モデルナのスパイクワクチン、6ヶ月から11歳の子供に認可されたが・・・
実際にはそれほど問題ではないかもしれない。接種許可が逆にモデルナを絞めつけている。
merylnass.substack.com/p/modernas-spi…
モデルナのコロナワクチンが子供に「正式承認」されたというニュースを聞いて、多くの人が驚いたかもしれない。
えしかし実際は、 健康な子供たちが接種対象から除外されるという、製薬会社にとって痛手となる決定だった。
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🔷「正式承認」が実は接種制限の始まり
表面的には製薬会社にとっては朗報に見えるこのニュースだが、実態は正反対だ。これまで緊急使用許可で全ての子供に接種できていたワクチンが、正式承認により「慢性疾患のある子供のみ」に限定された。
65歳未満の健康な大人も同様で、基礎疾患がなければブースター接種の権利を失った。つまり「正式承認」という名の下で、実際は大多数の人々への接種が事実上禁止されたのだ。
これは製薬会社の収益モデルを根底から覆す決定といえる。全員接種から限定接種への方針転換により、ワクチン市場は大幅に縮小することになる。
🔷医師の法的リスクが天文学的に上昇
最も皮肉なのは、正式承認により医師の法的リスクが「天文学的に」上昇したことだ。これまで緊急使用許可という免罪符で守られていた医師たちが、今度は訴訟の矢面に立たされる。製薬会社が望んだ全員接種は、思わぬ形で自らの首を絞める結果となった。
従来の緊急使用許可では法的保護があったが、正式承認により状況が一変。「推奨されていない患者への不適切な接種」として医師の責任が問われる可能性が高まった。
慎重な医師たちは既に、この法的リスクの急激な増大を受けて接種を控える傾向にある。皮肉にも、正式承認が「ワクチン離れ」を促進する結果となっている。
🔷CDCの必死の説得工作も効果なし
CDCは制限的な承認を阻止しようと必死だった。小児の重篤化データを提示して「全ての子供に接種が必要」と主張したが、説得力に欠けていた。
実際の数字を見ると、昨年コロナで死亡した米国の子供は90人のみ。これは毎年インフルエンザで亡くなる子供の約半分という水準だ。
CDCが強調した「6ヶ月未満の乳児の高い入院率」も、実はコロナの陽性検査やコロナによる入院を必要としないデータだった。科学的根拠の乏しさが露呈した形だ。
🔷コロナブースター接種率はわずか11%
健康な大人のブースター接種も事実上禁止。接種率11%という現実が示すのは、科学的根拠への疑問ではなく、人々の直感的な判断の正しさかもしれない。
もしこの数字が正確なら、ブースターが子供の入院を防ぐ証拠は存在しないことになる。CDCは意図的に全体の接種率を公表していないが、実態は明らかだ。
🔷医療システムの構造的問題が背景に
この混乱の背景には、医療が個人経営から企業経営に移行した構造的問題がある。医師たちは雇用主の指示に従う「サラリーマン化」が進み、独立した医学的判断を下すことが困難になっている。
かつて医師は患者の利益を最優先に考える職業だった。しかし現在は病院や保険会社の経営方針に従わざるを得ない状況だ。この変化が、科学的根拠よりも組織の都合を優先する文化を生み出している。
今回の「正式承認」は、そうした医療システムの歪みを如実に示す事例といえる。製薬会社の収益確保と公衆衛生の名目で推進されてきた政策が、科学的検証の結果として大幅に制限されることになった。
出典:Moderna’s Spikevax was licensed for kids 6 months to 11 years old. WHAT?! But actually the story is not that simple nor that bad. – Meryl Nass
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