イランは米国との協議のため、重要な石油の要衝であるホルムズ海峡を部分的に閉鎖した
イラン国営メディアは、革命防衛隊が同海峡で軍事演習を実施していることから、同国は火曜日 (2月18日)、戦略的に重要なホルムズ海峡を「安全上の予防措置」を理由に部分的に閉鎖したと報じた。
これは、米国とイランが、テヘランの核計画をめぐる継続中の紛争の解決を目指し、スイスのジュネーブで協議を行っているさなかに行われた。
米国のドナルド・トランプ大統領が 1月にイランに軍事行動をちらつかせた後、イランがホルムズ海峡の一部を閉鎖するのは初めてとなる。ホルムズ海峡は中東の原油生産国と世界の主要市場を結ぶ主要国際水路だ。
オマーンとイランの間の湾に位置するこの海峡は、世界で最も重要な石油の難所の一つとして知られている。
市場調査会社 Kpler 社のデータによると、2025年には 1日あたり約 1,300万バレルの原油がホルムズ海峡を通過し、世界の海上原油流量の約 31%を占めた。
火曜日にホルムズ海峡が一時閉鎖されたのは、革命防衛隊による「ホルムズ海峡のスマートコントロール」演習の一環として、船舶の安全を確保するためだった。この演習は、イランの作戦即応態勢の向上と抑止力の強化などを目的としている。
ロイター通信は、協議終了後、イランのアラグチ外相が記者団に対し、イランと米国は協議の中で「指導原則」について合意に達したと語ったと報じた。
この進展はすぐに合意に達することを意味するものではなく、まださらなる作業が必要だと彼は付け加えた。
世界の船主を代表するビムコの最高安全・安全保障責任者、ヤコブ・ラーセン氏は、ホルムズ海峡の一時閉鎖によりペルシャ湾へ向かう入港船に「多少の迷惑と遅延」が生じる可能性はあるものの、大きな混乱はないと述べた。



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