鉄分は生命の維持にすべての生物に必要なミネラル。無ければ死に至る。
私は最近、(プレアデス人と称する)メイの動画をよく観ています。
普段は政治や経済の話題が主なのですが、めずらしく健康に関する話題があり、それがとても私に響いたので、今回はその話題をしたいと思います。
訪問者の方々は、以下のような症状を感じたことはあるでしょうか。
・朝起きたとき身体が重い、心も重い、心が沈む。
・理由がわからない疲労感、やる気のなさ。
・コーヒーを飲んでも目が覚めず、午前中はぼんやりとした状態で過ごし、本当に目が覚めるのは昼過ぎになってから。
・若い頃は朝から元気に動けたのに、今はそれができない。
・頭痛に悩まされている。
・肩こりや腰痛が慢性化し、マッサージに通っても一時的にしか楽にならず、すぐにまた痛みが戻ってくる。
・湿布を貼り、痛み止めを飲み、それでも痛みは消えない。
・50代、60代になって、こんなに体が重くなるものなのかと驚く。
・爪が割れやすくなった、肌が荒れる、髪が抜ける。
・更年期だから仕方ない、もう若くないから当然だと自分に言い聞かせる。
・(女性の場合)更年期の症状に悩まされ、ホットフラッシュ、イライラ、不眠、関節の痛みに苦しむ。
・(女性の場合)閉経後も体調が優れず、疲れやすく、些細なことで気分が落ち込む。
・精神面でも、憂鬱な気分が続く、不安が消えない、集中できない、気力が湧かない。
・孫の世話をしたくても体がついていかず、親の介護で疲れ果て、自分のことで精一杯なのに周りからはもっと頑張れと言われる。
・何をやってもうまくいかない気がして、自分には価値がないと思い込み、若い頃の自分と比べては落ち込む。
・指先がパックリと割れて、痛みに耐えながら家事をしている。
・冬になると必ず指先が切れ、血が滲み、ハンドクリームを塗っても治らない。
・・・
病院に行って不調の原因を調べてもらってもわからないものを不定愁訴(ふていしゅうそ)と言うそうです。
これらの症状は、まさしく不定愁訴と呼ぶべきものだと思います。
私は5年前まで東京に住んでいたのですが、私が東京に住んでいた頃は、まさにこの不定愁訴に悩まされていました。
どこが悪いということではなく、なんとなく不調で、やる気が出ない。強い痛みがあれば病院に行くけれども、なんとなくだるいぐらいなので病院に行くほどでもない……。
でも実際に病院に行かれた方もおられると思います。
メイは、これらの症状を抱えて病院に行くと、医師は「ストレスでしょう、年齢のせいでしょう、更年期ですから仕方ないですね、もう少し様子を見ましょう」と言われるといいます。
症状の違いにより、以下のような診療科目に分かれるといいます。
・頭痛 ...内科、脳神経外科
・更年期障害...婦人科
・肩こり ...整形外科
・憂鬱な気分...精神科
そして、それぞれ違う薬が処方されることになります。複数の症状があれば、いくつか病院を回り、複数の薬を飲むことになります。
メイは、現代日本の医療システムは全体を見ようとはしないことが問題だといいます。体を部品として扱い、頭は頭、子宮は子宮、骨は骨と、それぞれ別々に診断します。つまり、全体が一つの生命体として繋がっているという視点が失われているのです。
私事ですが、東京から長野に引っ越した5年ほど前から、これら不定愁訴がだいぶ軽減した気がします。
東京と長野での生活の違いと言えば、自炊するようになったことです。
東京では店屋物ばかり食べていました。
ラーメン、蕎麦、うどん、パスタ・・・等々。そしてたまに定食といった具合です(これだと野菜が不足して、あまり健康的とはいえない気がします)。
しかし長野のド田舎に来ると、手軽に外食に行けません。田舎ですから、気軽に歩いて店に行くということができません。もちろん車なら行けますが、毎日食事の為に車で出かけるというのは億劫です。
では私の場合、食事を店屋物から自炊に替えたことが、不定愁訴が軽くなった原因でしょうか。
メイの指摘からすると、それはイエスのようです。
メイは、バラバラの症状がたった一つの原因で起こっているかもしれないと指摘しています。
