イスラエルこそが、中東情勢のエスカレーションを誘発しようとして、アメリカにイラン攻撃承認と軍事支援を求めて圧力をかけている国なのだ。
ロレンツォ・マリア・パチーニ
2026年3月10日
Strategic Culture Foundation
確かなのは、状況が激化しつつあり、イスラエルを早い時期に阻止しなければ非常に危険な状況になる可能性があることだ。
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パキスタンがアフガニスタンを攻撃した。アメリカ空母のトイレが壊れた。12カ国の大使館が自国民と外交官にイランからの退去を呼びかけている。これらの出来事はどのように関連しているのだろう? 戦略的かつ地政学的な観点から見てゆこう。
1月の「13日間作戦」では、西側情報機関が組織的抗議行動という古き良き手段を用いてイラン・イスラム共和国の体制転覆を企て、再び試みた。その後の状況は、米軍によるイラン包囲と、米イラン両政府間交渉という状況が重なった。世界中がアメリカに抗議の声を上げた。アメリカは相変わらずギャングのような傲慢さでイランに圧力をかけ、数々の問題を引き起こしている。
しかし、視点がそれよりも広かったらどうなるだろう?
軍事面でも外交面でも、戦略的観点から見れば、アメリカとイランが外交交渉を開始し、アメリカが軍事力で両国を包囲するという状況が見て取れる。技術的分析に絞れば、この行動はイランと…イスラエル間に軍事防衛の壁を築くことを意味する。
そう。イスラエルこそが、中東情勢のエスカレーションを誘発しようとして、アメリカにイラン攻撃承認と軍事支援を求めて圧力をかけている国なのだ。アメリカなしでは、イスラエルは潰れたハエのように騒ぎ立て、皆を不安にさせる危険を冒すことになるが、それを一掃するのにそれほど時間はかかりらない。このつながりは不可欠だ。この可能性を認めれば(繰り返すが、戦略的には理にかなっている)、アメリカとイランが協力して中東の地図を書き換えようとしていることに気づく。そして、これは理にかなっており、シオニスト国家の力を弱め、アラブ諸国の影響力を再編し、勢力圏について合意するために不可欠だ。馬鹿げた考えだろうか? 6、7ヶ月後には分かるだろう。
より詳しく見てみると、紛争を激化させ、様々な敵意や限界点を作り出してきたのはイスラエル自身であることに気づく。これは国際舞台で既に知られている手法だ。そして、ここにパキスタン問題が絡んでくる。
視野を広げると、イスラエルはその間、逃げ場を探そうとし、新たな同盟国を急いで探してきたことがわかる。最初の相手はインドだった。ナレンドラ・モディ首相率いるインドは軍事技術、特に核技術を渇望しており、ネタニヤフ首相との合意により、イスラエルとアメリカの技術を利用できるようになる。この選択は、現インド指導部の政治的立場と、世界最大の人口を抱えるこの国の具体的なニーズの両方に合致している。
イスラエルが大国であるためには、競争で優位に立つための様々な技術の入手が不可欠で、長年のライバル中国からは、それら技術を得られない。イスラエルはこのことを十分に認識しており、だからこそ介入し、ウラジーミル・プーチン率いるロシアのおかげで実現した和解を分断しようと試みているのだ。ロシアはRIC(ロシア、インド、中国)という三大超大国を交渉の席に引き寄せ、協力に関する歴史的な合意に達し、過去の敵意を癒やした。
そしてイスラエルは、中国に我慢ならないアメリカとの交渉圏を作ろうと、中国にどのように対抗するのだろう? 中国と良好な関係にあり、インドのライバルでもあるパキスタンに介入するのだ。一挙に二つの勝利を収める可能性もある。だが、もしかしたらそれ以上の可能性もある。
パキスタンとアフガニスタン間の紛争勃発は、実際はアメリカが望まなかったこと、すなわち、この地域を西側ではなく東側で燃え上がらせることにつながっている。このように、イランは間接的に関与する立場にある。バロチスタン州、パキスタンとイラン間の周知の緊張関係、そしてアフガニスタン新指導部によって良好に安定していた政治関係が今や疑問視され、解決すべき一連の問題となっているからだ。
この選択は依然プランBだが、理にかなっている。イスラエルは地域を焼き払うことで、即時ではなく中期的な力関係の変化を狙っている。事態をエスカレートさせる唯一の方法は、アメリカをパキスタン・アフガニスタン問題に巻き込むことで、おそらくワシントン政府にカブール帰還の機会を与えることになるだろう。確実なのは、35人の水圧技師を乗せた原子力空母フォードのトイレが「偶然」故障したわけではないことだ。世界最大級の軍艦(他の艦艇も同様)に対する破壊工作は、イスラエルに対し、大量虐殺を行うネタニヤフの愚行を満足させるために、今すぐ中東で戦争を起こすつもりはないと伝える単純ながら効果的な方法だ。
