多数の未確認潜水物体(USO)がアメリカの海岸沖に潜んでいる模様
目撃情報は数千件に上り国防総省も確認しているが、正体は不明
アメリカで多発している未確認潜水物体の目撃情報
UFO に対して、USO という言葉があり、これは、「未確認潜水物体 (Unidentified Submersible Objects)」のことを指しますが、それが「数千」目撃されているというニューヨークポスト紙の報道をご紹介させていただきます。
以下は、フロリダ州沖で撮影された USO とされる物体の映像です。アメリカには「エニグマ」という名称の国防総省と提携している UFO 追跡アプリがあるのですが、そこにあるものです。
ただ、エニグマに記録されているから、これが本当の未確認潜水物体だということではになく、たとえば、船のライトなどが反射しているとか、藻などの生物発光など、他の理由は考えられますが、映像そのものは AI などで作られたものではなく本物です。
フロリダ州フォートローダーデール沖で撮影された未確認潜水物体
ニューヨークポストの記事で興味深かったのは、
> 目撃は上空だけにとどまらず、海の深みから奇妙な物体が浮上したり、水しぶき一つあげずに水中に落ちて行くといった報告も寄せられている。
ということで、これが本当なら、空中と海中を自由に行き来できる何らかの物体がアメリカの海に存在しているということかもしれません。
目撃情報は 9000件にも及んでいるそうで、ここまでの数となると、すべてが誤解や錯覚とは言えない部分もあるかもしれません。
一番考えやすいのは、「何らかの軍事的オブジェクト」ですけれど、これらの物体の正確な形状や動きが確認されているわけではないですので、正体はわからないままです。
UFO追跡装置が米国沿岸に潜む数千の不気味な海中物体を検知
UFO tracker shows thousands of eerie underwater objects lurking along US coasts
NY Post 2025/10/26

国防総省が確認した映像には、船体に損傷を与えたり水しぶきを上げたりすることなく、
未確認飛行物体が水中に潜ったり、水中から浮上したりする様子が記録されており、一部の当局者から警戒を招いている。
人気の UFO 通報アプリが、米国の水路付近での未確認潜水物体(USO)の目撃情報を数千件記録している。米海軍高官は、この現象が国家安全保障への脅威となる可能性があると警告している。

「世界中の UFO 目撃情報に関する最大の照会可能な歴史的目撃データベース」を自認するアプリ「エニグマ」(Enigma)は、2022年後半のサービス開始以来、3万件を超える未確認飛行物体と未確認異常現象に関する報告を受け取っていると主張している。
しかし目撃は上空だけにとどまらず、海の深みから奇妙な物体が浮上したり、水しぶき一つあげずに水中に落ちて行くといった報告も寄せられている。
マリン・テクノロジー・ニュースによると、8月時点で、エニグマは米国の海岸線または主要な水域から 10マイル (16km)以内で 9,000件以上の不思議な目撃情報を記録し、そのうち 500件は 5マイル (8km)以内で発生し、そのうち 150件以上は水路上を漂ったり水路に降下する物体に関する報告だという。
米国で最も多くの USO 目撃情報が報告された州は、カリフォルニア州(389件)とフロリダ州(306件)で、どちらも海岸線が最も長い米国の州の中で上位 3位に入っている。最も奇妙な報告の一つは、海面下を移動する原因不明の緑色の光が携帯電話のカメラで撮影されたというものだ。

エニグマアプリからの米国東海岸に沿った USO レポートを示す地図。
米国の海岸沿いでは、UFOの水中版とも言える未確認潜水物体(USO)の目撃情報が数千件報告されている。
このアプリは、目撃情報が報告されている場所をプロットした地図を公開しており、東海岸と西海岸を走るオレンジ色の点の集まりとして表されている。
UFO の目撃は目新しいものではなく、科学界の多くからは奇想天外な話として片付けられたり、SF の世界の話として片付けられたりすることが多いが、退役した海軍少将ティム・ギャロデット氏は、墜落したり水しぶきを上げたりすることなく空から海へ移動できる UFO には「世界を変える」ような影響があるかもしれないと警告している。
「説明のつかない特徴を持つ未確認物体が米国の領海に侵入しているにもかかわらず、国防総省が巨大な赤旗を掲げていないという事実は、政府が全領域にわたる異常現象について知っていることをすべて共有していないことを示している」とギャロデット氏は2024年3月の報告書に記した。
2019年7月、アメリカ海軍の軽巡洋艦オマハがサンディエゴ沖で海軍艦隊と交戦した後、跡形もなく海に消えた UFO/UAP(無人航空機)を撮影したことで、警鐘が鳴らされた。
この事件の映像は国防総省によって確認され、ギャロデット氏は「世界の海洋に関する米国の相対的な無知によってすでに弱体化している米国の海洋安全保障を、さらに脅かすものだ」と指摘した。
ギャロデット氏は、UFO 研究に特化したシンクタンク「ソル財団」に提出した 29ページの報告書の中で、同様の現象が報告されているという記録されたパターンがあると述べた。
「パイロット、信頼できる観測者、較正された軍事機器は、人間が作ったものではあり得ない速度で加速し、空と海の境界を横切る物体を記録した」と彼は書いた。



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