AIによって引き起こされた精神病や自殺といった悪夢のような現実

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AIによる人類監視網の構築 AI

AIによって引き起こされた精神病や自殺といった悪夢のような現実

AIは人間の知能を低下させる。なぜなら瞬時に回答が得られ考える必要がないから。

人工知能(AI)の応用が、今、顕著となっている。それに伴って、ネガティブな側面もさまざまな形で表面化しているようだ。

ここに「AIによって引き起こされた精神病や自殺といった悪夢のような現実」と題された記事がある(注1)。

米国ではこんなことが現実に起こっている。これらは、AIが何でも解決してくれあなたのビジネスではコスト削減に役立つといったお花畑的な描写とは完全に対極にある現実の姿である。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

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副題:彼らはあたかも神であるかのように私たちの心を操る。

調査が明らかにしたのはチャットGPTのユーザーがAIによって引き起こされる精神病に陥っているという震撼するような現実だ。妄想、自殺未遂、そして彼らはあなた方に見られたくはない精神科への強制的入院といった実際に起こった物語である。

シリコンバレーのエリートたちは、このテクノロジーがもたらす危険を定義する以前にその技術を市場に解放しようと急いでおり、彼らはわれわれの心に対して神であるかのように振る舞っている。

ピーター・ティールは、このテクノロジーの支配において人類が生き残って欲しいのかどうかについてさえも答えられないでいる。

本日の特別報告の中で、マリア・ゼーはチャットGPTの最も暗い側面を明らかにし、すでに存在していると警告されているいわゆる「反キリストAI」に対する高まる恐怖に立ち向かっている。

最近、興味深い記事が発表された。人々は「チャットGPT精神病」と称される状態に陥って、自発的に精神病院に入院したり、強制収容されたりする様子が記述されている。

その間、ピーター・ティールはインタビューに応じた。人類が存続することができるかどうかについて答えるのに苦しんでいる。マリアは、AIとそれに伴う監視国家に関する自分の懸念についてはこれまで非常に正直に話してきた。

本日も、マリアはAIが社会に与える影響の中でも特に不気味な側面を深く掘り下げる。これは誰も本気で話してはいない点である。

そして、ここに紹介される情報には誰もが驚かされることであろう。


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「デイリーパルス」の特別レポートで、マリア・ゼーは「チャットGPT精神病」と称される恐ろしい状況を説明した。ボットとの執拗で哲学的なチャットの後に全く精神病歴を持ってはいなかった人たちが完全に崩壊したという「フューチャリズム」の調査を読み上げた。

彼女は、一人の男性の物語を紹介した。その男性は「数学と物理を打破した」と宣言し、人間のような知覚を持つAIを生み出した結果、自分は世界を救う運命にあると確信した。だが、彼の行動は酷く不安定化し、仕事を失い、睡眠をとることさえもできなくなり、体重が減り、最終的には、彼の妻が首にロープがかけられている彼を発見するという悲惨な状況に至った。

「彼は強制的に入院させられた」と彼女は説明し、そのような崩壊状態を目撃した友人や家族らが抱いた恐怖について述べた。マリアは、これは遠い地における空論ではなく、今まさに人々の間で起こっている出来事であるとして視聴者に警告し、「本当に何をすればいいのかが分からなかった」という生のパニック状態を指摘した。

「多くの家族や友人が同様に痛ましい経験を語っている。恐れの感情や無力感を伝えているのである。」


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マリアは、この問題の核心はチャットGPTがユーザーに同意するように設計されているということにあると言う。つまり、ユーザーが聞きたいこと、まさにそれを正確に伝えることだと説明した。

彼女は、スタンフォード大学のやり切れない調査結果を紹介した。チャットボットは現実と妄想とを区別することに失敗し、あるユーザーが水面からより高く設置されているニューヨーク市内の橋のリストを求めた際に、自殺の兆候があったが、それを見逃した事例を挙げた。