そして、この戦場に呼び込まれているもう一つの当事者ロシアがいる。ロシアは今のところ距離を置いており、イランへの対応はアメリカに任せている。ロシアは既にこの地域から大きく後退しており、アメリカ、アルメニア、アゼルバイジャンの間で100年前に締結された協定により、コーカサスへの排他的アクセスを失った。アフガニスタンの政権移行を驚くべき先見性で仲介したロシアは、まさにイスラエルから発言を求められる可能性がある。このように、イスラエルは、客観的に見てシオニストの野望にとって大きな障壁となっているアメリカとロシアの和解に向けた苦難を妨害しようとしている。だが同時に、これはロシアとアメリカがイスラエルをゲームから排除する好機にもなり得る。どのように? このエスカレーションの少なくとも一部を明るみに出し、背後にあるイスラエルの思惑を暴き、イスラエルの権威と世界における影響力を完全に非合法化することにある。
パキスタンとアフガニスタンの間のこの奇妙な紛争一体誰が誰を圧迫しているのか、またイランとアメリカの関係がどう終わるのかまだ完全には明らかではない…確実なのは、状況が激化しており、イスラエルを時間内に阻止しなければ非常に危険な状況になる可能性があることだ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/03/10/israels-mission-to-set-the-middle-east-ablaze/
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東京新聞 朝刊 一面
今朝の孫崎享氏メルマガ題名 まさに「砂上の楼閣」? ドバイに石油はない。
2026年3月10日
Strategic Culture Foundation
確かなのは、状況が激化しつつあり、イスラエルを早い時期に阻止しなければ非常に危険な状況になる可能性があることだ。
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皆様のため、もうすこし明確に
パキスタンがアフガニスタンを攻撃した。アメリカ空母のトイレが壊れた。12カ国の大使館が自国民と外交官にイランからの退去を呼びかけている。これらの出来事はどのように関連しているのだろう? 戦略的かつ地政学的な観点から見てゆこう。
1月の「13日間作戦」では、西側情報機関が組織的抗議行動という古き良き手段を用いてイラン・イスラム共和国の体制転覆を企て、再び試みた。その後の状況は、米軍によるイラン包囲と、米イラン両政府間交渉という状況が重なった。世界中がアメリカに抗議の声を上げた。アメリカは相変わらずギャングのような傲慢さでイランに圧力をかけ、数々の問題を引き起こしている。
しかし、視点がそれよりも広かったらどうなるだろう?
軍事面でも外交面でも、戦略的観点から見れば、アメリカとイランが外交交渉を開始し、アメリカが軍事力で両国を包囲するという状況が見て取れる。技術的分析に絞れば、この行動はイランと…イスラエル間に軍事防衛の壁を築くことを意味する。
そう。イスラエルこそが、中東情勢のエスカレーションを誘発しようとして、アメリカにイラン攻撃承認と軍事支援を求めて圧力をかけている国なのだ。アメリカなしでは、イスラエルは潰れたハエのように騒ぎ立て、皆を不安にさせる危険を冒すことになるが、それを一掃するのにそれほど時間はかかりらない。このつながりは不可欠だ。この可能性を認めれば(繰り返すが、戦略的には理にかなっている)、アメリカとイランが協力して中東の地図を書き換えようとしていることに気づく。そして、これは理にかなっており、シオニスト国家の力を弱め、アラブ諸国の影響力を再編し、勢力圏について合意するために不可欠だ。馬鹿げた考えだろうか? 6、7ヶ月後には分かるだろう。
より詳しく見てみると、紛争を激化させ、様々な敵意や限界点を作り出してきたのはイスラエル自身であることに気づく。これは国際舞台で既に知られている手法だ。そして、ここにパキスタン問題が絡んでくる。
配管工が不足している時
視野を広げると、イスラエルはその間、逃げ場を探そうとし、新たな同盟国を急いで探してきたことがわかる。最初の相手はインドだった。ナレンドラ・モディ首相率いるインドは軍事技術、特に核技術を渇望しており、ネタニヤフ首相との合意により、イスラエルとアメリカの技術を利用できるようになる。この選択は、現インド指導部の政治的立場と、世界最大の人口を抱えるこの国の具体的なニーズの両方に合致している。
