8日に行われた衆院選の開票作業が進み、自民党が圧勝する見込みとなるなか、高市早苗首相(自民党総裁)は自民党本部で、テレビ東京の番組と結んだ生中継に出演し、憲法改正に向けた方針を問われ、「憲法改正は党是である」と強調した。経済政策については、「為替変動に強い経済構造を目指す」と語った。
高市首相は「あくまで自民総裁として答えるが」と前置きしたうえで、憲法改正について「憲法改正案については各党が用意しており、自民党でも用意している。やはり具体案を、(国会内の)憲法審査会で審議していただけるようになると、ありがたい」と述べた。
高市首相は選挙期間中の応援演説で、円安傾向について言及し、外為特会(外国為替資金特別会計)の運用について「輸出産業にとっては大チャンス。外為特会の運用、今ほくほく状態だ」と発言し、野党側からも批判を受けた。このことについて、発言の意図を問われると、「(報道では)その部分を切り取られた」「自給力を挙げていくという意味だ」と説明した。
維新には「閣内で責任を一緒に担って」
そのうえで「為替変動に強い経済構造を作っていく。円安・円高の双方にメリット、デメリットがある。円安にはメリットもある。他方、物価高になっているが、やはり為替変動にも強い環境を作っていくのが大事だと思っている」と述べた。
マーケットと今後、どう向き合うかについても問われ、「責任ある積極財政を訴えてきたが、この部分が正しく理解されることが大事だ。財政の持続可能性を大事にしていく。しっかりと強い経済を作っていく」と強調した。
選挙後の組閣のあり方にも触れた。主要閣僚の人事について、「基本的に(高市内閣発足から)まだ3カ月あまり。閣僚は自信を持って選んだ方々なので、特に大きな変更はないと思っている」と述べるにとどめた。
連立を組む日本維新の会との関係については「『なんとか一人でも閣内に』とお願いしてきた。閣内でも責任を一緒に担っていただきたいという思いだ」と述べ、閣内での協力を改めて求めた。
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