KDDI通信障害「補償額」200億円に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

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KDDI謝罪会見 IT

KDDI通信障害「補償額」200億円に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

 長時間の「圏外」が列島直撃だ──。通信大手KDDI(au)で2日未明に発生した大規模な通信障害は、3日、復旧作業が終了した。

 障害発生から40時間が経過。主力サービス「au LTE」の約款には「通信サービスが全く利用できない状態が24時間以上連続したときに限り、損害を賠償します」という規約がある。3日の会見でKDDIの高橋誠社長は「補償については障害の内容をもう少し見た上で検討していく」と答えている。どんな補償になりそうなのか。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。

「一般利用者には通信障害により携帯が使えなかった期間に対して補償することになるでしょう。月額使用料を日割り計算し、さらに詫び賃100円分程度を上乗せして、ポイント付与する方法が考えられます。ポイントにすれば、顧客をつなぎ留める効果もありますからね」

 MM総研の調査によれば、昨年12月時点で携帯電話の月額利用料金(端末代除く)の平均は4617円という。1日あたり150円、2日で300円、詫び賃100円を加えれば最大400円になる計算だ。今回は全国で最大3915万回線でつながりにくくなった。個人の補償は約157億円に上る可能性がある。

 加えて、法人向けの補償がある。今回の障害は、JAL、JR東日本、ヤマトHD、トヨタ自動車、大垣共立銀行、気象庁、楽天モバイルなどの企業でも影響が出ている。

■補償額はKDDI自らが負担

「法人向けには損害に応じて、個別に交渉することになるでしょう。KDDIは自前でシステムを構築しており、補償額は自ら負担せざるを得ない。加えて、他社に機種変更されたり、今後の新規契約でも苦戦が予想されます」(井上学氏)

 個人と法人を合わせて補償額は200億円近くに膨らむ可能性がある。信用失墜も含め、KDDIが受けた損害は計り知れない。

マイコメント

今回の通信障害は前例を見ない大規模なものとなったようです。

障害は1日半に及び、現在も電話のインフラが完全に復旧してない。

銀行ATMや企業間のデータ通信などの被害は甚大でこの記事で想定している200億円では

足りず1兆円規模になるのではないのだろうか?

昨年の1月にKDDIとソフトバンクの経営統合話が持ち上がっていたが、今回の通信障害で

その可能性も出てくるかもしれない。あるいはドコモとの経営統合もあり得るだろう。

何となく、今回の通院障害は陰謀臭いような気がするが、どうだろうか。

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