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円安直撃『CoCo壱番屋』は1000円超が当たり前、回転寿司も1皿100円の店は消滅 

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COCO壱番屋 食糧問題

円安直撃『CoCo壱番屋』は1000円超が当たり前、回転寿司も1皿100円の店は消滅 

30年前とはこんなに違う「物価上昇率」一覧【後編】

 急激な物価高が庶民の懐を直撃している。1000円超えが当たり前になりつつある外食ランチ、200円近い夕刊紙や缶コーヒーまで我慢し、再三にわたるタバコ値上げにも頭を抱えている人が、きっと多いはずだ。このようなインフレはいつまで続くのか。30年前の物価との対比を一覧表にまとめ、専門家たちの意見を聞いた。

 円安が続いていることもあって、いくら貯金をしていても現金のままでは物価上昇の分だけ実質的に目減りしてしまう。また、老後の生活資金については自己責任の色合いを強めてもいる。

 経済アナリストの森永康平氏が指摘する。

「2024年からは新NISAも始まり、資産を増やせる可能性は確かにあるかもしれない。でも、そこに抵抗感を覚える人も多いでしょう。政府まで一緒になって推進させているのは、おかしな話です」

 さらに庶民にとって腹立たしいのは、給料がほとんど上がらないのに税金や社会保険料が、どんどん高くなっていることだ。

「税収は過去最高を更新し続けていますよね。これは要するに、取り過ぎているという面があるわけです。本来は減税だったり、負担軽減の議論がもっとあって然るべきなんですよ」(前同)

 収入に対して、租税負担率と社会保障負担率の占める割合を国民負担率という。昨年は、それが46.1%だったが、30年前はなんと35.2%。実に10%以上も、我々の収入は“搾取”されていることになる。

 あれだけ大々的に公約に掲げた以上、“2年限定の食品消費税ゼロ”は、さすがに実現するはずだが……。

「ただ、一方で公的医療保険に上乗せして徴収する“子ども・子育て支援金制度”が今年4月から始まります。会社員や公務員の場合、平均で月500円程度の負担増。こうした細かな負担増が重なることで、賃金が上がらないと国民生活は楽にならないのではないでしょうか」(ファイナンシャルプランナーの高山一恵氏)

 この30年間で、食費も値上がりが目立つ。かつてはワンコインランチという言葉が主流だったが、今や、それは絶滅危惧種。庶民の味方であるはずのラーメン価格も、“1000円の壁”を超えつつある。
「『CoCo壱番屋』のカレーなんて、トッピングや辛さ増しをすると、1000円超えは当たり前で、2000円を超えることもままあります。『鳥貴族』も全品298円なんて、過去の話。今は390円まで値上がりしています。回転寿司も“1皿100円”店は消滅し、人気のネタは200円超え、300円超えばかりです」(フードアナリスト)

 それはコンビニも同様で、「“令和の米騒動”の影響もあって、おにぎりを2つ買ったら500円を超えるなんてことも珍しくありません」(前同)

 コメ不足、円安、人件費高騰など、さまざまな要因が重なって、飲食店経営はどこも苦しい舵取りを迫られているのが現実だ。

 食費以外にも、「高くて旅行ができなくなった」という声も多く聞かれた。

「インバウンドの影響で、全国的にホテル代が高騰しています。格安ビジネスホテルでも、それとは思えない宿泊代に驚かれる人も多いです。

 そのうえ、海外なんて行こうと思ったら、飛行機の燃油サーチャージがバカにならない。今後はイラン情勢の影響で、さらに高くなるはずですから、国民にとって旅行は遠いものになりつつあります」(旅行代理店関係者)

 相次ぐ値上げ地獄に暗たんたる気持ちになってしまうが、そんなインフレ時代にあっても頑張って価格維持している分野もある。

「意外にも新幹線やビールは、ほとんど値上がりしていません。携帯電話はスマホ時代になって機種価格は跳ね上がりましたが、通信料金はむしろ値下がりしています」(情報誌デスク)

 庶民は居酒屋に行くのも我慢して、スマホで動画を観ながら家飲みするしかなさそうだ。

【前編】平均年収は30年前とほぼ同じ、それでもたばこは2.5倍、消費税は3倍超 高市政権で悪化「物価上昇率」一覧では、イラン情勢の悪化や高市早苗政権の経済政策によって、さらに庶民の暮らしが厳しくなる恐れがあるという専門家の分析なども詳報している。

《【前編】はこちらから》

高山一恵(たかやま・かずえ)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、Money&You取締役。一般社団法人「不動産投資コンサルティング協会」理事。月400万PV超のウェブメディア「Mocha(モカ)」やYouTube「Money&YouTV」を運営。著書に「11歳から親子で考えるお金の教科書」(日経BP)など。

森永康平(もりなが・こうへい)
経済評論家・森永卓郎氏の長男として、1985年に埼玉県所沢市で生まれる。2007年に明治大学政治経済学部を卒業後、SBIホールディングスに入社。アナリスト・ストラテジストとして活躍し、18年6月には金融教育を普及させることを目的としたベンチャー企業「株式会社マネネ」を設立。親子で学べる金融教育セミナーを全国で開催し、幅広い層に対して金融リテラシー向上のための支援活動を行っている。経済・金融教育のスペシャリストである一方で、キックボクシングと総合格闘技の試合にも挑む“戦う経済アナリスト”として知られ、テレビやラジオへの出演、各種メディアや書籍での執筆など、幅広く活動中。


■【画像】崎陽軒のシウマイ弁当は1000円超、マックも1.5倍に!30年前とはこんなに違う「物価上昇率」一覧表【食べ物・外食部門】

 今や崎陽軒のシウマイ弁当は1000円を超えているし、マクドナルドのハンバーガーも30年前と比べるとおよそ1.5倍の価格にまで上昇している。

※画像/編集部
※画像/編集部

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