ぴょんぴょんの「加熱油で認知症」

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食用油 健康問題

ぴょんぴょんの「加熱油で認知症」

「植物性油脂」のほとんどが、遺伝子組み換え種子を高温加熱して、化学薬品で処理して、添加物でごまかした、栄養ゼロで健康に有害な油

 一見、おいしい物が溢れている今の世の中で、体に悪い物の誘惑に勝つには、それなりの知識と意志の強さを要します。
 ですが、正しい食の知識を持っていたら、難病で病院と縁が切れなくなる前に、認知症で人生を棒に振ってしまう前に、防げるかもしれない。
 特に現代社会の食のベースにある「油」については、多くの方が警告していますが、それに従って、危険を避けようと努める人はどのくらいいるでしょうか?
 ただ、良いものはそれなりの値段で、足踏みする人が多いと思います。そういう時は、神経質で繊細で、お札を数えるのが楽しみだった、ドケチで9種の父の言葉を思い出します。「洋服や車と比べたら、食品の値段などたかが知れとる。健康にかかわるもの、食うものにはケチるな!」
(ぴょんぴょん)

現在のサラダ油は脳を壊す!


グレープシード油は体に良くない


くろちゃんは、ゴールデンウィークに何してた?

しばらくほったらかしだった、備蓄の整理をした。そしたら、以前に大人買いした、グレープシード油の箱を見つけちまって。

 

Author:Susan Slater[CC BY-SA]

グレープシード油?

そうだ。賞味期限ギリギリだし、おめえ、もらってくれねえか?

う〜ん、ぼくはいらないかなあ。

グレープシード油と言えばぶどうの種から採った油。植物油だし、体に良いぞ。

知らないの? グレープシード油って体に良くないんだよ。

は?

グレープシード油は、「憎むべき8つの種子油」の1つに入ってるし。

なんだと? 憎むべき?

〔憎むべき8つの種子油〕
①遺伝子組み換えされた菜種(キャノーラ)油
②トウモロコシ(コーン)油
③綿実(コットンシード)油
④大豆(ソイ)油
⑤ヒマワリ(サンフラワー)油
⑥紅花(サフラワー)油
⑦グレープシード油
⑧米ぬか油

おお! ほんとに入っとる。

これら8つの油は、もともと機械油を作る製法で作られているから、人間が口にするような代物じゃない。しかも、効率よく油を採るために、キャノーラ以外もほとんどが遺伝子組み換えされている。

ひでえな。

(続きはこちらから)

市販で流通している植物油の生産方法


昔のオリーブ油とかごま油、どうやって作ってたか知ってる?

でっかい圧搾機でゆっくり絞る。

だよね。でも、そんなやり方じゃ、ほんのちょっぴりしかできない。フライドポテトを揚げるフライヤーを油で満たすのに、何日かかると思う?


ムリ。それに高級品だから、とても庶民の口には入らない。

じゃあ、なんで今は、かんたんに食用油が手に入るの?

効率良く大量生産できる方法でも、見つけたんじゃね?

じゃあ、実際に市販で流通している植物油が、どのように生産されているか見てみよう。

種子を高温加熱: 種子に含まれる不飽和脂肪酸が酸化する
ヘキサン(ベンジンの主成分)処理:油を最大量採るため
化学薬品と高温で脱臭:トランス脂肪酸が発生
油の色を改善:たくさんの化学物質が添加される

うおー! 栄養満点の種子たちが、踏んだり蹴ったりの拷問に合わされている。 


オメガ-3とオメガ-6のバランスが大事


元は機械の油、栄養なんかどうでもいいからね。しかも、こういう製法で作られた油には、オメガ-6脂肪酸がたくさん含まれている。The Wellness Watchdog

オメガ脂肪酸? 体に良いんじゃ?

肝心なのはバランスだよ。オメガ-6は炎症促進、オメガ-3は炎症抑制。オメガ-6とオメガ-3で、炎症をコントロールしているんだよ。

オメガ-3とオメガ-6のバランスが大事なのか。

現代人はオメガ-3が不足しがちだから、オメガ-6を摂りすぎると炎症が起きやすくなる。

じゃあ実際に、オメガ-6とかオメガ-3って何に含まれているんだ?

