アメリカの政府閉鎖が続いた場合「11月から食糧支援プログラムのための資金が枯渇する」と政権が通達

アクシオス紙が入手した情報によると、トランプ政権は、米国の政府閉鎖が 10月以降も続くと、補足栄養支援プログラム（SNAP）の給付金を全額支払うには「資金が不足する」と各州に警告している。

これが重要である理由：軍人は初給料を受け取れなくなり、連邦政府機関は大量解雇を始めるなど、政府閉鎖が続けば悲惨な結果を招くという政権の最新の警告だ。

「2025年10月1日付の予算失効通知書に記載されている通り、SNAP には 10月までの給付金と運営のための資金がある」と SNAP の代理副管理者であるロナルド・ワード氏は、アクシオスが閲覧した州政府機関への書簡の中で述べた。

「しかし、現在の予算の不足が続けば、全国で約 4,200万人に 11月の SNAP 給付金を全額支払うための資金が不足することになるだろう」

現状：この書簡は、各州に対し、11月分の SNAP 受給者の電子給付金送金(EBT)カードへの給付金分配手続きを「追って通知があるまで」開始しないよう指示している。

「自動化システムに存在する運用上の問題と制約を考慮し、最大限の柔軟性を維持するために、11月の発行ファイルを保留し、州の EBT ベンダーへの送信を遅らせるよう各州に指示せざるを得ない」と書簡には記されている。