その一つの原因が、「鉄分」の不足です。
メイは現代日本人は、圧倒的に「鉄」と「タンパク質」が不足しているといいます。
今回のメイの動画は鉄の話題にしぼっているので、今回は鉄のみにフォーカスしたいと思います。
私たちは鉄というと、ヘモグロビンが血液を巡って身体の細胞に酸素を送っていることを思い出しますが、それは一面の理解に過ぎないといいます。
鉄は、もっと深く、もっと広く、人間の生命の根幹に関わっているというのです。
では、メイは鉄はどのような働きをしていると言っているのでしょうか。
箇条書きで示します。
・幸せを感じるセロトニンというホルモンを作るのにも、鉄が必要。
・やる気を出すためのドーパミンを作るのにも、鉄が必要。
・コラーゲンを作るのに、鉄が必要。
・ホルモンを作るのに、鉄が必要。
・酵素が働く為に、鉄が必要。
酵素が働く為に鉄が必要だというのは決定的に思えます。
鉄は、胎内で何百という酵素の中心に存在し、その酵素たちが働くために絶対に必要な存在で、酵素がなければ、食べ物を消化することも、エネルギーを作ることも、細胞を修復することもできなくなるといいます。よって、鉄がなければ、生命活動そのものが止まってしまうことになります。
結果として、鉄が足りないと、貧血だけでなく、心も、肌も、骨も、すべてが弱くなっていくことになります。
肌が荒れ、しわが増え、髪が抜け、爪が割れるといったことがおきます。
もちろん不調となるのは身体だけでなく、精神面にも強く影響します。
上記の神経伝達物質が不足すると、心が沈み、やる気が出ず、何をしても楽しくないと感じるようになります。また鉄不足によってホルモンバランスが崩れると、体温調節がうまくいかず、疲れやすく、眠れなくなるといいます。
あらゆる不定愁訴の症状が、鉄不足という一つの原因で起こる可能性があるようなのです。
さらにメイは興味深い指摘をしています。
鉄が必要なのは人間だけでなく、地球上のあらゆる生命が鉄を必要としているといいます。
植物の光合成ですが、葉緑素の中で鉄が働き太陽の光を使って糖を作り出します。鉄がなければ、植物は光合成ができず、枯れてしまうといいます。
豆科植物の根には根粒菌という微生物が住んでいて、空気中の窒素を固定してタンパク質の元を作るのですが、この働きにも鉄が必要だといいます(鉄がなければタンパク質は作れない←知らなかった!)。
海は広大ですが、実は鉄が枯渇しているといいます。
海の生物たちは、森から流れてくる鉄を待っているといいます。森の土に含まれる鉄が、雨によって溶け出し、川を通って海に届き、プランクトンを育て、魚を育て、牡蠣を育てるといいます。
牡蠣の漁師たちが森に木を植える運動をしているのは、これが原因だといいます。そういえば、今年は広島の牡蠣の大量死が報道されました。原因は、海水温の上昇と、雨が少なく海水の塩分濃度が高い状態が続いたことだと言われていますが、案外、鉄不足もあったのかもしれません。
人体の血液は、鉄によって酸素を運び、細胞を生かします。地球の海は、鉄によってプランクトンを育て、生態系を支えます。つまり、人間の体という小さな宇宙と、地球という大きな生命体は、同じ構造を持っていて、ミクロとマクロは、鏡のように対応しているといいます。
人間の身体も地球も同じように、鉄によって命を育んでいるといえます。
では、いかにして鉄を身体に摂り込むかです。
植物は光合成の為に地中の鉄を吸収します。それゆえ植物には鉄が含まれるので、野菜を食べることが健康的というイメージが定着したのでしょうか。
メイは、日本の文化には鉄を摂り入れる昔からの知恵があったと言います。
それが鉄瓶で淹れたお茶と、鉄鍋で料理をしたことです。
お茶に含まれるタンニンが鉄を溶かします。ひじき自体は鉄分は少ないですが、ひじきに含まれるタンニンが鉄鍋から鉄を溶かします。
こうして日本人は、お茶や料理から自然と鉄分を補給していたといいます。
