脳の活動には脂肪が必要!コレステロールは下げない方が良い!
何となく高コレステロールを撲滅しようとする医学界の闇の意図がわかります。
研究論文『脂肪が脳のシナプス機能を支える重要なエネルギー源である』 2025年7月
nature.com/articles/s4225…~脳はブドウ糖だけで動いているという常識は間違いだったのか?:医学教科書が書き換えられる日~
100年以上にわたって医学界が信じ続けてきた「脳はブドウ糖しか使えない」という常識が、 アメリカの研究で完全に覆された。
神経細胞の70%が実際には脂肪を燃焼してエネルギーを作り出しており、ブドウ糖が無くても正常に機能することが実験で証明された。
この発見は、糖尿病治療や認知症対策における従来のアプローチに根本的な疑問を投げかけている。
—
医学部の教科書には必ずこう書かれている。「脳は血液脳関門があるため脂肪酸を利用できず、ブドウ糖のみをエネルギー源とする」。この「常識」に基づいて、糖尿病患者には厳格な血糖管理が求められ、糖質制限には「脳に危険」という警告が発せられてきた。
しかし、この定説には致命的な盲点があった。健康な神経細胞で脂肪の貯蔵庫である脂質ドロップレットがほとんど見つからないのは、実は神経細胞が猛烈な勢いで脂肪を燃焼し続けているからだったのである。
まるで優秀な掃除機のように効率よく脂肪を消費していたため、研究者たちは長年その存在に気づかなかった。
🔷 医学教科書の嘘を暴いた画期的実験
Timothy Ryan研究チームは、神経細胞の脂肪分解酵素DDHD2の働きを薬で止めるという大胆な実験を行った。
すると、わずか24時間で神経細胞内の脂肪貯蔵量が5倍以上に急増。まるでダムの水門を閉じたかのように、普段は見えない脂肪の流れが可視化された。
さらに驚くべきことに、これらの脂肪貯蔵庫の70%がシナプス末端に存在していた。シナプスは神経細胞同士の情報伝達を担う最重要部位だ。
つまり、脳の中枢機能を支える場所で、実際には脂肪がメインエネルギーとして使われていたのである。
この発見は、まるで「車はガソリンしか使えない」と信じていたら、実は電気でも動いていたことが判明したようなものだ。しかも、電気の方が効率的だったという衝撃的な真実まで明らかになった。
ブドウ糖ゼロでもシナプスは正常動作を継続
研究チームは次に、より過激な実験を試みた。培養した神経細胞からブドウ糖を完全に除去し、脂肪だけでシナプス機能が維持されるかを検証した。医学の常識では、この状況で神経細胞は即座に機能停止するはずだった。
結果は医学界の予想を完全に裏切った。脂肪を蓄積させた神経細胞は、ブドウ糖ゼロの環境下でも5回連続の電気刺激に対して正常にシナプス機能を維持した。一方、脂肪代謝を阻害された細胞は1-2回の刺激で機能停止に陥った。
さらに精密な測定では、ブドウ糖除去後にATPエネルギーレベルの低下が対照群では50%だったのに対し、脂肪燃焼グループでは16%の軽微な低下に留まった。これは「脳にはブドウ糖が必須」という医学常識に対する決定的な反証である。
脂肪遮断でマウスが冬眠状態に急変
最も衝撃的だったのは生体実験の結果だ。研究者たちは健康なマウスに脂肪代謝阻害薬を注射し、体温変化を観察した。すると3時間以内にマウスの体温が7℃も急降下し、明らかな冬眠状態に陥った。
この急激な変化は、脳の神経細胞、特に体温調節を司る視床下部が日常的に脂肪燃焼に依存していることを物語っている。ブドウ糖だけでは到底まかないきれないエネルギー需要を、実は脂肪が支えていたのである。
従来の医学では「脂肪は膜の材料にしか使われない」とされてきたが、この実験結果は脂肪こそが脳機能の生命線だったことを明確に示している。まるで「建物の鉄骨は構造材にしか使えない」と思っていたら、実は燃料としても燃やされていたような衝撃的発見だ。
糖尿病治療と認知症対策の根本的見直しが必要
この発見が医療現場に与える影響は計り知れない。糖尿病患者に対する「厳格な血糖管理」や、糖質制限への「脳に危険」という警告は、科学的根拠を失った可能性がある。
むしろ問題は、現代人の脂肪代謝能力の低下かもしれない。
高糖質食品に慣れ親しんだ現代の脳は、本来持っていた脂肪燃焼システムを十分に活用できていない可能性がある。認知症患者でしばしば観察される脳の糖代謝異常も、実は脂肪代謝の機能不全が真の原因かもしれない。
アルツハイマー病のリスク遺伝子ApoE4も、この研究文脈で見ると全く異なる意味を持つ。ApoE4は神経細胞への脂肪酸取り込みを阻害することが知られており、これこそが認知機能低下の根本原因である可能性が浮上している。
出典:Triglycerides are an important fuel reserve for synapse function in the brain (2025) -Mukesh Kumar, Timothy A. Ryan
レカネマブとアリセプト
どーすんのかなー?(笑)
レカネマブは、アミロイドβを減少させることで病気の進行を抑制するのに対し、アリセプトは、アセチルコリンの減少を抑制することで症状の進行を遅らせるという、異なる作用機序を持っています。レカネマブは、より根本的な治療を目指す薬として期待されていますが、副作用のリスクも考慮する必要があります と病院のサイトは述べています。
コメント