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イラン戦争でアメリカは負ける

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中東 戦争

イラン戦争でアメリカは負ける

台湾有事に日本を巻き込むシナリオ / 三つの終末論が激突する中東戦争

竹下雅敏氏からの情報です。
 「イラン戦争でアメリカは負ける」という事について、ねずみさんは、“世界中の著名な学者、ジャーナリスト、そして日本でも慧眼(本質を見抜く目)のある言論人が、すでに言い始めてるんですよね(22秒)。…イランはもうすでに「非対称戦」に入っていると(1分58秒)…アメリカはイランに対して、1発何億円もするミサイルをバンバン打ち込んでくる。ですがイランは、1機300万円くらいの安い自爆ドローンで攻撃する。でね、もうアメリカはこの安っすいドローンを、数億円の迎撃ミサイルで撃ち落とさないといけない状況になってるということなんです(2分14秒)。…この戦争を続けると、先にミサイルが無くなってスタミナ切れするのはアメリカだ(3分4秒)”と話しています。

 日本の状況については、“アメリカが弱ったところで、台湾有事なんてあってね、しかもそれに日本が首つっこむなんて事があったら、アメリカは絶対守ってくれないという雰囲気をひしひしと感じますよね。だからこれ、台湾有事がもしあっても、日本は絶対首突っ込んではいけないということです。なんか今ね、それに嬉々として参加しようと、いろんなところにミサイル配備してますが、それ中国がね、「ここまで届くミサイルやんけ、それ」とか判断したら、普通に攻撃されますよ。被害前でも発射可能とか言っちゃってますからね。これ中国に攻撃する理由を与えちゃってるんですよね。その周辺には小学校、中学校、子供園とか、全部揃ってるんで、もし撃ち込まれて被害出たら、日本の世論も「やり返せー!」ってなりますからね。だから、まあ、もうそうさせたいんでしょうね。「日本と中国をぶつけたい」っていう意図がどこかにあって、そのシナリオがうまく行くように高市政権が今、せっせせっせと線路を敷いてるというだけの話なんですよ。…で、国民が文句言ったらね、国家情報局が出てきて、偽誤情報認定でしょ。もう、なんか全部揃ってきてますやん。(5分49秒)”と話しています。

 あべぴょん政権は、おじいちゃんの岸信介笹川良一児玉誉士夫らが発起人となり設立された国際勝共連合が背後にいた政権でした。その国際勝共連合を支配していたのが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)であったことは周知の事実です。

 2023年5月30日の記事で紹介しましたが、『新版 社会科学辞典』(新日本出版社 1978年第1刷)の「国際勝共連合」の項目には、“朝鮮半島を突破口に第三次世界大戦がかならずおこらなければならない、日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない、と日本の国民に犠牲になることを要求している”と書かれていました。

 2015年6月29日の週刊現代の記事『戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く 「仮想敵国は中国」…』には、“官邸記者クラブのキャップが集うオフレコの懇親会、いわゆる「オフ懇」。…話題が集団的自衛権のことにさしかかった時である。「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」…まさか本当に、戦争をやる気なのか。”と書かれています。

 これらのことからも分かるように、あべぴょんは本気で中国と戦争をするつもりでした。その為あべぴょんは、キッシンジャー博士と習近平によって処分されたのです。それゆえ、あべぴょんの後継者がバカイチだというのは深刻な問題です。

 なぜ、こうした連中が「朝鮮半島を突破口に第三次世界大戦がかならずおこらなければならない」と考えるのか? それには宗教的な背景があります。“続きはこちらから”のアレクサンドル・ドゥーギン氏の文章は非常に重要です。ツイートをクリックして全文をご覧ください。

(竹下雅敏)

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🏛️終末の衝突——三つの黙示録が中東で激突する時

—アレクサンドル・ドゥーギン

現代中東の戦火は、もはや領土や資源をめぐる世俗的な争いではない。それは、三つの終末論が互いに激突する聖戦(クルセード)であり、ジハードであり、そして世界の終わりを告げる最終戦争でもある。 イランとイスラエルの衝突は、その深層において、それぞれが信じる「最後の時」の解釈が武力衝突にまで昇華した現象だ。

➢アマレク討伐——ネタニヤフの聖戦

ベンヤミン・ネタニヤフが繰り返し口にする「アマレク」という言葉は、多くの西洋人の耳には旧約聖書の古い物語に過ぎない。しかし彼にとって、それは極めて現実的な政治的・軍事的標的だ。

アマレクとは、エジプト脱出後のイスラエル民族を後方から襲撃した敵であり、神は「アマレクの記憶を天地の下から完全に消し去れ」と命じたとされる(申命記25章)。さらに重要なのは、サウエル王がアマレク討伐を命じられながら、最良の家畜とアガグ王を生かしておいたために王位を剥奪されたという物語だ。これは「徹底殲滅」を神が求めるという宗教的枠組みを提供している。

ネタニヤフは、ハマスとの戦いにおいても「アマレク」という言葉を用いた。今、その対象はイランに拡大された。彼の連立政権には、極端な宗教シオニストが参加している。ベングビールやスモトリッチのような閣僚は、神殿山でのユダヤ人礼拝を主張し、最終的には第三神殿の建設を目指す。彼らにとって、現在の戦争はメシア到来の前提条件なのである。

