映画スターウォーズでダース・ベイダーが実際に使用したライトセーバーがオークションに出品される。

映画史に残る名作小道具の一つが、オークションに出品される。『スター・ウォーズ』シリーズに登場するダース・ベイダーのライトセーバーが 9月にオークションに出品され、数百万ドルの値がつくと予想されている。

伝説のダース・ベイダーが『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』（1980年）と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』 （1983年）で使用したオリジナルの小道具が、この秋、英国のオークションハウス「プロップストア」でオークションにかけられる。

出品されるライトセーバーは、いわゆる「ヒーロープロップ」、つまりクローズアップショットで確認できる武器の精巧な再現版だ。このライトセーバーは、ジョージ・ルーカス監督のスター・ウォーズの続編 2作品の撮影で実際に使用されたものだ。

この品はこれまで個人所有だったが、オークションに先立ち一般公開される。9月にロサンゼルスで開催されるオークションに先立ち、ロンドン、ビバリーヒルズ、ニューヨークで内覧会が予定されている。

その価値は 100万〜300万米ドル （約1億5000万円〜4億4000万円）と推定される。

出品されるライトセーバー

このライトセーバーは、俳優のデイビッド・プラウズ氏とスタントマンのボブ・アンダーソン氏の両者が撮影中に使用したため、スター・ウォーズ神話の象徴的な一部となっているだけでなく、映画史における独特の小道具でもある。

今回のオークションには、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のインディ・ジョーンズの鞭、 『メン・イン・ブラック』の有名な「ニューラライザー」ペンなど、他の有名な映画アイテムも含まれている。

しかし、世界中のコレクターとスターウォーズファンの両方から最も注目を集めると予想されるのは、このライトセーバーだ。