米国で100歳以上の高齢者が急増
2010年から 2020年の国勢調査の間に、 米国の 100歳以上の人の数は 50%増加して 8万人を超えた。以前は出生率と人口動態の発展に関しては他国を上回っていたこの国でも高齢化の現実が迫っている。
米国の100歳以上の人口の推移(1980年-2020年)
statista.com
Statista の報告によると、 最近発表された国勢調査局の100歳以上の高齢者に関する報告書では、米国人口のごく一部、つまり 10,000人のアメリカ人のうちたった 2人しかいないにもかかわらず、彼らは平均寿命の延長と出生率の低下が同時に起こる世界的変化を象徴していることが明らかになっている。
世界で最も長寿者の多い国である日本は、その(100歳以上の)数が 2倍以上であり、日本は、長年人口変化の現実に悩まされてきた。
2020年、米国の 100歳以上の高齢者の 60%以上が 100歳または 101歳であり、105歳以上はわずか10%だった。
平均寿命が長い女性はこのグループの中で圧倒的に多く、米国の 100歳以上の高齢者の 79%は女性だ。
高齢化と出生率の変化により、近年、米国では人口動態の変化が加速している。 2010年から 2020年の国勢調査では、 ベビーブーマー世代が退職に追い込まれたため、 65歳以上のアメリカ人の割合は 4ポイント増加し 、16.8%となった。1990年から 2000年の間、そして 2000年から 2010年の間も、この数値はほぼ横ばいだった。



コメント