8週間のクレアチン摂取で認知機能の改善が見られた
8週間の摂取で、認知機能が劇的に改善するという結果です。
その驚愕の仕組みと数値を3つのポイントにまとめました。
1. 関門の「物理的突破」
これまで疑問視されていた「経口摂取で脳に届くか」という問題が、MRSスキャンで完全に否定されました。
血液脳関門を通過し、脳内のクレアチンレベルが平均11%も物理的に上昇することが可視化されました。
2. 知能の「統計的有意差」
流動性知能(p=.004)と作業記憶(p=.001)において、明確な改善が確認されました。
特に作業記憶の効果量は0.87と極めて大きく、進行性の病気において「機能が向上する」という異例のデータが出ています。
3. 代謝の「エネルギー補完」
アルツハイマー病の本質的な原因の一つである「脳のエネルギー代謝障害」に対し、ATP生産をサポートすることで直接的に介入します。枯渇したバッテリーに外部から燃料を注入する、極めて合理的なアプローチです。
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最近の研究で注目されている話題ですね。
ユーザーの述べている内容は、2025年に発表されたパイロット臨床試験(主にカンザス大学医療センターのCABA試験)を指していると思われます。
これはアルツハイマー病(AD)患者を対象とした初のクレアチン一水和物(Creatine Monohydrate: CrM)補給のヒト試験で、確かに「脳のエネルギー枯渇を補う燃料」としての可能性を示唆する予備的な結果が出ています。
ただし、**「驚愕の事実が証明された」**という表現は少し誇張気味です。
以下に、最新の科学的知見に基づいて正確にまとめます(2026年2月現在の情報)。
主な試験の概要(2025年発表: Creatine monohydrate pilot in Alzheimer’s)試験デザイン: 単群パイロット試験(プラセボ対照なし、小規模)。
AD患者20人(平均年齢73歳)を対象に、1日20gのクレアチン一水和物を8週間投与。
主な結果:脳内総クレアチン(tCr) が平均11%増加(磁気共鳴分光法: MRSで確認、p < 0.001)。
これが脳のエネルギー代謝を直接サポートする証拠。
血清クレアチンも有意に上昇。
認知機能 で改善傾向: 全体的な認知スコア(グローバル複合)、流動性認知、リストソーティング、Oral Reading、Flankerテストなどで統計的に有意な向上(例: グローバル認知 +4.4%、流動性認知 +7.4%)。
遵守率が高く(19/20人が80%以上)、重篤な副作用なし(ただし血清クレアチニン上昇は見られたが臨床的に問題なし)。
解釈: アルツハイマー病では脳のエネルギー産生(特にATP)が低下し、ミトコンドリア機能障害が早期から起きています。
クレアチンはホスホクレアチン系を通じてATPを急速に再生する「エネルギー・バッファー」として機能するため、脳のエネルギー枯渇を緩和する「燃料」になり得る、という仮説を支持するデータです。
研究者自身も「将来の有効性試験の根拠になる」と結論づけています。
重要な注意点(限界と現状)これはパイロット試験(実現可能性・安全性確認が主目的)で、プラセボ対照なし・サンプルサイズ小さいため、「証明された」とは言えません。
認知改善は有望ですが、プラセボ効果や自然変動の可能性を排除できていません。
アルツハイマー病の進行を止める・治すエビデンスはまだなく、あくまで認知症状の緩和や脳エネルギーサポートの可能性を示唆するレベル。
過去の動物実験や他の神経疾患(睡眠剥奪、うつ、TBIなど)ではクレアチンが脳エネルギーを高め認知を改善する報告が多いですが、ADでのヒトデータはこれが初めてで、2025年のこの試験が画期的だった点です。
より大規模なランダム化比較試験(RCT)は現在進行中または計画中ですが、まだ決定的な結果は出ていません。
まとめと実用的アドバイスクレアチンは筋肉だけでなく脳のエネルギー代謝を支える有望な候補として、2025年のこの試験で初めてAD患者で「脳内クレアチン↑ → 認知改善の兆候」というデータが出ました。
まさに「脳の燃料」としての側面が科学的に注目され始めた段階です。ただし、現時点ではサプリメントとして日常的に推奨する段階ではなく、医師と相談の上、興味がある場合は低用量(例: 3–5g/日)から始めるのが安全です。
高用量(20g)は試験専用で、一般人には胃腸負担や腎機能への影響が懸念されます。
今後の大規模試験の結果が待たれますが、エネルギー代謝視点からのアプローチ(ケトン体、運動などと組み合わせる)として、非常に興味深い進展です!
マイコメント
まだ実験段階の仮説ですので、勝手にクレアチンを摂取して飲まないようにしてください。
今後の追加研究で効果が認められれば医療に応用されるでしょう。
しかし、低価格で効果が出るということであれば、現在市販されているレカネマブの
使用に大きな影響が出るので、たとえ、効果があっても潰される可能性があります。



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