そこら辺は、うつみんの動画でわかりやすく説明しているよ。 まず、脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれる。


飽和脂肪酸は固まりやすい油。たとえば「ラード、ヘット(牛脂)、バター、ココナッツ油」。一方、不飽和脂肪酸は液体の油で、一価と多価の2種類ある。一価・不飽和脂肪酸はオメガ-9で、「オリーブ、米、アボガド、なたね」に多く含まれる。多価・不飽和脂肪酸には、オメガ-6とオメガ-3があって、オメガ-6は「ごま、コーン、大豆、グレープシード、紅花、ひまわり」、オメガ-3は「亜麻仁、えごま、ナッツ、魚貝」に多く含まれている。

飽和脂肪酸(固体): ラード、ヘット(牛脂)、バター、ココナッツ油
不飽和脂肪酸(液体)
・ 一価=オメガ-9:オリーブ、米、アボガド、なたね
・ 多価=オメガ-6:ごま、コーン、大豆、グレープシード、紅花、ひまわり
    =オメガ-3:亜麻仁、えごま、ナッツ、魚貝

たしかに、オメガ-6を見ると、ごま以外のすべてが「憎むべき8つの種子油」に所属しているな。

でもね、オメガ-6が悪いわけじゃない。最近までの人類は、オメガ-6とオメガ-3を同じくらい摂っていたんだよ。だけど、この100年、人類はオメガ-3の15倍のオメガ-6を摂るようになって、バランスが崩れてしまった。何が原因だと思う?(PBS NEWS

「憎むべき8つの種子油」。

そうゆうこと。結果、膝の関節炎などの炎症疾患だけじゃなく、気分障害、月経痛、早産も増えている。オメガ-6は大腸がんとも関係あるそうだよ。PBS NEWS

ウワッ!

ただし、オメガ-6:オメガ-3の比率は「憎むべき8つの種子油」の中でも差がある。

オメガ-6:オメガ-3で、オメガ-6が高い順位
1位 サフラワー〔紅花〕油 125:1
2位 ヒマワリ油 91:1
3位 コーン油 50:1
4位 大豆油 8:1
5位 キャノーラ油 2:1


紅花油はトップかよ! キャノーラ油は優等生じゃん。


消費者にとってはサイアクな工業食用油


と、思うでしょ? でもね、きっと、こういう数値になるように遺伝子組み換えしてるよね。

そこまでやるんかい?

大豆もキャノーラも元は工業油。高収量と工業的耐久性のために遺伝子組み換えされた種子だから、グリホサートみたいな除草剤も使い放題。

キャノーラ油って、健康に良いどころか、遺伝子組み換えで、農薬まみれじゃんか!

さらに言うと、加熱しないで絞られた伝統的なオリーブ油やごま油には、劣化を防ぐ抗酸化物質が含まれている。だけど、工業的な製法では、抗酸化物質も消えてしまう。

サイアク!

だけど、いいこともあるよ。大量生産で安く売れるし、いろいろ処理してるから、品質が安定していて、賞味期限が長い。

喜ぶのは、企業やスーパーだけじゃんか。

そう、消費者にとってはサイアク。しかも、脳細胞にもヤバいと来てる。

なんだと?

今、話したみたいに、工業的に精製された種子油を、日本では「サラダ油」という健康的な名前で呼んでいる。だけど、脳科学専門の医学博士、山嶋哲盛氏は、自著の「サラダ油が脳を殺す」に、こう書いている。「直ちにサラダ油はやめなさい」と。

マジか!?

マジだよ。サラダ油を高温加熱すると、成分のリノール酸から「ヒドロキシノネナール」という神経毒が発生する。それが蓄積すると、脳細胞が死んで認知症を発症するんだって。exciteニュース


もしや? アルツハイマーの原因は、この「ヒドロなんとか」のせいか?

