それが大気中の水蒸気と反応して、硫酸塩エアロゾルが生成されます。この硫酸塩エアロゾルは、太陽光を宇宙に反射する働きがあるほか、(雲ができるときの凝結核となるため)雲の量を増やし、海などを太陽から遮る効果もあるとのことです。
情報元:「船舶からの汚染物質規制」で逆に気候変動が悪化? 物議を醸すNASAの研究結果 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
共産主義グローバリストの強引な地球温暖化、気候変動政策により、環境が破壊され、経済も破壊され、人々の暮らしも破壊されつつありますが、極左のエリート集団がやることは破壊しかありません。
Study: Most ‘Global Warming’ Caused by Reduction of Pollution – Slay News
(概要)
7月20日付け
研究結果:地球温暖化の原因の殆どが汚染減少によるもの。
By Frank Bergman
革新的な分析結果が新たに出てきました。
この結果、地球温暖化に関する主流な言説が疑われ、過激な気候変動アジェンダに水を差すことになります。
イギリスのエクセター大学の研究者らによると、2001年以降、地球温暖化を加速させてきた最大の要因は、二酸化炭素レベルの上昇ではなく、二酸化硫黄の汚染の減少でした。
このような分析結果は、コストのかかる規制と政府の集団主義的コントトールを押し進める「地球温暖化」の議論と「環境」政策に明らかな影響を及ぼします。
研究者らは、産業公害や海洋汚染と結びづけられてきた二酸化硫黄の排出量の減少により、雲が暗くなり、宇宙に反射される太陽放射が少なくなっていることを発見しました。
つまり、これにより地球がより多くの熱を吸収し、「地球温暖化」に至っているということです。
イギリスの「エクセター気候会議」で発表された研究結果は、二酸化炭素が「気候変動」の主な要因であるという言説に疑問を提起し、温暖化傾向の背後にあるのは二酸化炭素の増加ではなく汚染の減少であることを示唆しています。
2001年~2019年までのCERES(雲及び地球放射エネルギー観測)データを研究者らが分析した結果、二酸化硫黄の減少と、地球のアルベド(太陽光を地球が宇宙に反射する割合)の減少の間には明らかな相互関係があることがわかりました。
この研究結果は、通念に反して、実際には汚染の減少が地球温暖化を加速させていることを示唆しています。
エクセター大学の気候科学者の第一人者であるピーター・コックス教授は次のように説明しています。
「2001年以降の地球温暖化の原因の3分の2は、二酸化炭素の増加ではなく二酸化硫黄の減少です。」
何年もの間、グローバリストの気候アジェンダは、二酸化炭素の排出量が地球温暖化の原因であるという考えに基づいており、パリ協定や産業を弱体化し一般消費者に損害を与える炭素税などの抜本的な政策につながっています。
しかし、新しいデータはそのような考え方に深刻な疑念を抱かせており、多くの気候変動政策の背後に間違った判断があることを暴露しています。
今回の研究結果は、主に産業や船舶が排出する硫酸塩の汚染が実際に雲の明るさを増加させ太陽光を反射しやすくさせていることを強調しています。
これらの雲は、太陽放射に対するシールドとして機能し、地球を冷やします。
主に石炭などの高硫黄燃料の使用を避けることによる硫酸塩汚染の減少により、雲が暗くなり、太陽光を反射する能力を低下させています。
要するに、気候変動は二酸化炭素の排出量ではなく、環境規制や政策決定によって引き起こされているということです。
世界的な汚染削減政策が、気温の上昇につながるという予期せぬ結果をもたらしています。
今回の新情報は、二酸化炭素を原因として大規模な政府介入を推進してきたグローバリストの「気候変動」ロビー活動には壊滅的です。
温暖化の本当の原因は二酸化炭素の増加ではなく、大気汚染の減少が原因かもしれないという考えは、厳しい気候政策を受け入れない限り、世界は大惨事に瀕しているという言説に大打撃を与えることになります。
今、我々は、政府が支援する環境団体によって何十年もの間、推進されてきた気候ヒステリーが、不完全な科学或いは誤った科学に基づいているという耳に痛い真実に直面しています。
グリーン・ニューディール、世界的な炭素税、そして産業とエネルギーに対する社会主義的規制を推進している過激な政策にとって、今回の研究結果は何を意味するのでしょうか?
政策立案者らは、今回の研究結果を踏まえて、気候変動政策の義務化を再考する勇気があるのでしょうか?
今回の研究結果によって、気候変動対策を世界的に推進する本当の意図に対する重大な疑問が投げかけられています。
気候変動危機の言説は、政府に抑制のきかない権力を与えて経済をコントロールさせる過激な社会主義アジェンダを推進するためのフロントとして機能していると多くの人々は考えています。
化石燃料の廃止や「グリーン」産業に対する巨額の政府補助金など、環境団体が要求する抜本的政策は、地球を救うためだけでなく、大きな政府による支配体制を作り上げるためでもあります。
汚染の減少が本当に「気候変動」を引き起こしているのでしょうか?
それとも、今回の研究結果は、世界の産業、エネルギー、個人の自由に対し、より集中化された管理を求めるための新たな理由に過ぎないのでしょうか?
多くの研究結果が発表されるにつれ、気候科学における透明性と公正さの裏付けが緊急的課題となっています。
今回の新しいデータによって、気候政策の枠組み全体の再考が求められています。
おそらく、グローバルエリートらは、地球を救うことよりも、グローバリズムと社会主義を押し進めるためのアジェンダを押し進めてきたのかもしれません。
事実は明らかです:地球の気温の変化の背後にある真の原因は、二酸化炭素排出量ではなく、特定の汚染物質の減少である可能性があり、これは気候変動に関する議論全体を再構築させる発見です。
最終的に真実が明らかになり、新しい証拠を念頭にグローバリストの気候政策の推進が再評価されることを願いましょう。
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