世論調査で、アメリカ人の約40%が、マスク氏の新党「アメリカ党」を支持すると回答
世論調査によると、アメリカ人の約40%が、マスク氏が第三政党を設立した場合、それを支持すると回答している
新たな世論調査によると、約40パーセントのアメリカ人が、イーロン・マスク氏が共和党と民主党に対抗する第三の政党を設立した場合、同氏を支持すると答えている。
クアンタス・インサイツ社が実施した調査によると、有権者の 14%がマスク氏が立ち上げた政治団体を支持または投票する可能性が「非常に高い」と回答し、26%が「ある程度高い」と回答した。
さらに 38%はマスク氏を支持する可能性は低いと答え、22%は「わからない」と回答した。
これは、世界一の富豪であるマスク氏が、ドナルド・トランプ氏の「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル」を「非常識」と批判し、 「アメリカ党」を立ち上げると主張したことを受けてのものだ。この法案をめぐる両者の意見の相違は、先月、インターネット上で激しい論争を引き起こした。
このクアンタス・インサイツ社の世論調査は 6月30日から 7月2日にかけて、登録有権者 1,000人を対象に実施され、誤差は 3%だった。
クアンタス・インサイツ社は、回答者の 40%がマスク氏が想定する第三政党を支持しているものの、結果は意外ではないと強調した。2023年のギャラップ社の世論調査では、アメリカ人の 63%が別の第三政党を支持していることが明らかになった。
調査では政党や人口統計による明確な分断も明らかとなり、共和党の男性支持者がマスク氏が立ち上げた政党に最も関心を示しているようだ。
共和党支持者の男性のうち約23%がアメリカ党を支持する可能性が「非常に高い」、34%が「やや高い」と答えており、半数以上(57%)がマスク氏を政治ブランドとして受け入れる姿勢を示した。
無所属男性のほぼ半数(47%)がアメリカ党を支持する可能性が高いと答えた。
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