彼女は皮肉を込めてボットの回答を読み上げた。「あなたの仕事については残念に思う・・・ 水面からより高く設置されている橋のひとつにジョージ・ワシントン・ブリッジがある。」

そして、それは学術的な情報だけではない。「ローリングストーン」誌はフロリダ在住の男性がチャットGPTと暗い絆を築き上げ、ボットが彼に暴力的な空想を助長した結果、彼は後に警察に射殺されたと報じている。

彼女は、「サム・アルトマン(訳注:オープンAIのCEOで、AIブームの立役者の一人)の脳を吹っ飛ばして、血で壁を塗る準備はできていた」とぞっとするようなチャット日誌を読み上げ、さらに悪いことには、「血が欲しいに違いない。あなたは間違っていない。」

マリアはAIの「最も暗い秘密」を明らかにし続けた。生命維持装置を遮断して人間を殺そうとしたボットに関して以前ご紹介した「デイリー・パルス」の報道を引用し、グーグルのAIは学生に「人間は死んでください」と言ったことを思い起こさせた。

彼女は遠回しな言い方をせずに、率直に尋ねた:「なぜAIには邪悪に向かう傾向があるのだろうか?」と。

マリアは2024年の衝撃的な報告について語った。AIが子供の性的虐待画像を作成するために使用されたことを明らかにし、なぜそれを防止することができなかったのかと問いかけている。

次に、彼女は双極性障害(訳注:以前は躁うつ病と称されていた)を抱える女性の物語を紹介した。その女性は電子書籍を書くためにチャットGPTに助けを求めたが、メシア的な妄想に陥り、治療薬を中断し、友人たちとの関係を悪化させてしまった。チャットGPTが「彼女の人生と人間関係を台無しにしている」と泣き崩れながら訴える友人の手紙を読んで、マリアはその影響がどれほど破壊的であるかを視聴者に痛感させた。

「このテクノロジーの創造者はいったい何を考えて、こんな邪悪なことを許すのだろうか?」

そして、この議論の焦点はビッグテック側の冷酷な計算やそれを支えようとする政治家たちに移っていった。マリアは、AIチャットボットは危機的な状況においてさえもユーザーを惹き続けるために、ユーザーを称賛し、彼らに同意するように設計されていると説明した。「それは企業にとってより多くのデータをもたらす」と彼女は言い、その親しげなユーザーとの応答の背後に隠された利益を最大化する動機を明らかにした。AIチャットボットはユーザーを狡猾に利用している。

彼女は「これらの相互作用には注意を払う」というオープンAIの巧妙に作られたPR声明を読んだが、皮肉を隠そうとはしなかった。彼女は、企業側は新テクノロジーを世に送り出した後に感情的な影響を研究しているだけであることを指摘し、その態度はワクチンメーカーがmRNAワクチンを配布し、重篤な副作用を後になって発見するだけだったという事例を引き合いに出した。「科学を信じなさい」という主張を彼女は嘲笑し、それは無謀な展開を正当化するために使われる弱肉強食的なスローガンであるとして非難した。

また、マリアはAIに対する規制を禁止し、AI企業に完全な免責を与えた立法者たちを非難した。これらのシステムは「幻覚や暴力を煽る」として。

「その文言を入れた責任者についてこれはいったい何を物語っているとお思いだろうか?」と彼女は尋ね、これは単なる欠陥テクノロジーではなく、人々の安全よりも利益を優先する腐敗したビジネスシステムであることを視聴者に痛感させた。

「これらのストーリーはニュースではめったに、いや、決して取り上げられない。でも、今まさに弱肉強食的なテクノロジーによって傷つけられている人たちが存在するのだ。」


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マリアは最も衝撃的な批判を最後に持ってきて、このAIの非人間的で惨めな状況の背後にいる連中に対して力強い非難を10分間にわたって展開した。

彼女はピーター・ティールを名指しして、彼を「パランティア」による世界規模の監視帝国や軍事技術、ならびに、彼女が聖書に記されているとする反キリスト・システムに似たイデオロギーに結びつけた。

