戦略備蓄を含む米国の原油在庫の推移(1982-2026年)

本当にアメリカの石油在庫が枯渇した場合、どのようなことが起こるのでしょうか?
ただし、アメリカは世界最大の石油産出国であるため、石油がゼロになることはありません。

アメリカは世界最大の産油国であり、原油の総生産量としては国内消費量を賄うだけの十分な供給力を持っています。しかし、石油は国際市場で価格が決定されるため、カナダや中東などから輸入を続ける一方で、自国産の原油も大量に輸出するグローバルな取引体制をとっています。 [1, 2, 3, 4]
アメリカは日量約2000万バレル以上の石油を消費する一方で、日量1300万〜2000万バレル以上を生産する世界最大の産油国です。単純な数値上では国内需要を満たせますが、以下の理由から完全に国内だけで完結しているわけではありません。 [1, 2, 3]
- 地理的な事情と精製能力: アメリカ国内の製油所は、近隣のカナダやメキシコから輸入した特定の原油(重質油など)を効率よく精製する設備に最適化されている場合があります。そのため、自国で採れた原油(軽質油など)を輸出しつつ、必要な種類の原油を輸入するという貿易が行われています。 [1]
従って、日本と違い産油国であるため石油の在庫が枯渇しても国内生産量で賄えるのですぐに
危機的状況にはならないまでもガソリンなどの価格は上昇し続け経済に与える影響が出始め
国民の不満は高まると思われます。
対して日本はアメリカからの石油を輸入していることもあり、将来的には今と同じ量を輸出
してもらえる保証はなく、アメリカ国内の不満の高まりから日本への輸出が減らされる可能
性があり、日本の需要を満たせなくなる可能性があります。



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