統計不正、懲戒処分の幹部が検証に関与 事務局で中心的な役割果たす

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国土交通省 政治・経済

統計不正、懲戒処分の幹部が検証に関与 事務局で中心的な役割果たす

あれだけの不正を行いながら減給処分(1/10)1か月とは?

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 国土交通省の統計をめぐる不正に関与したとして懲戒処分を受けた同省幹部が、不正の影響を検証し是正する検討会議の事務局で中心的な役割を果たしていたことがわかった。自身が特別監察の対象だった期間も事務局を担っていた。朝日新聞の取材に、同省情報政策課は「限られた時間の中でやむを得ず、この統計に精通した者を参加させた」と説明した。

 この検討会議は、有識者らでつくる「建設工事受注動態統計調査の不適切処理に係る遡及(そきゅう)改定に関する検討会議」。不正発覚後の今年1月、受注実績の無断書き換えで生じた二重計上の影響を調査し、正しい統計を復元することを目的に設けられた。今月13日には、二重計上の影響で2020年度の統計が3・6兆円(4・8%)過大だったとする報告書をまとめた。

 国交省などによると、問題の幹部は1月に行われた検討会議の初会合で、委員の有識者7人とテーブルを挟んで向かい合う形で、斉藤鉄夫国交相や審議官ら国交省側の出席者5人のうちの1人として着席。会議の実務では、数十人の同省職員が携わった事務局で中心的な役割を果たし、有識者との直接の調整も担った。

 一方で、第三者らで構成する不正の検証委員会が1月にまとめた報告書などによると、この幹部は20年8月、同統計を担当する建設経済統計調査室の室長に就任。当時はデータの書き換えが続いており、前任者から不正を引き継いだ。だが書き換えの影響を調査していた会計検査院に対し、二重計上が生じていることについて「明確な説明を避けていた」(報告書)という。

 同10月には、基幹統計について総務相に勧告する権限を持つ総務省統計委員会の部会への説明の際、別の統計の議論に「便乗」(報告書)して書き換え行為に関する参考資料を提出し、「あたかも部会から承認されたように装っていた」(同)とされる。21年4月から計算方法を変更し、以降の統計の二重計上を解消した際にも、過去の統計に生じた二重計上には対処しなかった。今年1月には、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けた。

マイコメント

国土交通省の統計操作に続き厚生労働省もワクチン副反応でワクチン接種日が不明の人を
未接種扱いした統計操作を行っていた。

今日になって厚生労働省は意図的な改ざんではありませんとコメント発表しているが誰が
そんな言い訳信じるというのだろう。

KAZU1が昨日やっと引き上げられたが、その前日にロープが破損して180mの海底に再度
沈んだことを受けてYoutuberが動画を出していたが、船の船体後方に開いた穴を隠蔽する
ためではなかったのかと指摘していた。また、船は出向する前に国による船体検査を受けて
問題なしとされていたが、そもそも検査不十分だった疑いがあり、沈んだのは波が高いとか
ではなく、船体に開いた穴が再度亀裂が発生してそこから水が入り沈んだのではないかと
述べていた。そうすると国の検査不備が原因でそれの隠ぺい工作?

また、仮にそうだった場合に国の責任を問う法律がそもそも存在しない。民間の不備を問い
処罰する法律はわんさかとあるのに・・・。と、述べていたが、国土交通省の懲戒処分も
たった1か月でしかも給与の減給1/10という信じられないものです。

昨年の6月に三菱電機が車の検査不備でリコールを多く出したことについて当時の赤羽大臣は
「三菱電機の検査不正には厳しく対応する」と発言していることからも、身内には甘く国民
には厳罰で対処するという考えらない差を見せつけられている。

国と言うのは国民を守るためにあるもので、それが責任放棄と言うのでは意味をなさない
だろうと思うのだが、一向に改善される気配はなくちょっとした処罰でお茶を濁していつも
お終いです。

まさに上級公務員です。

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