ユダヤ教の伝統では、メシアの到来前にイスラエルは「約束の地」を完全に支配しなければならない。そのためには、内部の敵も外部の敵も一掃される必要がある。ネタニヤフ自身は必ずしも個人的に極端な宗教信者ではないかもしれない。しかし彼は、政治的生存のために、これらの終末論者たちと手を組み、彼らのレトリックを利用している。そして今や、そのレトリックが現実の政策となって、中東を焼き尽くしている。

➢ ラプチャー——ホワイトハウスの終末ゲーム

これと並行して、ワシントンでは別の終末論が権力の中枢に入り込んでいる。トランプ政権の国防長官ピート・ヘグセスをはじめとするキリスト教シオニストたちは、中東の戦火を熱狂的な目で見つめている。

彼らが信奉するのは「ディスペンセーション主義」と呼ばれるプロテスタントの終末論だ。これは19世紀にジョン・ネルソン・ダービーによって体系化され、その後『スコフィールド参考聖書』を通じてアメリカの福音派に広まった。その核心は次のようなものだ:

  1. ユダヤ人がイスラエルに帰還し、国家を再建することは聖書預言の成就である
  2. やがて反キリストが現れ、七年間の艱難時代が始まる
  3. その前に、真のキリスト教徒は「携挙」によって天に引き上げられる
  4. ハルマゲドンの戦いの後、キリストが再臨し、千年王国を樹立する


この終末シナリオにおいて、イスラエルは単なるアメリカの同盟国ではない。それは神の計画の中心的な舞台装置なのである。だからこそ、多くのアメリカ福音派は無条件でイスラエルを支援する。たとえイスラエル政府が非人道的な行為を行おうとも、それは「預言の成就」の一部として肯定的に捉えられる。

さらに危険なのは、この終末論が「艱難時代が早く来るほど、携挙も早く来る」という発想を生むことだ。つまり、中東の混乱と戦争は、自分たちの救済を早めるものとして歓迎されるのである。この心理が、ワシントンの中東政策に無意識のうちに影響を与えている可能性は否定できない。

ヘグセス国防長官は、キリスト教右派の集会で繰り返し「私たちは終わりの時に生きている」と語ってきた。そのような人物が、アメリカの核兵器のボタンに指をかけているのだ。

➢ 隠されたイマーム——イランが待つ者

このユダヤ教とキリスト教の終末論に対して、イランはシーア派イスラムの終末論をもって立ち向かう。

シーア派十二イマーム派の教義では、西暦874年に幼少のまま隠遁した第12代イマーム、ムハンマド・マフディーが「隠れ状態」にあり、終末の時に「マフディー」(導かれた者)として再臨すると信じられている。彼は世界を不正と抑圧から救い、正義を打ち立てる。

1979年のイラン革命は、単なる政治的革命ではなかった。アヤトラ・ホメイニは、マフディー再臨の前提条件として「イスラム政府」を樹立しようとした。ホメイニの後継者たちは、イラン自体をマフディー到来の準備段階と位置づけてきた。

そして今、イラン人は確信し始めている。自分たちがまさにその「終わりの時」に生きていると。その証拠として、彼らは見ている——世界で最も強力な国家(アメリカ)と、中東における非イスラム勢力(イスラエル)が団結して、イスラム共和制を破壊しようとしている。これは預言に登場する「ダッジャール」(反キリスト)の出現に他ならない。

預言的伝統において、ダッジャールは終末の直前に現れ、偽りの奇跡で人々を惑わし、世界支配を目指すとされる。彼はユダヤ人の支援を受けるとも言われる。イラン人の目には、トランプとネタニヤフの同盟はまさにダッジャールとその支援者の姿に映る。

クムの神学校で、高名なアヤトラ、アブドラ・ジャワディ・アモリは筆者にこう語った。「私たちは待機の文化に生きている」。それは単なる受動的な待機ではない。主体的に「終わりの時」に備えることだ。そして今、その時が来たとイラン人は信じる。攻撃で殺された子どもたちの映像が、毎日のようにテレビで流れる。それは彼らの信仰を確信に変える。

➢黙示録の衝突

これら三つの終末論が同時に活性化され、互いに激突するとき、そこには妥協の余地はない。

ユダヤ教終末論にとって、イランは抹殺すべき「アマレク」である。キリスト教終末論にとって、中東戦争は「携挙」への切符である。イスラム終末論にとって、アメリカとイスラエルは倒すべき「ダッジャール」である。

それぞれが互いを「悪」と見なし、自らを「善」と確信する。それぞれが歴史の最終章に自分たちが生きていると信じる。そしてそれぞれが、神の計画を成就させるために、躊躇なく戦う。

国際法も、国連も、外交も、こうした深層心理の前には無力である。なぜなら、終末論的信者は現世の法よりも神の法を優先するからだ。妥協は神への不忠誠と見なされるからだ。

かつて政治学者サミュエル・ハンチントンは「文明の衝突」を論じた。しかし今、私たちが見ているのは「終末論の衝突」である。これは文明の衝突よりもはるかに根深く、はるかに危険だ。なぜなら、そこにはこの世のものではない絶対性が付与されているからだ。

ホルムズ海峡でタンカーが炎上し、テルアビブでサイレンが鳴り響き、テヘランで何百万人が「死ねアメリカ」と叫ぶとき、その背後では三つの黙示録が轟音をあげて激突している。そしてその衝突が、私たち全員を巻き込む最終戦争へと、世界を引きずり込もうとしている。

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