ところが、1960年代、1970年代になるとステンレスとテフロン加工の調理器具が登場します。鉄の調理器具は手入れが面倒な一方、ステンレスとテフロン加工の調理器具は、軽く、錆びず、焦げ付かず、洗うのも楽だったので爆発的に普及しました。
誰も気づかぬうちに、日本人の食生活から鉄の供給源が消えたのです。
そこで起こったのが、日本人を襲う数々の原因不明の症状でした。
戦後の食料不足による栄養失調で多かった低出生体重児ですが、食料不足の解消に伴い減ります。ところが1960年代から1970年代にかけて、再び増加し始めて今に至るといいます。
また、1970年代に入ると花粉症やアトピー性皮膚炎が急増します。
卵を食べると蕁麻疹が出る、牛乳を飲むと下痢をする、小麦でアレルギーが出るといった食物アレルギーも増えます。
鉄不足だけが花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーの原因ではないのかもしれませんが、鉄不足がこれらの症状に関わっている可能性は高いのかもしれません。
以下が、メイの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=j6XjtgvSHq4&t=1173s
* * * * *
冒頭で田舎に引っ越して、私の不定愁訴は軽くなったと言いました。
でも自炊しているといっても(鉄分を土から吸い上げたであろう)野菜を多めに摂っているわけではなく、いまだに私は鉄は不足気味ではないかと思っています。
年齢のせいもあるでしょうが、最近特に抜け毛がひどくなってきたのは、鉄分不足かもしれないと思えてきました。
というより、こういう話を知ってしまうと、やってみたくなる私の悪い癖があります。
とにかく私は鉄不足ということにして、鉄分補給をやってみることにしました。
まずやったのは、塩を変えることでした。
今までは、海水から作った天日塩を使っていたのですが、岩塩に変えました。私が使っていた海塩の成分表を見ると、たしかに鉄分はありません。メイが言ったように、海には鉄が枯渇しているようです。
岩塩で鉄分というと、ヒマラヤのピンクソルトを思い浮かべる人もいるかもしれません。
私も頭に浮かんだのですが、ネットで調べてみると、ピンクソルトのピンクは酸化鉄の色で、酸化鉄は身体に吸収されないそうです。でも、一般に岩塩は鉄分を含んでいるようなので、海塩から岩塩に替えるのは意味があるようです。
さらに、鉄瓶か鉄鍋を買おうと思いました。
ネットで調べてみると、鉄瓶・鉄鍋以外で、鉄を効率的に摂取する小物があることがわかりました。
以下です。
[天空鉄丸対流型 鉄分強力溶出タイプ【丸】 南部鉄器]...①
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PHJMWPN?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
[南部鉄器 きゅうり]...②
https://www.amazon.co.jp/dp/B071GQQ925?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
鉄のフライパンと共に、これらを買ってみました。
私は普段、緑茶を飲んでいるのですが、水とお茶の粉末に①を入れて沸かしてみました。すると驚いたことに、できたのは緑茶ではなくて、コーヒー色のお湯でした。カップに注いでも真っ黒で、カップの底が見えません。お茶の香りがすっかり無くなった不思議な飲み物となりました。
鉄分、溶け出し過ぎだろ~~、と言いたくなりました。
製品の性能が良すぎて、お茶が真っ黒になるまで鉄が溶けだすのです。
②は、カレーを作るのに入れてみたのですが、普段は黄色のカレーが茶褐色に黒ずんだカレーとなってしまいました。
なにも、ここまで溶け出さなくても・・・、と思ったのですが、鉄分が溶け出すように作られた製品なのですから、仕方ないですね。
これから味や色を変えない程度に鉄分を取り出すにはどんな風に使ったらいいか、模索することになりそうです。
さて、これで私の抜け毛は止まるでしょうか……。
(2025年12月6日)
