米国政府が2025年7月5日のバイオテロを予測し、日本の内閣府は「新たなパンデミック」をシミュレートしていた、その病原体は共に「ニパウイルス」
7月5日の日本壊滅はやらせ情報であり、それを利用して日本を壊滅に追い込む計画が存在する。その計画はバイオテロ。
バイオテロによるパンデミック
アメリカの心専門医のピーター・マカロー氏のウェブサイトで、疫学者のニコラス・ハルシャー氏という方が、
「アメリカ連邦政府によるニパウイルスのパイオテロのシミュレーション」
について警告を発していました。
その書類は「2024年国家バイオ防衛計画最終版」というもので、こちらにあります。
国家バイオ防衛計画の表紙
biodefensecommission.org
173ページもあるものですが、そこに「シナリオ」というページがありまして(9ページ)、以下のようにあります。
「2025年7月4日のバイオテロ攻撃前および攻撃中の行政および議会の行動に関する合同調査」というページです。
国家バイオ防衛計画最終版より
9週間前、独立記念日を祝っていたアメリカの首都ワシントンをはじめとするアメリカの都市を、いまだに正体不明の国家あるいはテロリスト集団が生物兵器で攻撃した。
彼らが使用した感染性物質は、1日で少なくとも 28万人のアメリカ人を殺害し、全国で少なくとも 40万人に感染させた。さらに、20万人が死亡し、80万匹の動物が感染した。この数字は、病気の蔓延に伴い増加するだろう。
議会の同僚やスタッフの多くが感染し、亡くなった。その後数日間に同盟国で発生した協調攻撃により、さらに数万人が亡くなった。
テロリストは 2025年7月4日の事件に先立ち、アメリカの都市や地方で小規模な攻撃を行い、私たちの防衛力を試し、対応策を測っていたと聞いた。
これらの小規模な攻撃は、ほとんど気づかれなかった。実験室での検査によりニパウイルスが病気の原因であることは確認されたが、敵対勢力がどのような方法でヒトに感染させ、農村部の家畜に病気を蔓延させたのかは未だ解明されていない。
…遺伝子組み換えによって動物から動物へ、動物から人へ、そして人から人へと感染する能力が高められ、死亡率は 40%を超えている。
こういうシミュレーションです。
興味深いのは、日本の内閣府も同じニパウイルスによるパンデミックをシミュレートしていたことでした。
それについては、後でご紹介するとして、まずは、疫学者のニコラス・ハルシャー氏の記事です。
連邦政府の報告書は、FDAが暴走する中で2025年7月4日のバイオテロ攻撃を予測している
Federal Report Simulates July 4th 2025 Bioterror Attack as the FDA Goes Rogue
The Focal Points 2025/06/04
疫学者ニコラス・ハルシャーがブランノン・ハウズ・ライブに出演
2024年4月、バイオ防衛に関する超党派委員会は、「バイオ防衛のための国家ブループリント:生物学的脅威に対する防衛に必要な緊急措置」を発表した。
これは、連邦政府の委託による、あまり知られていないものの非常に憂慮すべき報告書だ。
この報告書は、2025年7月4日に遺伝子組み換えニパウイルスを用いてバイオテロ攻撃をシミュレーションし、1日で 28万人のアメリカ人を殺害し、家畜を壊滅させるという内容だ。
このシナリオでは、ニパウイルスは高い伝染性を持つように改変されており、致死率は 40%を超えている。
COVID-19 直前のイベント201と同様に、このシミュレーションは、差し迫った危機を予見した上での戦略的計画を体現しているように思われる。
(※ 訳者注)イベント201というのは、2019年10月18日に、ジョンズ・ホプキンス大学と世界経済フォーラム、そして、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と共同で開催された「新しいコロナウイルスによる世界的なパンデミックの公開シミュレーション」です。2020年1月の In Deep の記事に詳細があります。
これは、将来の緊急権限、AIを活用した監視、そして「ワクチン」の迅速な配備のための政策とインフラの基盤構築を意味する。
この報告書は、国家安全保障会議(NSC)の下に国家バイオ防衛権限を集中化すること、ホワイトハウスに常設の部局を設置すること、そして分散型の検知システムを統合されたテクノロジー主導のインフラに置き換えることを明確に求めている。
差し迫ったバイオテロ攻撃の警告は、バイオ防衛に関する超党派委員会の報告書だけに限ったことではない。
ピーター・マークス氏 (FDA の前任のワクチン責任者)が FDA から追放された直後、彼はアメリカに対して人工の生物学的脅威について暗黙の脅迫を発した。
