アメリカの「事実上の戒厳令」が19州に拡大。兵士の武器携行も認可される

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ピート・ヘグゼス国防長官 アメリカ

アメリカの「事実上の戒厳令」が19州に拡大。兵士の武器携行も認可される

移民・犯罪取り締まり強化の中、19州で州兵が動員

国防総省当局者は FOX ニュースに対し、今後数週間で最大 1,700人の州兵が 19州に動員され、トランプ大統領による全国的な不法移民と犯罪の取り締まりで国土安全保障省を支援する予定であることを確認した。

FOX ニュースが入手した文書によると、アラバマ州、アーカンソー州、フロリダ州、ジョージア州、アイダホ州、インディアナ州、アイオワ州、ルイジアナ州、ネブラスカ州、ネバダ州、ニューメキシコ州、オハイオ州、サウスカロライナ州、サウスダコタ州、テネシー州、テキサス州、ユタ州、バージニア州、ワイオミング州で州兵の活動が計画されており、活動期間は 8月から 11月中旬までとなっている。

州兵の活動が最も活発になるのはテキサス州になると予想されている。

米国防当局者は、動員される州兵は連邦政府機関間の広範な取り組みを支える支柱として効果的に機能するとともに、目に見える抑止力としても機能すると述べた。

ICE (移民・関税執行局)を支援する州兵は、施設における不法移民の処理に関連するケース管理、輸送、後方支援、事務業務を行う。「入退出処理には、ICE 拘留中の人員の個人情報収集、指紋採取、DNA検査、写真撮影が含まれる可能性がある」と当局者は述べた。

トランプ大統領はここ数日、政権がワシントンでの作戦を他州に拡大する計画を示唆しており、木曜日にワシントンのパトロールセンターで連邦捜査官と州兵の一団に対し、「安全を確保してから他の場所へ進むつもりだ」と述べた。

トランプ大統領は金曜日、大統領執務室で「次はシカゴになると思う。そしてニューヨークも支援する」と語った。

米国防当局者はFOXに対し、「今後の作戦については推測はできないが、国防省は計画策定機関であり、連邦政府の資産と人員を守るために他の機関と協力し、計画を続けていることは言える」と語った。

これまでに動員されたのは認可された部隊の 2%未満だが、州知事の指揮下で調整される任務は今後数週間で拡大すると予想されており、バージニア州もその対象に含まれている。バージニア州兵が確認したところによると、同州では約 60名の兵士と空軍兵が 8月25日から訓練を開始し、9月初旬までに任務に就く予定となっている。

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