ワクチンを打ちたくないと考えている人が53%

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賢明でない「ワクチン接種への警戒」 「打ちたくない」アンケート結果に衝撃、今までの努力が無駄になりかねない

中国製ワクチンを打ちたいと答えた人は0.6%

 新型コロナウイルスが世界に脅威を与えて、約10カ月。米製薬大手ファイザーは18日、開発中のワクチンの有効率が95%だと発表した。米食品医薬品局(FDA)は同日、米イーライリリーの抗体薬の緊急使用許可を承認し、モデルナ社は16日に、ワクチンの有効率が94・5%と発表した。元の生活に戻るための準備が整いつつある。

 ところが、11日出演したインターネット番組「真相深入り 虎ノ門ニュース」で実施したアンケート結果に驚いた。「ファイザーや中国製のワクチンを受けたいか?」という質問だが、「ノー」という回答が多かったのだ。

 中国製のワクチンを「受けたい」と答えたのは約0・6%だった。中国が当初、情報を隠していたことを考えれば、この数字は理解できる。ただ、ファイザーのワクチンを「受けたい」と答えたのが約47%にとどまり、「どちらも打ちたくない」が約53%だったのは衝撃だった。

 もちろん、この数字がそのまま世論とは思っていない。ただ、番組視聴者の多くがワクチンを警戒していることは、賢明とは思えない。

 新型コロナにはワクチンも特効薬もないため、日本で4、5月に緊急事態宣言が発出され、経済活動が停止してしまった。企業倒産や失業者が多数出たが、また家に引きこもりたいとでもいうのか。

に自主的に協力し、感染拡大を抑制してきた。自由選択かもしれないが、ようやく供給が現実視されてきたワクチンを接種しないのであれば、今までの努力が無駄になりかねない。私なら接種したい。

 ソーシャル・ディスタンスを保つため、職場ではテレワークが増えた。教育現場では、オンライン授業や生徒の人数制限が行われている。「新しい生活様式」という見方もあるが、テレワークやオンライン授業には限界もある。コロナの弊害は、確実に将来に影を落とすと思う。

 欧米など世界各国で、強制的なロックダウンが実施されたが、感染の拡大は止められなかった。ロックダウンが感染抑止に最も有効な手段ではないことは証明されたのではないか。

 日本でも麻疹(はしか)が流行すると、ワクチンを受けていない世代に接種が呼びかけられる。発疹や発熱といった副作用はあるものの、昨年、麻疹による死者の推計が世界全体で20万7500人にのぼったことを考えれば、接種以外の選択肢はないように思える。新型コロナも同様だ。

 米国や日本の政府が一定の安全性を確認すれば、感染拡大を阻止し、国民生活を守るためにも、ワクチン接種はできる限りすべきだと思う。危険性を煽るようなメディアの存在も問題だ。ともかく、「虎ノ門ニュース」のアンケート結果には目を疑った。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

マイコメント

ニュースなどではワクチンを打ちたいと望んでいる国民が多いなどと言われていますが

今回紹介する番組では半分以上が打ちたくないと考えていることがわかり、記事を書いた

ケント・ギルバード氏はとても驚いたようです。

これは大変いいことです。ぜひ、打たない国民が増えることを願っています。

コメント

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