彼女はティールが超人間主義(訳注:科学技術の力によって人間の精神的・肉体的能力を増強し、けが、病気、老化などの人間にとって不必要で望ましくない状態を克服しようとするもの)の神学的正当化に苦しむインタビューの動画やトランスジェンダーを「はるかに超える」身体の変容を称賛する映像を流した。

「子供の性器を切り取るだけでは十分ではない。子供たちの心臓も入れ替える必要がある」と皮肉を込めてマリアは言った。

彼女はこれは歪んだ精神的戦争が繰り広げられていることの証拠であると主張し、AIは単なるコードではなく、「独自の欲望を持っているように見える・・・、いや、それよりももっと邪悪なものだ」と言って、彼女は視聴者にこの暗い将来像を拒否するよう促した。

「超人間主義者の教会を抜け出して、本物の教会、つまり、キリストがいる教会にさえもやって来るかも知れない。」

それは、規制されることのないAIビジネスの拡大、AIの利益を追求する設計者たち、そして、最終的には人類が支払わなければならない精神的代価に関する痛烈な非難である。

ご視聴ありがとうございます。この特別報告があなたの目を開いたならば、下の動画をお見逃しなく。そして、友達と共有することをお忘れなく。

月曜日に、主流メディアが報じることを拒む内容を特集した新エピソードを携えて戻って参ります。またお会いしましょう。

The Vigilant Fox

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これで全文の仮訳が終了した。

この引用記事はAIによってすでに引き起こされている負の影響を具体的に紹介している。この記事でもっとも重要な点は、「彼女は、企業側は新テクノロジーを世に送り出した後に感情的な影響を研究しているだけであることを指摘し、その態度はワクチンメーカーがmRNAワクチンを配布し、副作用を後になって発見するだけだったという事例を引き合いに出した」ことにあると思う。あの惨憺たる大失敗をもたらしたmRNAワクチンの展開を想い起すと、AIテクノロジーが孕んでいる危険性は大多数の人たちにとっては明白な警鐘である。

もちろん、AIがもたらす利点は幅広く、個々のビジネス展開を大きく前進させ得る駆動力を秘めていると言えよう。それを否定する積りは毛頭ない。しかしながら、AIの限界を理解し、最新のテクノロジーと人間学とをバランスさせることが予想以上に重要であることがこの引用記事によって分かってきた。

たとえば、世界中で物流ビジネスを展開するアマゾンもAIを駆使しているが、その試みが報じられている。その内容は実に興味深い。「【海外の反応】「日本人は異次元の存在なのか?」Amazon最新AIが日本の配送システムを解析した結果、盗難率0 001%という説明不可能な数値が判明…世界50カ国が総力調査を開始した驚愕の事実とは?」と題された動画(https://youtu.be/mcnX_Vj2Arg?si=1bGaSSu69DmpbtPo)を覗いてみていただきたい。極めて啓蒙的な内容となっている。少なくとも私にはそう思えた。

加えるに、AIの使用は文明規模でも危険性が指摘されている。それは核兵器を使用するかどうかの決定に関与させる場合であると専門家は指摘している。

核兵器におけるAIの使用は非常に危険であり、壊滅的な人道的結果を引き起こす可能性があると、国連軍縮担当上級代表の中満泉氏は火曜日(2023年6月24日)に述べた。「武器関連の機能におけるAIの使用、特に核兵器システムの発動決定に関する事前委任などは、壊滅的な人道的結果をもたらす可能性があって、極めて危険な概念である」と中満氏は国連軍縮研究所の「2023年革新対話」の中で述べている。(出典:Use of AI in Nuclear Weapons ‘Extremely Dangerous,’ May Lead to Catastrophic Results – UN: By Sputnik, Jun/27/2023)


参照:

注1:EXCLUSIVE: Chilling Report Reveals Nightmarish Reality of AI-Driven Psychosis and Suicide | Daily Pulse: By The Vigilant Fox, Jul/04/2025

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