日経平均株価は4万5000円へ逆戻り?テンバガー投資家が警鐘を鳴らす「織り込み済みのサナエノミクス」の先
「PERのチャート」を見ると18.8倍とあまりよろしくない数字が
2026年がスタートし、5万円台という高値圏での推移を続ける日経平均株価。「まだ上がる」という期待の一方で、実体経済との乖離に不安を感じている投資家も多いのではないだろうか。
はたして、「5万円台」は定着するのか。それとも調整局面に入っていくのか。今回は、独自の視点で相場を分析する伏見氏(X:@1FoeeK5dRS4flKn)にインタビューした。 データから読み解く日経平均のメインシナリオ、2026年の現実的な投資スタンスについて聞いた。インタビュー連載全3回の第1回。
日経平均10%程度の調整局面も
ーー2026年に入り、日経平均株価は5万円台が定着してきました。これだけ株高が続くと、投資家の間でも「どこまで上がるのか」という期待感が膨らんでいます。伏見さんは今の水準をどう見ていますか。
まず身も蓋もないことを言ってしまうと、私は日経平均という指標自体、あまり「イケてない指標」だと思っているんですよ。
あれは、あくまでも額面の平均値であって、プロの投資家が見ているのは基本的にTOPIXですから。日経平均はどちらかと言えば、テレビやニュースが盛り上げるための、いわばアマチュア向けの指標という側面が強いです。
ただ、そうは言っても「日経平均がどうなるか」を予測するのはエンターテインメントとしておもしろいですし、皆さんが気にされるのもわかります。
そこで今の水準が適正かどうかを考える時、私はいつも「PERのチャート」を見るようにしています。 ーー株価そのものではなく、PERの推移を見るわけですね。
そうです。よく『投資の森』というサイトのデータを見ているんですが、2026年1月21日現在の日経平均PERは「18.85倍」と出ています。これ、歴史的に見ると、非常に高い水準なんですよ。 ーー18倍台後半・・・。普段はどのくらいが普通なんですか? 過去のチャートに平均線を引いてみるとわかりますが、通常は15倍から16倍あたりで推移するのが普通です。
もちろん、2020年頃に一時的に36倍といった異常値が出たこともありますが、それを除けば、ここ数年の中でもかなり高いところにいます。要するに、今の相場は相当盛り上がっている状態なんです。



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