スウェーデンヒルズに住んで4年目です

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スウェーデン 住宅事情

スウェーデンヒルズに住んで4年目です

北海道のスウェーデンヒルズに住む

石狩郡当別町に広がるスウェーデンヒルズに4年前に移住されたSさんに、ご自身の暮らしや街の様子を伺いました。

平野 ゆかり

平野 ゆかり

別荘・リゾートマンション ガイド

ライターとして、主に不動産・住まい等の分野で活躍。自身も別荘の購入を経験。

スウェーデンヒルズを気に入ったのは大阪出身の奥様

電柱がなく、曲線を描く道路に統一感のある家が並ぶスウェーデンヒルズ
もともと北海道小樽市の出身というSさん。公務員だった現役時代は、暖かい九州方面の転勤が多かったそうです。定年は横浜で迎えられ、第2の人生をどうするかと考えたとき、スウェーデンヒルズに住みたいと言われたのは奥様だったとか。

「小樽の実家に戻った時に、スウェーデンヒルズに来たことがあり、この土地が気に入っていたらしいんです。ずーっと公務員時代はコンクリートの住まいでしたから、北海道の自然やガーデニングに憧れていたんですね。妻がどうしてもここがいいと言うので、2006年からここの住人になりました」。

そもそもスウェーデンハウスの親会社が小樽出身。Sさんは25年前に、スウェーデンハウスが石狩の当別町にスウェーデンヒルズとゴルフ場を開発したことを知っていたので、迷うことなくこの街を選ばれたそうです。

若い子育て世代も増えて活気もあります

スウェーデンヒルズの生活を実際に体験できる体験宿泊施設も用意されている。写真は2010年1月22日に撮影したものです
「この街に来て、海釣りやゴルフ、日本ハムの応援など、やることはいっぱいありますよ」と話されるSさん。今、スウェーデンヒルズでは約370棟の住宅が建設されており、約260世帯が定住されています。

「定住されている方の年齢の内訳は、30代未満、30代から50代、50代以上、この3つの世代がそれぞれ3分の1ずつ占めているんです。最近は子育て世帯が増えてきたので、子どもの数も増えて、街のバランスもいい感じです」とのこと。

当別町自体の人口は減っているものの、スウェーデンヒルズの人口は増加中。「定住されている人は、都会だけでなくこちらに来ても働ける専門的な仕事を持っておられる方が多いようです」。

スウェーデンヒルズでは開発当初1区画が広めでしたが、ここ数年、1区画が120坪から140坪で販売され、価格的にも求めやすくなってきたのも、若い世代が増える一因になっているようです。

また街のなかには体験宿泊施設が用意されていますから、そこで石狩の気候やスウェーデンハウスの機能性なども実際に体験しながら検討できます。

本当に冬も快適なんですか?

今回販売中のウエスト地区にはモデルハウスもあり、木のぬくもりや実際の住み心地を知ることができる
やはり、実際に住む人に聞いてみたいのは「冬の暮らし」です。本当に冬は寒すぎるってことないのですか?と伺いましたら、「家の造りがいいので、寒くないんです」と即答で返ってきました。

「昔の家は寒かったですよ。石炭の時代から石油に代わり、今住んでいるスウェーデンハウスは完全に寒冷地仕様。外が吹雪いていても、家の中は快適です」とのこと。「石狩は雪の多い地域です。でもここの道路は、飛行場の滑走路並みに整備されていますから大丈夫ですよ」とSさんは断言されます。

こちらに移住される方は、除雪を完璧に実施している状況を見て、さらに家の快適さを確認して、これなら大丈夫と安心してやってこられるのだといいます。雪に覆われた大地を、スノーシューを履いてウォーキングするのが流行っているそうです。「冬でも晴れた日は気持ちいいですよ」とのこと。当別町には体育館があり、60歳以上なら無料。利用される人も多いようです。
「今はここの町内会の仕事もまかされているので、毎日結構忙しいんですよ」とSさん。

春になれば、それぞれの庭先に美しい花が咲き始める。Sさんの奥様も、念願だったガーデニングの腕をあげているそう。カラフルな花に囲まれたスウェーデンヒルズ、散歩がさらに楽しくなりそうです。

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