イスラエルが大国であるためには、競争で優位に立つための様々な技術の入手が不可欠で、長年のライバル中国からは、それら技術を得られない。イスラエルはこのことを十分に認識しており、だからこそ介入し、ウラジーミル・プーチン率いるロシアのおかげで実現した和解を分断しようと試みているのだ。ロシアはRIC(ロシア、インド、中国)という三大超大国を交渉の席に引き寄せ、協力に関する歴史的な合意に達し、過去の敵意を癒やした。
そしてイスラエルは、中国に我慢ならないアメリカとの交渉圏を作ろうと、中国にどのように対抗するのだろう? 中国と良好な関係にあり、インドのライバルでもあるパキスタンに介入するのだ。一挙に二つの勝利を収める可能性もある。だが、もしかしたらそれ以上の可能性もある。
パキスタンとアフガニスタン間の紛争勃発は、実際はアメリカが望まなかったこと、すなわち、この地域を西側ではなく東側で燃え上がらせることにつながっている。このように、イランは間接的に関与する立場にある。バロチスタン州、パキスタンとイラン間の周知の緊張関係、そしてアフガニスタン新指導部によって良好に安定していた政治関係が今や疑問視され、解決すべき一連の問題となっているからだ。
この選択は依然プランBだが、理にかなっている。イスラエルは地域を焼き払うことで、即時ではなく中期的な力関係の変化を狙っている。事態をエスカレートさせる唯一の方法は、アメリカをパキスタン・アフガニスタン問題に巻き込むことで、おそらくワシントン政府にカブール帰還の機会を与えることになるだろう。確実なのは、35人の水圧技師を乗せた原子力空母フォードのトイレが「偶然」故障したわけではないことだ。世界最大級の軍艦(他の艦艇も同様)に対する破壊工作は、イスラエルに対し、大量虐殺を行うネタニヤフの愚行を満足させるために、今すぐ中東で戦争を起こすつもりはないと伝える単純ながら効果的な方法だ。
そして、この戦場に呼び込まれているもう一つの当事者ロシアがいる。ロシアは今のところ距離を置いており、イランへの対応はアメリカに任せている。ロシアは既にこの地域から大きく後退しており、アメリカ、アルメニア、アゼルバイジャンの間で100年前に締結された協定により、コーカサスへの排他的アクセスを失った。アフガニスタンの政権移行を驚くべき先見性で仲介したロシアは、まさにイスラエルから発言を求められる可能性がある。このように、イスラエルは、客観的に見てシオニストの野望にとって大きな障壁となっているアメリカとロシアの和解に向けた苦難を妨害しようとしている。だが同時に、これはロシアとアメリカがイスラエルをゲームから排除する好機にもなり得る。どのように? このエスカレーションの少なくとも一部を明るみに出し、背後にあるイスラエルの思惑を暴き、イスラエルの権威と世界における影響力を完全に非合法化することにある。
パキスタンとアフガニスタンの間のこの奇妙な紛争一体誰が誰を圧迫しているのか、またイランとアメリカの関係がどう終わるのかまだ完全には明らかではない…確実なのは、状況が激化しており、イスラエルを時間内に阻止しなければ非常に危険な状況になる可能性があることだ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/03/10/israels-mission-to-set-the-middle-east-ablaze/
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東京新聞 朝刊 一面
ガソリン補助金 悪循環のリスク東京新聞 朝刊 三面
財政悪化→円安進行→さらに高騰・・
数日で20円高く スタンド混雑
学校攻撃「米の誤爆」
児童ら160人以上が死亡したイラン南部のミナブの小学校へのミサイル攻撃
トランプは今月7日に「イランの仕業だ」と一方的に主張
9日にトマホークを「イランも持っている」とも述べた。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名 まさに「砂上の楼閣」? ドバイに石油はない。
外国人が紛争から逃れる中、ドバイは存亡の危機に直面、イランからの1,700発の飛翔体、2つのデータセンターへの攻撃されドバイは一時携帯電話、デジタル決済不可。外国人逃避。石油資源無し。ドバイは観光業で年間約300億ドルの経済効果。下働き外国人は帰れず。



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