右がピーター・マークス前FDA生物製剤評価研究センター所長。…いつでも、エボラ出血熱など、我が国にとって非常に危険なウイルスが数多く出現する可能性があります。私たちはそれらに対処する準備を整えたグループを編成していました。さらに、詳細をすべてお話しすることはできませんが、人為的な脅威にも対処する準備はできていました。
昨年、元ホワイトハウスの COVID 担当官アシシュ・ジャー氏は、生物兵器とパンデミックの時代が迫っていると警告した。
アシシュ・ジャー氏は「多くの人々」が生物兵器を作っていると主張し、存在しない病原体に対するワクチンを求め、ワクチンの「誤情報」と戦う「責任」を強く求めている。
最も懸念されるのは、ビル・ゲイツ氏が最近、バイオテロ攻撃について警告しながら、抑えきれないほど笑っているのが発見されたことだ。
だからこそ、FDA による先制行動が正当化されるのだ。
私たちは、機能獲得研究の即時世界的一時停止、パンデミックの可能性のあるすべての改変病原体の破壊、そして、人為的なパンデミックの再発を防ぐために数千の BSL-3 および BSL-4 バイオラボの適切な調査の検討を求める。
一方、FDA は公式に(保健福祉省の方針に)反旗を翻した。モデルナ社の最新の COVID-19 mRNAワクチン「mNEXSPIKE」を、プラセボ対照試験を 1件も実施せずに承認したのだ。これは、保健福祉省が最近公言した「すべての新規ワクチンは、承認前にプラセボ対照試験による安全性試験を受けなければならない」という方針と真っ向から矛盾する。
ここまでです。
ビル・ゲイツさん嬉しそうですね。「本当に恐ろしいバイオテロリストなのです」とか言いながら、笑いが止まらないといった感じです。
記事中に「イベント201」について書かれています。
記事でも補足しましたが、これは,2019年10月に、ニューヨークで行われたコロナウイルスによるパンデミックのシミュレーションで、ここでも、ビル・ゲイツさんは大きな役割を演じています。
以下の記事で、その内容の詳細を書いています。
・武漢ウイルスが出現する2ヵ月前、アメリカの科学者が「次に発生するコロナウイルスのパンデミックは《地球上の6500万人を殺す》」というシミュレーションを公表していた
In Deep 2020年1月27日
イベント 201は、中国で新型コロナが(公式に)出現したとされる約 2カ月前におこなわれました。
そんなこともあり、疫学者のニコラス・ハルシャー氏は、アメリカ政府によるシミュレーションに懸念を持ったようです。
さて、ここから、日本政府の同じようなシミュレーションをご紹介します。こちらはバイオテロではないです。
内閣府による「新型ニパ」のパンデミック・シミュレーション
このことについては、2023年09月29日のメルマガ『内閣府の野望:新型ニパ』で取り上げたことがあります。
これは、内閣府の「個別調査分析1 健康・医療」と題された 333ページにおよぶ大書類で、冒頭のページはこちらにあります。
この書類のエグゼクティブサマリーの見出しには、以下のような項目があります。
1.mRNA ワクチン
2.自己複製型 RNA(レプリコン)ワクチン
3.ポートフォリオ戦略としての組み換え蛋白ワクチン
4.植物由来ウイルス様粒子(VLP)ワクチン
5.パンデミック前に準備できるワクチンとしての BCG 東京株
6.体外式膜型人工肺(ECMO)の小型化・軽量
7.天然痘国産ワクチン LC16m8
8.CRISPER/Cas9 でゲノム編集したブタ臓器の異種移植
そして、
「新たなパンデミックのシミュレーションが描かれている」
のですね。
シミュレーションは、こちらのページから始まります。
説明の中には、
> …こで、1999年に発生したニパが遺伝子変異を起こして進化し、新型ニパとなって 20XX 年に再興感染症として再び我々の前に立ちはだかるという架空のシナリオを考えた。
とあり、「パンデミック初期」は以下のように始まります。実際には、どの項目も非常に具体的で長いもので、そこからの部分的な抜粋です。
「第2節 パンデミック初期」より
バングラデシュのソーシャルメディアには以下のような情報が流布されるようになる。
-20XX 年11月20日:高い熱がしばらく続いたあと、精神失調を来たして死んでいく恐ろしい伝染病がダッカのスラム街で流行している。すでに数千人以上を死に至らしめている。
-20XX 年11月21日:人々が、効果が有ると考えられる、ありとあらゆる薬剤のストックを現在空にしつつあり“パニック”状態となる。
-20XX 年11月22日:世界一の人口過密地帯が最近1週間でゴーストタウンと化してしまった。まるで SF 映画でもみているようだ。
まだまだ非常に長く続くのですが、次のセクションは「日本への伝播」が描かれます。
「第3節 日本でのインデックス・ケース(最初の患者)」より
バングラデシュ観光ツアーより11月1日(日)に帰国した東京に住む大学生が14日(土)に 39度の高熱で発症。この時期、バングラデシュでニパ脳炎が流行しているとは誰も知らない。(略)…原因不明の脳炎という診断のもと11月27日(金)に死亡。遺族の希望により病理解剖は成されなかった。そのような場合、脳炎の原因ウイルスは判らない。
