「人間の脳はかすかに光っている」ことがカナダの研究で発見される

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人ののプが微光を発する 科学

「人間の脳はかすかに光っている」ことがカナダの研究で発見される

カナダの研究でヒトの脳が微光を放っていることが発見される

物質が動くと(電子が動くと)光を発するという現象はあるみたいなので、不思議ではないかもしれないですが、何となく魅力的な響きです。脳が光っている、というのは。ハゲの方々は、頭皮が光りますけど、それとはまた違う話のようです。





人間の脳がかすかに光っていることを発見し、科学者たちは興味をそそられている

futurism.com 2025/06/29

Scientists Intrigued to Discover That Human Brains Are Glowing Faintly

科学者たちが、興味深いニュースを発表した。それは、目に見えようが見えまいが、脳はおそらく光っている、というものだ。

このニュースは、カナダ・オンタリオ州アルゴマ大学の研究者たちから発信されたもので、彼らはなんと人間の脳が発光特性を持っているという証拠を発見した。脳がエネルギーを代謝する際に、極めて微弱な可視光線が放出されることを発見したのだ。

これは極微弱光子放出(UPE)と呼ばれ、電子が分解して運動量を失い、光子を放出する際に放出される閃光だ。

ポピュラーメカニクス誌が指摘しているように 、極微弱光子放出は厳密にはホタルやアンコウなどの生物に見られる化学反応である生物発光には該当しない。また、暗闇で光るおもちゃのように、微かな光の形で放出されるエネルギーを指す燐光にも該当しない。

しかし、これは熱放射、つまり熱運動によって放出される電磁エネルギーではない。

極微弱光子放出に関する発見は、研究者が脳の視覚処理中枢である左後頭葉と、非言語コミュニケーションの中枢である右側頭葉を詳しく調査する中で得られたものである。

これまでの研究では、人間の体の光る能力について幅広く研究されてきたが、今回の研究では特に脳に焦点を当て、興味深い結果がもたらされた。

この興味深い事実に加え、この試験結果は医療技術にもいくつかの示唆を与えている。例えば、極微弱光子放出は将来、医師が神経疾患を分析するのに役立つ可能性がある。

「極微弱光子放出は酸化代謝に関係しているため、最も直接的な応用としては、脳腫瘍の発生、興奮毒性病変、軽度外傷、神経毒性障害の検出などが挙げられるだろう」と主任研究者のヘイリー・ケイシー氏は述べた。

研究者らは、PET や MRI スキャンなど脳の活動に干渉する可能性のある侵襲的な検査方法を使用せずに、これらすべてが可能になる可能性があると述べている。

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