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英国で「AI交通警官」の試験運用が始まる

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英国で「AI交通警官」の試験運用が始まる

運転中にスマホを使用していた数千人のドライバーが検知される

空の目にご用心!AI交通警官が運転中にメールを送信しているドライバー数千人を摘発

dailymail.co.uk 2025/10/20

Beware the eye in the sky! AI traffic cop catches thousands of drivers texting behind the wheel



画像では、運転手が両手でスマートフォンを持ち、助手席の乗客がハンドルを握っている様子が見られる。

ちょっとしたメッセージを送ったり、メールに目を通したりするなど、運転中にスマートフォンを見てしまう誘惑に駆られる人たちがついに捕まってしまった。

英国で実施されている「 AI 交通警官」の試験運用では、運転中に携帯電話を使用しているドライバー数千人を検出することに成功した。

そこには、片手で携帯電話をいじりながら、もう片方の手で 20トンのトラックを高速道路で運転している男性が映っている映像もある。さらに 5台の携帯電話が接続され、ダッシュボードに沿って広げられており、画面は上向きになっているのが見える。

この試験的に導入された AI 取り締まりで、マンチェスターだけでも、わずか 5週間で 3,000件以上の違反(シートベルト未着用も含む)が検知された。一方、エセックス州の道路警察責任者であるアダム・パイプ氏は、この技術を「驚異的」と評した。

デボン州とコーンウォール州からの新たなデータも、このシステムが道路利用者の行動に大きな影響を与えていることを示している。

運転中にメッセージを送信しているところを捕まる人の 1日あたりの平均数は 2023年以降 80%減少し、シートベルト違反の 1日あたりの平均数も 83%減少した。

デヴォン・コーンウォール警察の道路安全責任者エイドリアン・ライスク氏は次のように述べた。「私たちは2023年、2024年、そして2025年にかけて、ランドレイクのA38号線の同じ場所にカメラを設置しました」

「前年比のデータでは、シートベルト違反と携帯電話違反の両方が長期にわたって大幅に減少していることが示されており、これは本当に心強いことです」

同氏は、大多数の運転者が規則を遵守しており、カメラで監視されている車両のうち、違反行為が検知されるのは 1%未満であると説明した。

「全国の死亡事故の約3分の1はシートベルトを着用していなかった人が関与しており、シートベルトを着用していないと重大な衝突の際に死亡する可能性が2倍になります」

この技術は、多数のカメラ、赤外線フラッシュ、レンズおよびフィルタリングシステムを通じて、通過する車両の鮮明な画像を自動的に記録することによって機能する。

AI ソフトウェアが画像とデータをレビューし、運転中の携帯電話の使用などの潜在的な違反を検出する。

違反の可能性がある箇所を切り取った画像は人間による確認に送られ、法的違反があったと認められた場合は警察に渡され、警察は罰金通知の形で措置を取るか、運転手に道路交通訓練コースの受講を要求するかを決定する。

スマートフォンの使用に対する罰金は最高 200ポンド (約4万円)+6点のペナルティポイントとなり、シートベルトを着用しなかった場合の罰金は最高 500ポンド (約10万円)となる。

この成果は、より厳格な検出とより厳しい罰則を求める声を先導してきたデイリー・メール紙の「モバイル・マッドネスを終わらせよう」キャンペーンにとって新たな勝利を意味する。

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