ジョシュ・シグールドソン氏がマーク・ゴンザレス氏と、2026年初頭までに英国で7000行以上の銀行が閉鎖される見通しについて議論しています。米国でも大規模な支店閉鎖が進んでいます。

無数の銀行支店が閉鎖される中、これは完全なデジタルバンキングへの移行を示唆しているように見えます。さらにセインズベリー銀行は、ナットウェスト銀行に買収されることに伴い、完全に閉鎖されます。これは銀行の大規模な統合も示しており、今後さらなる独占化が進むことを示唆しています。

※日本でも現在、地銀などの統合が進められていると聞きます

11月の月初めには、5大銀行の支店も永久閉鎖されました。

銀行の現金預金比率は驚くほど低く、多くの場合、預金の1%未満しか現金で賄われていません。デリバティブへのエクスポージャーは膨大です。さらに、63の中央銀行がバーゼルIII「ベイルイン」に署名しました。この政策を利用しないなら、なぜ署名したのでしょうか？これは、皆さんのお金が失われることを意味します。

連邦預金保険公社（FDIC）自体が破綻状態です。銀行に預金を預けることが単純に危険であることを、人々は理解する必要があります。

私たちは通常の状況にありません。

インフレが進行し、CBDC（中央銀行デジタル通貨）が世界中で導入されるなどデジタルシステムへの移行が明らかになる中、今こそ手をこまねいている時ではありません。恐れを抱かず、心の平安を保ってください。


※私が住む地域の４つの駅前からも、全ての大手銀行、三菱UFJも三井住友もみずほ銀行も閉店しました。残ったATMも、わずかになったので常に行列を作っています。

https://www.thebanker.com/content/7581b5bf-99d6-46c0-b8d4-b3077619b43f

英国の銀行支店閉鎖数は、2026年初頭までに7,000店舗に達する見込みです

実店舗は「恐ろしいほどの速さ」で街のメインストリートから次々と姿を消しています
メトロバンクとネイションワイドの支店拡大にもかかわらず、支店閉鎖は月約53件のペースで続いています © Dan Kitwood/Getty Images

英国の銀行支店閉鎖数は7,000件に達する見込みです。金融機関が引き続き街中の店舗網を縮小しているためです。

消費者団体「Which?」の最新データによりますと、2015年1月以降、英国国内で6,631店舗が閉鎖され、さらに「今年中に100店舗の閉鎖が予定されています」

消費者団体は、7,000件の節目は2025年には到達しないものの、本年に入ってから400行以上の支店が閉鎖されている現状を踏まえると、2026年の初頭数ヶ月でこの記録が更新される見込みであると述べています。

しかしながら、この増加傾向は、支店閉鎖に関する金融機関の戦略が最近変更されたにもかかわらず生じているものです。