普段は政治や経済の話題が主なのですが、めずらしく健康に関する話題があり、それがとても私に響いたので、今回はその話題をしたいと思います。
訪問者の方々は、以下のような症状を感じたことはあるでしょうか。
・朝起きたとき身体が重い、心も重い、心が沈む。
・理由がわからない疲労感、やる気のなさ。
・コーヒーを飲んでも目が覚めず、午前中はぼんやりとした状態で過ごし、本当に目が覚めるのは昼過ぎになってから。
・若い頃は朝から元気に動けたのに、今はそれができない。
・頭痛に悩まされている。
・肩こりや腰痛が慢性化し、マッサージに通っても一時的にしか楽にならず、すぐにまた痛みが戻ってくる。
・湿布を貼り、痛み止めを飲み、それでも痛みは消えない。
・50代、60代になって、こんなに体が重くなるものなのかと驚く。
・爪が割れやすくなった、肌が荒れる、髪が抜ける。
・更年期だから仕方ない、もう若くないから当然だと自分に言い聞かせる。
・(女性の場合)更年期の症状に悩まされ、ホットフラッシュ、イライラ、不眠、関節の痛みに苦しむ。
・(女性の場合)閉経後も体調が優れず、疲れやすく、些細なことで気分が落ち込む。
・精神面でも、憂鬱な気分が続く、不安が消えない、集中できない、気力が湧かない。
・孫の世話をしたくても体がついていかず、親の介護で疲れ果て、自分のことで精一杯なのに周りからはもっと頑張れと言われる。
・何をやってもうまくいかない気がして、自分には価値がないと思い込み、若い頃の自分と比べては落ち込む。
・指先がパックリと割れて、痛みに耐えながら家事をしている。
・冬になると必ず指先が切れ、血が滲み、ハンドクリームを塗っても治らない。
・・・
病院に行って不調の原因を調べてもらってもわからないものを不定愁訴(ふていしゅうそ)と言うそうです。
これらの症状は、まさしく不定愁訴と呼ぶべきものだと思います。
私は5年前まで東京に住んでいたのですが、私が東京に住んでいた頃は、まさにこの不定愁訴に悩まされていました。
どこが悪いということではなく、なんとなく不調で、やる気が出ない。強い痛みがあれば病院に行くけれども、なんとなくだるいぐらいなので病院に行くほどでもない……。
でも実際に病院に行かれた方もおられると思います。
メイは、これらの症状を抱えて病院に行くと、医師は「ストレスでしょう、年齢のせいでしょう、更年期ですから仕方ないですね、もう少し様子を見ましょう」と言われるといいます。
症状の違いにより、以下のような診療科目に分かれるといいます。
・頭痛 ...内科、脳神経外科
・更年期障害...婦人科
・肩こり ...整形外科
・憂鬱な気分...精神科
そして、それぞれ違う薬が処方されることになります。複数の症状があれば、いくつか病院を回り、複数の薬を飲むことになります。
メイは、現代日本の医療システムは全体を見ようとはしないことが問題だといいます。体を部品として扱い、頭は頭、子宮は子宮、骨は骨と、それぞれ別々に診断します。つまり、全体が一つの生命体として繋がっているという視点が失われているのです。
私事ですが、東京から長野に引っ越した5年ほど前から、これら不定愁訴がだいぶ軽減した気がします。
東京と長野での生活の違いと言えば、自炊するようになったことです。
東京では店屋物ばかり食べていました。
ラーメン、蕎麦、うどん、パスタ・・・等々。そしてたまに定食といった具合です(これだと野菜が不足して、あまり健康的とはいえない気がします)。
しかし長野のド田舎に来ると、手軽に外食に行けません。田舎ですから、気軽に歩いて店に行くということができません。もちろん車なら行けますが、毎日食事の為に車で出かけるというのは億劫です。
では私の場合、食事を店屋物から自炊に替えたことが、不定愁訴が軽くなった原因でしょうか。
メイの指摘からすると、それはイエスのようです。
メイは、バラバラの症状がたった一つの原因で起こっているかもしれないと指摘しています。
その一つの原因が、「鉄分」の不足です。
メイは現代日本人は、圧倒的に「鉄」と「タンパク質」が不足しているといいます。
