発電所攻撃なら「ホルムズ海峡完全封鎖」、トランプ氏の“投稿”にイラン側が警告
ホルムズ海峡封鎖が長引けば世界的な影響が顕在化する
アメリカのトランプ大統領が、イランの発電所へ攻撃の可能性を示唆するなか、イランの軍事精鋭部隊「革命防衛隊」は声明を発表し、攻撃を受ければ、「ホルムズ海峡を完全に封鎖する」などと警告しました。
トランプ大統領は21日、イランが48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ「さまざまな発電所を攻撃し、壊滅させる。最大の発電所から始める」と自身のSNSに投稿しました。
これを受け、イランメディアは、発電所を標的とした攻撃が実行されれば、「ホルムズ海峡を完全に封鎖する」とする革命防衛隊の声明を報じました。さらに、イスラエルの発電所やエネルギーインフラなどが「広範囲に標的とされる」としたほか、アメリカ資本が入る同様の企業も「完全に破壊される」と警告しました。
これに先立ち、イランのガリバフ国会議長も自身のSNSで、イランの発電所やインフラが攻撃されれば、「地域全体の重要なインフラ、エネルギーや石油インフラが正当な標的とみなされる」と報復攻撃を行う構えを示していました。
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ホルムズ海峡の情勢は毎日変化していて、いつどうなるかは依然として不明です。
一説にはイランのホルムズ海峡に接する海域はアメリカの総攻撃によって船舶や
軍事施設は壊滅状態にあり、イランがホルムズ海峡を封鎖できる能力がないとまで
言われていて、それがホルムズ海峡封鎖を解く要因となっていましたが、イランは
それでも強硬な姿勢を崩さないところを見ると彼らはアメリカを含め世界中を攻撃
出来る軍事力をあれほどの攻撃を受けながら未だに温存していると思われます。
そのため、空軍力だけではイランを制することが不可能と考えての地上部隊派遣と
思われますが、イランは国土が広く、地形が似ているアフガニスタンでもアメリカ
は地上軍を投入しましたが、制圧しきれず撤退しています。
こうした状況から考えて戦争の終結の有無にかかわらずホルムズ海峡封鎖の期間は
長引きそうな感じです。
日本にホルムズ海峡を通過した最後の1隻となるタンカーが到着しましたが、これ
以降はゼロになります。
従って、石油は残り8か月は何とかしのげても、ナフサ、トルエン、肥料の原料と
なるアンモニアの不足が4月半ば以降顕在化してきます。
米も透明なポリエチレン袋はナフサが原料なので秋以降の新米はコメ袋の不足で
店頭に並べられないかもしれません。そのため、深刻なコメ不足に陥る可能性が
あります。ただし、米袋は紙製でも代用可能なので多少は緩和される可能性がある
と思われます。
ただ、輸送コストが上がっているので紙の値上がりは避けられないでしょう。
イランが日本政府との協議で日本船舶の通過を認める用意があるとのニュースが
ありましたが、このような状況であれば通過を認められたとしても実現が不可能と
思われます。
ホルムズ海峡問題が早期に解決することを望んでいますが、いずれにせよ4月以降
の混乱は避けられない状況のようです。



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