山嶋先生によると、アルツハイマー病の原因は「アミロイドβ」じゃなくて、「ヒドロキシノネナール」。東洋経済オンライン)「ヒドロちゃんは端的にいえば『毒』です。サラダ油の主成分であるリノール酸がセ氏200度前後に加熱されると、ヒドロちゃんは急激に増えます。東洋経済オンライン)」

わー! ヒドロちゃ〜ん! てことは、サラダ油は加熱しないで、生で食えばセーフなんだな。

いやいや、生でもダメだよ。製造過程ですでに200~250度に加熱処理されるから。出荷時点で、ヒドロちゃんはいる。

じゃあ、どうすりゃいいんだよ〜!

避けるしかないね。

そんなこと言ったって、揚げ物だけを避ければ良いってワケじゃないぞ。スナック菓子にも、チョコレートにも、アイスクリームにも、マヨネーズにも、カレールーにも、何から何まで「植物性油脂」が使われている。これ、みんな「憎むべき油」なんだろ?


そうだね、スーパーで買えるものがないというのは事実だよ。でもね、病気になりたくなければ、絶対に口にしたくなくなるよ。最近の若い女性に、卵巣嚢腫が多いみたいだけど、こういう製法で作られた種子油は、卵巣の病気を起こしやすいそうだ。2023年の研究で、ラットにヒマワリ油 、トウモロコシ油 、キャノーラ油を与えた結果、すべてのラットに卵巣の萎縮、うっ血、卵巣嚢腫などが見られたって。(In Deep

卵巣嚢腫もか?!

さらに、この頃の油ってペットボトルに入ってるよね。あれは、運びやすくて便利だけど、油は、飲料よりも多くのプラスチック(フタル酸エステル)が溶け出すんだ。フタル酸エステルは「内分泌撹乱物質」で、妊娠率を著しく下げるよ。In Deep

はあ〜、認知症だけじゃない。にわかに増えている卵巣嚢腫や不妊症。その原因が、油にもあったとは。しかし、何も知らずに、市販のドーナツ、唐揚げ、アイスクリームを食ってるおれたちは、まんまと人口削減のワナにはめられていると言うのか?


そういうことだね、今、世界中で、ふつうに食べられている植物油は、工業的に絞られた不自然な種子油。材料は遺伝子組み換えで農薬漬け。ベンジンみたいな化学薬品に汚染され、抗酸化物質はゼロ。栄養もゼロ。何度も高温加熱されて酸化されまくり、その結果、脳にも卵巣にも悪い影響がある代物だからね。

しかも、ペットボトルに入れられて、環境ホルモンまで溶け出している。

人口削減計画のヤツら、頭いいよね。

今ごろ気づいたおれたち、頭悪すぎ。 

〈参考〉

「サラダ油が脳を殺す」の著者、山嶋哲盛先生のオススメ油
 ①ごま油……太白か低温焙煎
 ②高級米油……揚げ物か炒め物に使用
 ③オリーブオイル……炒め物か加熱しないでそのまま使用(注:シャンティフーラで販売されているような、良質のエクストラヴァージン・オイルのことだと思います)
 ④えごま油
 ⑤亜麻仁油……酸化しやすいのでドレッシングなど生食で使用

作家で看護師のシェラミー・ツァイさんのオススメ油
高温で使う場合
 ①アボカドオイル:一価不飽和脂肪が多い
 ②バターとギー
 ③ココナッツオイル:飽和脂肪が多く、酸化しにくい
 ④ごま油:揚げ物に
加熱しないで、ドレッシングに使う
 ①エキストラバージン・オリーブオイル
 ②亜麻仁油:オメガ3が豊富
 ③クルミオイル
 ④ごま油
In Deep

Mark Hyman MD のオススメ油
高温調理:揚げ物やローストなど
 ①アボカドオイル
 ②ギー
 ③ココナッツオイル
中火調理(ソテーなど)
 ①アボカドオイル
 ②エキストラバージン・オリーブオイル
生での使用:ドレッシングやかけ油など
 低温圧搾の、
 ①エクストラバージン・オリーブオイル
 ②ウォルナッツオイル
 ③フラックスシードオイル

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