現場からの声「ヘルペス性虹彩炎、ヘルペス性角膜炎が激増している、例年と明らかに何かが違う」

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ぶどう膜炎 コロナワクチン

現場からの声「ヘルペス性虹彩炎、ヘルペス性角膜炎が激増している、例年と明らかに何かが違う」

ヘルペスに限らず、今後は様々な病気が表面化してきます

ワクチン接種後の副反応として、帯状疱疹がしばしば報告されています。

帯状疱疹は潜在的な水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルぺスウイルス)の再活性化によって起こるもので、宿主の免疫状態が悪くなっているときに起こる日和見感染症と言われます。
 

眼科領域でも、今年の5月頃をピークに虹彩炎(前部ブドウ膜炎)が激増していると、現場の眼科医師らが指摘しています。

 

(注)ぶどう膜とは、虹彩、毛様体、脈絡膜の総称で、眼球を包むぶどうの皮のようなものであるから、ぶどう膜と呼ばれます。

主病変が虹彩炎に限局しているものを前部ぶどう膜炎、脈絡膜(網膜の下の毛細血管層)を主とするものを後部ぶどう膜炎という言い方もします。。

 

医療系サイトm3.comから眼科医らの声をご紹介します。

 

医師Aの声

虹彩炎(ヘルペス性?)激増!?してませんか?

今年の花粉症シーズンから5月頃をピークに虹彩炎(色素性角膜後面沈着が出るタイプ)増えてませんか?
8割は無自覚ですが、点滴でも下がらない異常高眼圧例、いまだ治らずダラダラと両眼性になっていく例など様々です。
 

例年と明らかに 何かかがちがいます。
 

当初炎症の出やすいEP2受容体作動薬(注)使用者に立て続けに散見されて その副作用かと思っていたのですが、
未使用者でも同じぐらいか やや多めの人数で散発するようになり
いまでは自験例数えると20例ちかくになっています。
 

ワクチンとの関連アリと見るべきなんでしょうか?
 

4回目を待ってもらうべきでしょうか?
ワクチンとヘルペス属の再燃の因果関係?どう考えれば良いのかともやもやしています

(注)緑内障の点眼薬です

 

医師Bの声

 私も同感です。桐沢型ぶどう膜炎を疑わせるような症例もありました

私も同感です。桐沢型ぶどう膜炎(注)を疑わせるような症例もありました。


この他に、帯状疱疹、ヘルペス性角膜炎も例年の2倍くらい多くなっているような印象です。

 

(注)桐沢型ぶどう膜炎:急性網膜壊死(単純ヘルペス(herpes simplex virus:HSV),または水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus:VZV)の眼内感染により生じるきわめて視力予後不良な疾患

 

医師Cの声

ワクチン接種者のヘルペス再燃多いです

ワクチン接種者のヘルペス再燃多いです。
帯状疱疹も。
 

帯状疱疹が、皮膚に出ず、ただ何となく側腹部の具合が悪いと、内科を2件はしごして、分からず、皮膚科を受診して、内服で治ったという患者さんもいました。


たぶん、ワクチン接種が、潜在ウイルスを活性化させるのだと思います。



医師Dの声

この数か月の間、当院でもぶどう膜炎患者は増えている印象です。

この数か月の間、当院でもぶどう膜炎患者は増えている印象です。
 
最近経験した例では、2日前からの充血で受診され、初診時には認めなかった前房炎症が2日後に出現(原因不明の充血であったため、2日後受診を指示しました)し現在治療中の方やEKC(注)疑いとして受診されたものの眼脂ないため、よく見るとわずかに前房炎症出ている例、先生もご指摘されているような高眼圧でヘルペス虹彩炎を疑うような色素性KPを認める例など、明らかに例年と異なります。
 
強膜炎は数年前から増えている印象でしたが、こうした微弱なぶどう膜炎やヘルペス様ぶどう膜炎が頻発するのは、ひょっとするとご指摘のとおりワクチンの副反応が遅延して生じているのかもしれないと私も思います。さらに他の先生からの報告を待ちたいです。
(注)KP :keratic precipitates; 角膜後面沈着物  EKC:流行性角結膜炎
 
KP(角膜後面沈着物)色素性KPはヘルペス性虹彩炎などでみられる所見です 対してサルコイドーシス性のものは「豚脂様のKPなど」といわれます。
 

当院でもぶどう膜炎が以前より多いです

当院でもぶどう膜炎が以前より多いです。
 
昨日の患者様は基礎疾患なし・74歳、7月4日に4回目の接種後の7月10日ごろからの霧視、疼痛で受診。フィブリン析出ひどくて既にsynechia(注)起こしていました。
 
他、眼底出血も増えています。
 
(注)synechia:虹彩と角膜後面の癒着(PAS)や、虹彩と水晶体前面の癒着のこと、閉塞隅角緑内障や、瞳孔ブロックなどによって眼圧上昇の原因となる。眼圧が上昇することで疼痛を自覚することも。
 
 
 
他にも同様の内容の書き込みがいくつかありました。
 
 
特に、桐沢型ぶどう膜炎(急性壊死性ぶどう膜炎)などでは視力予後が悪く、失明につながりかねませんし、注意が必要かと思います。
 
 
接種後に帯状疱疹がある人(自覚症状がなくても)、急な眼痛、まぶしさ、霧視などを自覚なさっている方は眼科専門医による検査を受けておいたほうが無難かもしれません。

ぶどう膜炎についての詳しい解説

ぶどう膜炎の原因は多岐にわたる。ベーチェット病やサルコイドーシス、フォークト・小柳・原田病といった非感染性の病気に伴う発症だけでなく、ウイルスや細菌などの感染で起こる場合がある。

 

猫の引っかき傷から感染して発症することもあるという。原因によって治療法が異なり、診断を間違えると悪化を招くこともある。

 

東京医科歯科大学病院では、原因を特定できたぶどう膜炎のうち非感染性が約7割、感染性が約3割を占めた。同病院の2001年と11年の調査では、サルコイドーシスが両年とも10%を超えて最も多い原因だった。

 

一方、ウイルス感染による「ヘルペス性虹彩炎」によるものは1.8%から4.7%に増えた。

 

増加の背景には診断技術の進歩がある。眼球内の網膜や硝子体などの状態を詳しく調べる画像検査や、細菌やウイルスの種類を素早く特定する遺伝子解析の技術開発が進んでいる。


調べてみると、ワクチン接種率の高いシンガポールなどでも同様のようで、「三次ぶどう膜炎診療連携拠点病院におけるCOVID-19ワクチン接種関連ぶどう膜炎の発生状況とブースター投与の影響」というタイトルの論文などが既に発表されています。

その論文では「2回のCOVID-19ワクチン接種を受け,1.39%(6/431例)にCOVID-19ワクチン関連ぶどう膜炎が発生した」などと報告されています。

マイコメント

おそらくこうした炎症は自己免疫力の低下によるものだろうと思います。

ヘルペスも免疫力が正常であれば表面化してきませんが、免疫力が落ちると疱疹、鋭い痛み

などの症状が出ることで知られています。

サル痘もヘルペスによる帯状疱疹が発症したものでしょう。

それを新型の感染症としているわけです。

アメリカではサル痘がかなり増えているようです。

これがワクチンが原因だとすれば今後さらに増えるでしょう。

いずれ日本でも見つかり感染拡大となっていくのではないかと思っています。


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