米国のベネズエラ軍事行動と「勢力圏の分配」 ~新国家安全保障戦略が描く新秩序
竹下雅敏氏からの情報です。
1月3日に米国がベネズエラで軍事行動を起こし、マドゥロ大統領と大統領夫人を拉致した事件について、ニキータ氏は、“ロシアの国家安全保障分野の専門家アレクサンドル・ティーシェンコ氏が5日に…今回の米国の軍事作戦の理由は、実は麻薬とは一切関係なく、真の動機はマドゥロ氏の逮捕にあるのではない、と断言しています(5分33秒)。…ティーシェンコ氏は、その先にあるのはイランを巻き込んだ戦略で、イスラエルがイランへ攻撃を加えることでホルムズ海峡を封鎖させ、中東産の石油の流通量に歯止めをかけようとするのではないかとも見ています(6分38秒)。…米国の指導者には、より世界的な動機があり、それは「勢力圏の分配」に関しての新たな合意に関するものだ(7分25秒)…これはトランプ大統領が世界中に「国際判例」を示したのですとも付け加えています(8分4秒)。…このティーシェンコ氏の見立ての中で、特に「勢力圏の分割」という言葉がキーワードだと思っています。昨年の12月4日にトランプ大統領が発表した米国の新しいNSS「国家安全保障戦略」ですが…米国は今までの中東を中心とした政策を切り捨て、モンロー主義に回帰することを強調し、今後米国は北南米大陸、カリブ諸島といった西半球に重点を置くべきだと謳っていました(8分28秒)。…そしてNSSの中では、「我々は西半球以外の競合が我が国の西半球に軍隊を駐留させたり」「その他の脅威となる能力を行使したり」「戦略的重要性のある資産を保有または管理したりする能力を与えない」とも謳っています。これは、この地域から中国やロシアなど西半球以外の国々を追い出す、ということです(9分30秒)。…「勢力圏の分割」を米露が合意したとするなら、米露にとっての邪魔な存在は欧州勢。特に全体主義のEU委員会などの欧州戦争継続派となります。彼らはロシア恐怖症を煽り、戦争の拡大を示唆し、キエフ政権を動かすことで大国間の合意の妨害を行おうとしています。(11分)”と説明しています。
私は、アレクサンドル・ティーシェンコ氏が語る「勢力圏の分配に関しての新たな合意」とは、2025年8月15日に行われたアラスカでの米ロ首脳会談での合意を意味すると思っています。
私は、アレクサンドル・ティーシェンコ氏が語る「勢力圏の分配に関しての新たな合意」とは、2025年8月15日に行われたアラスカでの米ロ首脳会談での合意を意味すると思っています。
【時事ネタ】世界は今後前世紀の構図に回帰する〜米国のベネズエラ攻撃から読み解く〜1/7水曜版です
マイコメント
イランがイスラエルに攻撃される可能性は高いかもしれません。
それは中国がイランから石油を輸入しているからであり、現在の米中対立の
構図を考えればあり得る話です。
ベネズエラ大統領が米国の攻撃で拉致されたのも、その狙いはベネズエラの
石油が中国に輸出されることを阻止するためです。
そう考えると米国の狙いは中国の弱体化です。
これは昨年の高市氏の存立危機発言以降から起きているように思われます。
そして、高市氏はベネズエラ問題にほとんど発言していないことを考慮
すると裏で米国との話がついているということです。
そういうことから、今年は昨年以上に世界はきな臭くなりそうです。
もし、イランが攻撃されホルムズ海峡が封鎖されると日本も石油が手に入り
にくくなり、世界的に原油価格が暴騰し、国民の生活に多大な影響を与える
ことも考えられます。
今年の先行きは極めて不透明です。



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