今回のメイの動画は鉄の話題にしぼっているので、今回は鉄のみにフォーカスしたいと思います。
私たちは鉄というと、ヘモグロビンが血液を巡って身体の細胞に酸素を送っていることを思い出しますが、それは一面の理解に過ぎないといいます。
鉄は、もっと深く、もっと広く、人間の生命の根幹に関わっているというのです。
では、メイは鉄はどのような働きをしていると言っているのでしょうか。
箇条書きで示します。
・幸せを感じるセロトニンというホルモンを作るのにも、鉄が必要。
・やる気を出すためのドーパミンを作るのにも、鉄が必要。
・コラーゲンを作るのに、鉄が必要。
・ホルモンを作るのに、鉄が必要。
・酵素が働く為に、鉄が必要。
酵素が働く為に鉄が必要だというのは決定的に思えます。
鉄は、胎内で何百という酵素の中心に存在し、その酵素たちが働くために絶対に必要な存在で、酵素がなければ、食べ物を消化することも、エネルギーを作ることも、細胞を修復することもできなくなるといいます。よって、鉄がなければ、生命活動そのものが止まってしまうことになります。
結果として、鉄が足りないと、貧血だけでなく、心も、肌も、骨も、すべてが弱くなっていくことになります。
肌が荒れ、しわが増え、髪が抜け、爪が割れるといったことがおきます。
もちろん不調となるのは身体だけでなく、精神面にも強く影響します。
上記の神経伝達物質が不足すると、心が沈み、やる気が出ず、何をしても楽しくないと感じるようになります。また鉄不足によってホルモンバランスが崩れると、体温調節がうまくいかず、疲れやすく、眠れなくなるといいます。
あらゆる不定愁訴の症状が、鉄不足という一つの原因で起こる可能性があるようなのです。
さらにメイは興味深い指摘をしています。
鉄が必要なのは人間だけでなく、地球上のあらゆる生命が鉄を必要としているといいます。
植物の光合成ですが、葉緑素の中で鉄が働き太陽の光を使って糖を作り出します。鉄がなければ、植物は光合成ができず、枯れてしまうといいます。
豆科植物の根には根粒菌という微生物が住んでいて、空気中の窒素を固定してタンパク質の元を作るのですが、この働きにも鉄が必要だといいます(鉄がなければタンパク質は作れない←知らなかった!)。
海は広大ですが、実は鉄が枯渇しているといいます。
海の生物たちは、森から流れてくる鉄を待っているといいます。森の土に含まれる鉄が、雨によって溶け出し、川を通って海に届き、プランクトンを育て、魚を育て、牡蠣を育てるといいます。
牡蠣の漁師たちが森に木を植える運動をしているのは、これが原因だといいます。そういえば、今年は広島の牡蠣の大量死が報道されました。原因は、海水温の上昇と、雨が少なく海水の塩分濃度が高い状態が続いたことだと言われていますが、案外、鉄不足もあったのかもしれません。
人体の血液は、鉄によって酸素を運び、細胞を生かします。地球の海は、鉄によってプランクトンを育て、生態系を支えます。つまり、人間の体という小さな宇宙と、地球という大きな生命体は、同じ構造を持っていて、ミクロとマクロは、鏡のように対応しているといいます。
人間の身体も地球も同じように、鉄によって命を育んでいるといえます。
では、いかにして鉄を身体に摂り込むかです。
植物は光合成の為に地中の鉄を吸収します。それゆえ植物には鉄が含まれるので、野菜を食べることが健康的というイメージが定着したのでしょうか。
メイは、日本の文化には鉄を摂り入れる昔からの知恵があったと言います。
それが鉄瓶で淹れたお茶と、鉄鍋で料理をしたことです。
お茶に含まれるタンニンが鉄を溶かします。ひじき自体は鉄分は少ないですが、ひじきに含まれるタンニンが鉄鍋から鉄を溶かします。
こうして日本人は、お茶や料理から自然と鉄分を補給していたといいます。
ところが、1960年代、1970年代になるとステンレスとテフロン加工の調理器具が登場します。鉄の調理器具は手入れが面倒な一方、ステンレスとテフロン加工の調理器具は、軽く、錆びず、焦げ付かず、洗うのも楽だったので爆発的に普及しました。
