オレオを救え!11月2日の小惑星接近に備えてスヴァールバル諸島にオレオクッキー貯蔵庫を建設

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オレオ 世界の出来事

オレオを救え!11月2日の小惑星接近に備えてスヴァールバル諸島にオレオクッキー貯蔵庫を建設

 先日お伝えしたように2020年11月2日、小惑星「2018VP1」が地球に最接近する。NASAによると、地球に衝突する確率はゼロではないものの0.41%と低く見積もられているが、アメリカの大統領選挙の前日に最接近することから、様々な意味で注目を集めている。

 小惑星到来に対し、過剰なまでに反応を示したのは、アメリカでもっとも売れているクッキーブランド「オレオ(OREO)」だ。

 そこでオレオは、終末の日に備えて世界中の種子が保管されているノルウェー領スヴァールバル諸島の「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」にほど近い場所に、なんとオレオクッキー貯蔵庫を建設、そこにオレオやレシピなどを保管したようだ。 
 


 アメリカでのオレオクッキーの人気は絶大だ。様々なスイーツにトッピングするのはもちろん、中身のクリーム好き派、外側のチョコクッキー好き派に分かれた激しい論争も繰り広げられている。日本でいう所のキノコ・タケノコ戦争のようなものだろうか。

 きっかけはTwitterユーザーのこんなつぶやきから始まった。

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小惑星がもし地球に到達しちゃったら、誰がオレオを救ってくれるの?

 そんなオレオファンのつぶやきを見逃さなかったオレオとその親会社「モンデリーズ・インターナショナル」は総力をあげてオレオ補完計画を打ち立てた。

 小惑星到来前にノルウェー領スヴァールバル諸島最大の島であるスピッツベルゲン島に赴き、スヴァールバル世界種子貯蔵庫 の近くに、オレオ貯蔵庫を作り上げたのだ。

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 衝突する確率は0.41%、ほぼ大丈夫だろうけども後世にオレオを伝えるべく彼らはミッションを完遂したようだ。

 座標78°08’58.1 “N、16°01’59.7” Eにオレオ貯蔵庫が完成した。

 続々と運び込まれるオレオクッキー
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 ちなみにオレオ貯蔵庫に運び込まれたオレオパックは、華氏-80度から300度の温度に耐えられるもので、化学反応、湿気、空気の影響を受けないマイラー(ポリエステルフィルム)で包まれており、クッキーを新鮮に保つことができるという。今後数年間はおいしさを維持したまま食べることができると、今後数年間保護します」とオレオは声明を発表した。

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 アメリカでは「選挙日の小惑星( Election Day asteroid)」と呼ばれるほど注目を集めている小惑星2018VP1は、11月2日、小地球に何をもたらすのだろう?

 地球上の人間やクッキーに脅威を与えることはほぼないだろうが、何があったもおかしくない2020年、終末的に感じられる世界の中で楽める不条理がまだ残っていることを知ることは心強いものがある。
 

マイコメント

小惑星が衝突する確率0.41%なのに、ここまでやってしまうオレオが偉い!

なんてことは言いませんが素晴らしい試みですね。

人類生存のために生き残った人がオレオでしのげるかも(笑)。

でも、こんな極寒の場所から生き残った人たちが運べるわけないと思うんだけど・・・。


コメント

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