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糖質制限をすると痩せる理由と厳しすぎる糖質制限が危険な理由

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ダイエット 医学
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糖質制限をすると痩せる理由と厳しすぎる糖質制限が危険な理由

身体の中の余剰糖分は10時間分くらいしかない。従って厳しすぎる糖質制限は身体を壊す原因になる。

グルテンフリーやカゼインフリーも一時期ブームになりましたが、ダイエットのために糖質制限をする人が多いように見受けます。

私の患者さんだけでしょうか。

糖質制限をすると最初すごいスピードで体重が減って痩せるという経験をしたことがある人もおられると思います。

その理由を分子栄養学的に説明すると、グリコーゲンを使い切ってしまうからです。

グリコーゲンについて解説しましょう。

 

グリコーゲンは、動物(人を含む)が糖(グルコース)を“貯金”しておくための形。

植物でいうデンプンに近い役割をします。

だから動物デンプンとも呼ばれます。

構造的に枝分かれが多いので、必要な時にスピーディーにブドウ糖を供給できますが、12〜18時間の絶食で肝臓のグリコーゲンは底を着きます。
 

  何でできてる?

・グルコース(ブドウ糖)がたくさんつながった多糖類。

・枝分かれが多い構造で、必要な時に素速く分解して使えるのが特徴

・グリコーゲン自体が3〜4倍の水を含むため重量も体積もかさみ、無制限に溜め込むことはできない

糖質制限をすると痩せるのは、水をたくさん含んでいるグリコーゲンを使い切って、その5倍の重量の体重が減るからなんです。
 

  どこにある?

主に次の2か所に貯蔵されます。

肝臓血糖を保つための貯蔵庫

筋肉運動する時のエネルギー用(その筋肉のために使われる)

 

  何のためにある?

食事で糖が入ってきた時、余った分をグリコーゲンとして蓄える。

空腹時や運動時に分解して、エネルギーとして使う。

肝臓:血糖を維持(全身のため)

筋肉:その場の運動の燃料(基本的に血糖維持には回さない

 

  いつ増えて、いつ減る?

増える:食後、特に糖質をとった後/運動後に補充される

減る:空腹が続くとき/長時間運動・激しい運動のとき

限界までグリコーゲンが蓄積されると余った糖質が脂肪に変換される

ダイエットで糖質をゼロにすると危険な理由についてもお話しましょう。

ブドウ糖は私たちが生きていく上で必要です。

例えば脳は1時間に4gのブドウ糖を必要とします。

神経伝達物質の素材として糖質が必要なため糖質ゼロにはできません。

赤血球で1時間に2gのブドウ糖が必要なので、合計すると人間は1日最低140g弱のブドウ糖を使うことになります。

これは安静時の話。

運動をすると筋肉がさらに多くのブドウ糖を要求するので5倍くらいの糖が必要になってきます。

血液中のブドウ糖濃度は100mg/dlなので、血液量を3リットルとしたら血糖全てで3g程度。

残りの糖質はグリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蔵されます。

肝臓は50〜60gのグリコーゲンを貯蔵しており、これはお茶碗一杯分のご飯に相当します。

一方、全身の筋肉は肝臓の数倍のグリコーゲンを貯蔵しているのですが、なんと、このグリコーゲン、筋肉内でしか利用できませんあせる

つまり体内には10時間分程度の糖質しか存在しないということ。

糖をエネルギー源として利用する組織に腎臓(髄質)精巣網膜の一部の細胞があります。

血糖がゼロになることはないので、糖質制限によってこれらの臓器に弊害が起きる可能性は低いですが、極端な糖質制限は体に負担がかかるので注意が必要です。

ファスティングをする際も血糖を随時測定しながら、低血糖にならないようコントロールしましょう。

途中で血糖を維持するための補食をするといいです。

その際はナッツ類やくず湯などGI値の低い食材を選んで急激に血糖が上がらない工夫を上差し

糖質を摂らないとクエン酸回路が回らなくなりエネルギー(ATP)産生ができなくなります。

だから極端な糖質制限をすると、痩せたけれど、低血糖による体調や気分のムラが生じ、エネルギーを作れず元気がなくなってしまうという悲しい結果になることも・・・。

痩せ方も大事です。

健康に美しく痩せるような工夫をして下さいね。

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