誰も気づかぬうちに、日本人の食生活から鉄の供給源が消えたのです。
そこで起こったのが、日本人を襲う数々の原因不明の症状でした。
戦後の食料不足による栄養失調で多かった低出生体重児ですが、食料不足の解消に伴い減ります。ところが1960年代から1970年代にかけて、再び増加し始めて今に至るといいます。
また、1970年代に入ると花粉症やアトピー性皮膚炎が急増します。
卵を食べると蕁麻疹が出る、牛乳を飲むと下痢をする、小麦でアレルギーが出るといった食物アレルギーも増えます。
鉄不足だけが花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーの原因ではないのかもしれませんが、鉄不足がこれらの症状に関わっている可能性は高いのかもしれません。
以下が、メイの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=j6XjtgvSHq4&t=1173s
* * * * *
冒頭で田舎に引っ越して、私の不定愁訴は軽くなったと言いました。
でも自炊しているといっても(鉄分を土から吸い上げたであろう)野菜を多めに摂っているわけではなく、いまだに私は鉄は不足気味ではないかと思っています。
年齢のせいもあるでしょうが、最近特に抜け毛がひどくなってきたのは、鉄分不足かもしれないと思えてきました。
というより、こういう話を知ってしまうと、やってみたくなる私の悪い癖があります。
とにかく私は鉄不足ということにして、鉄分補給をやってみることにしました。
まずやったのは、塩を変えることでした。
今までは、海水から作った天日塩を使っていたのですが、岩塩に変えました。私が使っていた海塩の成分表を見ると、たしかに鉄分はありません。メイが言ったように、海には鉄が枯渇しているようです。
岩塩で鉄分というと、ヒマラヤのピンクソルトを思い浮かべる人もいるかもしれません。
私も頭に浮かんだのですが、ネットで調べてみると、ピンクソルトのピンクは酸化鉄の色で、酸化鉄は身体に吸収されないそうです。でも、一般に岩塩は鉄分を含んでいるようなので、海塩から岩塩に替えるのは意味があるようです。
さらに、鉄瓶か鉄鍋を買おうと思いました。
ネットで調べてみると、鉄瓶・鉄鍋以外で、鉄を効率的に摂取する小物があることがわかりました。
以下です。
[天空鉄丸対流型 鉄分強力溶出タイプ【丸】 南部鉄器]...①
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PHJMWPN?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
[南部鉄器 きゅうり]...②
https://www.amazon.co.jp/dp/B071GQQ925?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
鉄のフライパンと共に、これらを買ってみました。
私は普段、緑茶を飲んでいるのですが、水とお茶の粉末に①を入れて沸かしてみました。すると驚いたことに、できたのは緑茶ではなくて、コーヒー色のお湯でした。カップに注いでも真っ黒で、カップの底が見えません。お茶の香りがすっかり無くなった不思議な飲み物となりました。
鉄分、溶け出し過ぎだろ~~、と言いたくなりました。
製品の性能が良すぎて、お茶が真っ黒になるまで鉄が溶けだすのです。
②は、カレーを作るのに入れてみたのですが、普段は黄色のカレーが茶褐色に黒ずんだカレーとなってしまいました。
なにも、ここまで溶け出さなくても・・・、と思ったのですが、鉄分が溶け出すように作られた製品なのですから、仕方ないですね。
これから味や色を変えない程度に鉄分を取り出すにはどんな風に使ったらいいか、模索することになりそうです。
さて、これで私の抜け毛は止まるでしょうか……。
(2025年12月6日)



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