自民党調査入手 獲得議席予測は最大285 「高市劇場」効果で野党も維新も圧倒か
自民・維新で300議席に届く勢い!
自民党調査は、こう分析している。
〈自民党の獲得議席は以下の範囲内であると予想されます。225議席~285議席〉
つまり、自民党は単独でも過半数(233議席)をうかがう勢いで、連立を組む日本維新の会が30議席超を獲得するという予想と合わせると、与党で300議席に届くかもしれない情勢なのだ。
自民党の勢いは、高市早苗首相の絶大な人気を前面に押し出した「高市劇場」効果が大きいことは間違いない。そしてこの勢いは、野党はもちろん、同じ与党の維新すら脅かしている。
大阪府では19ある小選挙区すべてで、維新と自民が対決する構図だ。24年の前回衆院選では、維新が19選挙区すべてで勝利した。だが、今回は厳しい選挙区があるとみられている。
大阪13区から立候補している維新の元幹事長・岩谷良平氏が、東大阪市の近鉄布施駅前で行った演説を取材した。岩谷氏は選挙カーにのぼり、
「高市総理とタッグを組んで、与党して政治を動かす」
と人気の高市首相の名前を挙げて「改革の維新」を訴えていた。
だが、周囲には立ち止まって聞いている人は見当たらない。2024年の前回衆院選で、布施駅前での岩谷氏の演説を取材したときには、50人近くが聞き入り、大きな拍手がわいていたので、えらい違いだ。
一方、自民党は、この選挙区で元職の宗清皇一氏が復活を狙っている。宗清氏はこの選挙区で2度勝ち上がり、21年の衆院選では岩谷氏に敗れたものの比例復活で3選を果たした。前回24年は岩谷氏に再び敗れ、比例復活もできなかった。だが、自民党調査によると、今回は宗清氏が数ポイントリードしている。
宗清氏の個人演説会をのぞくと、
「東大阪を変える」
と訴える演説に、大きな拍手がわき起こった。数百人が入るホールの席は8割ほど埋まっていた。
維新のある府議は、浮かない表情でこう話す。
「2024年の衆院選は安心して見てました。選挙戦の中盤から、大阪は全勝だろうという手ごたえがあった。今回は、岩谷氏の大阪13区をはじめ、大阪7区、19区が情勢調査や反応から、かなりやばい。21年、24年の衆院選で大阪の小選挙区で対自民党では全勝が続いていたが、今回は『維新伝説』がストップするかもしれません。『国保逃れ』や政治とカネの問題が影響しているのかな」
維新の吉村洋文代表が大阪府知事を、横山英幸副代表が大阪市長をそれぞれ辞職して、トリプル選に持ち込み、維新の選挙を盛り上げようとしているが、この府議は言う。
「効果はほとんどないどころか、税金の無駄と有権者から指摘され、マイナスですよ」
一方、自民党の府議は表情が明るい。
「高市首相の人気とパワーで維新の牙城にくさびを打ち込みたい。維新は今回、『国保逃れ』というとんでもないスキャンダルで有権者に根強い不信感がある。『維新から自民党に』という声を多く聞いた」
大阪13区ではほかに、中道改革連合の本多平直氏、共産党の宝井晃美氏、参政党の立岡昭是氏、れいわ新選組の八幡愛氏が立候補している。

“裏金議員”も復活の勢い
高市人気を追い風に、復活を図る自民党の“裏金議員”も、勢いをつけている。
東京11区からは、24年の衆院選で「裏金問題」に関与したため党の公認を得られず、無所属で立候補して落選し、議席を失った元文科相の下村博文氏が再起を図る。メディアや自民党調査では、中道の前職・阿久津幸彦氏と激しく争っている情勢だ。
下村氏の後援者はこう話す。
「高市首相の人気がこれだけ沸騰しているのだから、過去の下村氏なら楽勝だった。今も競った展開になっているのは、裏金問題が今も響いているのだろう」
東京11区からはほかに、維新の大豆生田実氏、国民民主党の高沢一基氏、共産党の横手海人氏、参政党の松方恵美氏、諸派の桑島康文氏が立候補している。
自民調査では「A」ランクの萩生田氏
東京24区では、「裏金問題」で前回は無所属から立候補して当選を果たした自民党幹事長代行の萩生田光一氏が、中道の細貝悠氏と激突している。
萩生田氏は、5年間に2728万円と高額の政治資金収支報告書への不記載(裏金)が発覚し、秘書が罰金などの略式命令を受けている。また、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との深い関係も指摘されてきた。
前回の衆院選で萩生田氏は、立憲民主党の有田芳生氏に約7500票差にまで詰め寄られた。だが今回の自民党調査では、萩生田氏は細貝氏に15ポイント以上の差をつけてリードし、当選可能性が高い「A」ランクになっている。
それでも、萩生田氏を支援する地方議員はこう話す。
「自民党調査ではうちが差をつけている。しかしマスコミの調査では中道が先行するという数字もある。前回以上に厳しい選挙戦だと思う」
中道は、今回の選挙直前、ジャーナリストとして旧統一教会を厳しく追及してきた有田氏から、細貝氏に候補者を差し替えた。
立憲民主党関係者はこう話す。
「立憲民主党と公明党で新党となったので、公明党に配慮して、旧統一教会だけではなく宗教団体に厳しい姿勢の有田氏を、細貝氏に差し替えたという話はある。そのため、公明党の支持母体、創価学会からの支援は手厚く感じます。これまで萩生田氏にまわっていた創価学会票がこちらに少しでも入れば、チャンスはある」
東京24区からはほかに、国民民主党の細屋椋氏、参政党の與倉さゆり氏、無所属の深田萌絵氏が立候補している。
* * *
自民党の元政務調査役で政治評論家の田村重信氏はこう分析する。
「高市人気の影響で、多くの小選挙区では自民党が優勢となっている。しかし、自民党の裏金問題や旧統一協会との関係には有権者に不信感がまだ残っている。最後まで、高市人気で押し切れるのか。投票率が寒さで伸びそうもないので、そうなると公明党の組織票がどこまで中道を押し上げていくか。まだまだ予断を許さない」
(AERA編集部・今西憲之)
マイコメント
調査ではそうかもしれないが、連日自民圧勝と報道されていることもあり、自民党に
投票する人が選挙に行かなくなる可能性があるので、自民党は250議席前後になる
のではないかと思われます。
それと、選挙期間中に食料品消費税ゼロを2年間続けた後にすべての消費税を一律
12%に引き上げる計画があることが自民党批判につながっているので、こうした
ことも考慮すると、勢いはかなり下がっているのでは・・・。
そして、今回は高市氏に人気が集中しており、自民との任期はそこまでないことも
理由です。
そのため、それらの票や無党派票がは参政党やゆうこく連合に流れると思われます。



コメント
SNSのニュースで読んだのですが、トランプ大統領が選挙を高市総理を支持というニュースです。高市総理はトランプ大統領に助けを求めたという投稿を見ました。まりなちゃんという方の投稿によると高市総理を勝たせる仕掛けが何重もされているといいます。今回の選挙は自民党が勝ってアメリカ側になるか中国の属国になるかで、中国の属国にならないと自民党を投票する人達が多いです。ですが自民党が勝ってたら、憲法改正実現してしまうかもしれません。明後日8日の選挙の結果心配です。憲法改正実現しませんように。