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日本経済にイラン攻撃“長期化”の影 原料ナフサの価格高騰「約30%の上げ幅は経験ない」値上げの波

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2026年4月に値上げされたもの数々 政治・経済

日本経済にイラン攻撃“長期化”の影 原料ナフサの価格高騰「約30%の上げ幅は経験ない」値上げの波

押し寄せる現場は悲鳴 新年度…生活への波及は?【サンデーモーニング】

戦争の長期化は日本経済に影を落とす新年度。私たちの生活に欠かせない石油製品を製造する現場で危機感が広まっています。

新年度が始まり入社式 現在の値上げに“イラン情勢”反映されず「7月以降に値上げラッシュ再燃」?

新入社員が自ら生ビールを注ぎ…「乾杯!」。

2026年も業種ごとに趣向を凝らした入社式。伊藤忠商事では、新入社員1人1人が将来、様々な現場で活躍する姿をイメージした動画を上映。

新入社員
「僕はアジアに飛んで仕事していたところがあったが、本当に(将来の)自分の想像が湧いて、すごく面白かった」

一方、原油の輸入も手がける商社として、会長からは中東情勢に厳しい見通しも…

伊藤忠商事 岡藤正広会長
「まさか強引に船を通らせる訳にもいかないし、一朝一夕に解決しないよね」

航空会社の入社式でもリスクに言及。

ANAホールディングス 芝田浩二社長
「イランへの米国の攻撃が発生するなど、地政学リスクをめぐる情勢は、予断を許しません」

新年度が始まるなか、イラン攻撃が影を落とす日本経済。そもそも日本はいま、物価高のさなかにあります。4月から値上がりした食品は2700品目を超え、値上げ率は平均で14%。

しかも、今回の値上げの要因には、まだイラン情勢が反映されていないのです。帝国データバンクは、「ホルムズ海峡の封鎖など今の状況が続けば、“7月以降に値上げラッシュが再燃”する」可能性を指摘しています。

石油から精製されるナフサ メーカーは「安定供給を最優先」

1日、東京湾に到着したのはナフサを積んだタンカー。石油から精製されるナフサは、様々なプラスチック製品のもとになるため、供給が滞れば、あらゆるモノの価格上昇につながります。

高市総理
「ナフサをはじめとする石油関連製品など、医療・農業・容器包装などに関係するものも含め、安定供給確保に万全を期してください」

政府もナフサや関連製品の安定供給にむけた対策チームを立ち上げました。しかし、現場ではすでに値上げの波が押し寄せています。ナフサ由来の原料、ポリエチレンを使って食品用の保存袋などを製造する会社を訪ねると…

日本サニパック 社員
「2年前は(中東から)紅海経由でインドネシアに輸出していたが、なかなか難しいということで」

原料の確保に苦慮しているのです。

日本サニパック 社員
「スエズ運河を通って、喜望峰を回って、インドネシアの方に」

日本サニパック 井上充治社長
「だいぶ遠回りしてるので、航海日数がかなり…どんな感じですか?」

日本サニパック 社員
「通常のところは20日ぐらいだったのが、倍の45日とか」

日本サニパック 井上社長
「コストも当然高くなりますよね」

ポリエチレンの価格はすでに倍に跳ね上がるなか、さらなる上昇も考えられることから、過去最大となる製品の値上げを決めました。

日本サニパック 井上社長
「30%以上の非常に大きな金額になりますが、値上げをお願いできたらと。(取引先からは)『安定供給を頼むよ』という声をたくさん頂いてますので、安定供給を維持することを最優先に、現在やっております」

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