-20XX 年12月7日(月):WHO が公衆衛生上の緊急事態を宣言。WHO はバングラデシュでのニパ脳炎アウトブレイクに関する記者会見を日本時間の12月7日朝6時に行った。
この後、 WHO の緊急事態宣言の内容が長く書かれますが、次のセクションにうつります。
「第4節 危機管理モードに入る」より
– 20XX 年12月7日夜7時:内閣感染症危機管理監 記者会見
– 20XX 年12月9日昼:大学病院記者会見 (それぞれの会見内容は、長く、そして非常に具体的に描写されますが、割愛します)
この報道のあと、日本国中に不安が広がった。都内では、多くが仕事を早く切り上げ、食料を買いに走り、一部の人は電車を使わず徒歩か、タクシーで帰宅した。
その直後よりネット上で情報が錯綜した。
「致死率は 40%だそうで、日本でも数千万人が死亡するだろう」、「このパンデミックは3年続き、スペイン風邪以上の犠牲者がでるだろう」
その直後よりペットボトルの水やインスタント食品、電池、マスクなどはあっという間に店頭から消えた。
– 12月10日:ニパ感染症政府現地対策本部を設置
そして、次に「迅速なワクチン対応」がシミュレートされます。部分的な抜粋です。
11月27日、ウイルスのゲノム情報が一般公開される3日前で、WHO が公衆衛生上の緊急事態を宣言する11日前にはモデルナ社はワクチンのデザインを完了し、直ちに大量生産体制に移ったのであった。
mRNA の大量生産は mRNA が全く異なっても同じ生産ラインに翌日からでも切り替えることが可能だ。
…レプリコン・ワクチンの適切な用量(5マイクログラム)は既にサルを使った研究で得られていたので第2相臨床試験をスキップし、第3相の大規模ランダム化臨床試験から実施されることとなった。この点、有事の際のルールのコンセンサスが得られていたのである。
同時にエビデンスが示されれば国内だけではなく世界中にワクチンを供給できるように直ちに大量生産体制に入った。月に1億回分生産可能な体制が平時より4種混合ワクチンで確立していたので、全くといってよいくらい混乱はなかった。
…2,119 人が直ちに接種を受け、2,041 人が 21日後に接種を受けた。前者では誰もニパを発症しなかったが、後者では 16人が発症した。予防効果は 100%である。統計学的にも有意な結果だった。
副反応として、1 人が発熱、1人がアナフィラキシー反応、もう 1 人がインフルエンザ様症状を示した。この 3人はいずれも速やかに回復した。よって安全に接種可能ということだ。
もちろん数万人に 1人発生する接種後死亡はあり得たが、そのリスクとベネフィットを天秤にかければ接種する方が得である。
このように、シミュレーションでは、第2相臨床試験をスキップした mRNAワクチンでの第3相試験となり、その予防効果は「 100%」と記されています(苦笑)。
人々の恐怖心に訴える
新型コロナのときとほぼ同じ展開がここに書かれていますが、このシミュレーションは、「コロナのパンデミックが発生した後に記されたもの」です。
ばかばかしいシミュレーションとは思っても、たとえば、ここに出てくるような「死亡率 40%」というような病気が出現したとすれば、みんな萎縮してしまうので、また同じ展開になるのですかねえ。
WHO にしても、パンデミック条約が 4月に最終決定したわけですので、ここらでひとつ大きなパンデミックも望んでいるでしょう。
実際には、死亡率 40%などという致死率のウイルスは広範なパンデミックには至らないです(感染した人が次々と亡くなっていくので病原体が拡大しづらい)。
ジョンス・ホプキンス大学の科学者たちが、2018年の報告書で書いた「将来的に最も深刻な影響を与える可能性のある病原体」の特徴は以下のようなものでした。
2018年の報告書にある「将来的に最も深刻な影響を与える可能性のある病原体」の予測
・呼吸器系の感染症
・致死率が低い
・発症しない人が多い、あるいは軽症の人が多い
・そのような特徴を持つ RNA ウイルス
そういう意味では、新型コロナのようなウイルスが、最も社会への影響が大きいのです(ほとんど発症せず、みんな軽症なので)。このことは、WHO のパンデミック宣言が出された 2020年3月の以下の記事で書いています。
・人類を破滅に導くパンデミックは、エボラやSARSのような凶悪な病原体ではなく「発症しづらく致死率の低い軽い風邪のような病原体」だと2年前にジョンス・ホプキンスの科学者が警告していた
In Deep 2020年3月9日
仮に次のパンデミックが起きても、コロナのときほど人々は従わないでしょうけれど、その分、当局側は「脅威と恐怖をさらに強くする」という方向に向かうのでしょうかね。
起きてみなければわかりません。
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