PR

赤坂サウナ火災、ドアノブを後から付け替えた形跡…ノブに連動するボルトが動かず開かない状態に

スポンサーリンク
サウナ 社会問題
スポンサーリンク

赤坂サウナ火災、ドアノブを後から付け替えた形跡…ノブに連動するボルトが動かず開かない状態に

現場のサウナ室のドアノブはL字形の木製で、内側、外側ともに外れていた。ドアノブと連動する「ラッチボルト」が動かず、ドアが開かない状態になっていた。

 東京・赤坂の個室サウナ店で客の夫婦が死亡した火災で、各サウナ室のドアノブに後から付け替えられた形跡があったことが捜査関係者への取材でわかった。夫婦はドアが開かず閉じ込められたとみられ、警視庁は設備の不備が事故につながった可能性があるとみて、業務上過失致死容疑を視野に調べている。

 火災は15日正午頃、5階建てサウナ店「SAUNATIGER」3階のサウナ個室で発生。川崎市幸区の美容室経営、松田政也さん(36)と、妻でネイリストの陽子さん(37)が死亡した。

 捜査関係者によると、現場検証の結果、各サウナ室のドアノブが後から取り換えられていた跡が見つかった。一部には動作に不具合もみられたという。

 同庁幹部によると、現場のサウナ室のドアノブはL字形の木製で、内側、外側ともに外れていた。ドアノブと連動する「ラッチボルト」が動かず、ドアが開かない状態になっていた。同庁は夫婦の入室後に壊れたとみて関連を調べている。

 夫婦は非常ボタンも押したとみられるが、事務室の受信機は電源が入っていなかった。店を所管する東京都港区の保健所などによると、建物は2014年1月~19年10月、助産院として利用後にホテルに改修された。サウナ店の運営会社が、22年7月に旅館業の営業許可を取得。同社は23年4月に設備の一部変更を届け出た。同保健所が立ち入り検査を実施したが、旅館業法には非常ボタンやドアノブに関する規定がなく、検査の対象外だったという。

 室内には焦げたタオルが残されており、夫婦は天井の火災報知機に煙を感知させて異常を知らせようとした可能性がある。

美容室経営の松田さん、白髪を目立たなくする独自の技術で人気

 美容師仲間によると、松田さんは大分県出身で専門学校卒業後に上京。複数の美容室勤務を経て独立し、東京・目黒で美容室を経営していた。以前の職場で知り合った妻でネイリストの陽子さんとの間には、幼い娘がいた。

 店は白髪を目立たなくする独自の技術で人気を集め、オンラインのセミナーでも技術を発信していた。元同僚の男性(37)は「人懐っこい性格で、お客さんから好かれていた」と悼んだ。ウィッグ(かつら)を使った美容技術の練習を欠かさず、11月に会った時は「会社を大きくしたい」と夢を語っていたという。男性は「まだまだたくさん話がしたかった」と声を詰まらせた。

マイコメント

これは業務上過失と言うよりは犯罪だろう。
交換したドアノブ自体が破損を前提としたものだったとしたら、この夫婦を狙って
付け替えられた可能性もあり得ます。

今後の警察の調査が待たれますが、心からお二人にはご冥福を送りたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました