競技開始まで1週間で「お台場トイレ臭」問題再燃!“灼熱肥溜め”に打つ手なし

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お台場の悪臭問題 東京五輪

競技開始まで1週間で「お台場トイレ臭」問題再燃!“灼熱肥溜め”に打つ手なし

「灼熱肥溜め」を泳がされる海外選手たち

東京五輪の開会式まであと4日の土壇場に、大会組織委員会や東京都が頭を悩ませてきた問題が再燃した。26日からトライアスロンなどの会場となる、お台場海浜公園の「トイレ臭」だ。

 韓国メディアが「東京五輪の水泳競技場でなぜ“汚物の臭い”が……衝撃だ」とする特集記事を掲載。「トイレの下水が海の競技場に流入」「日本の選手たちさえ心配するほど」などと報じた。これにSNSでは「本当だからしょうがない!!」「当然の指摘」といった声が上がっている。

 同会場は2年前、パラリンピックのトライアスロン・テスト大会に参加した選手から「正直、トイレ臭い」と不満噴出。問題視されてきた。  都は、昨年7月上旬まで伊豆諸島・神津島から運んだ2.2万立方メートルの砂を海中に投入。アサリなど二枚貝がすみつくことによる水質改善を期待し、事業費は1億2000万円ナリ。  海水の濁りの原因となるプランクトンを食べてくれるという「アサリ作戦」は、どうなったのか。担当する都港湾局港湾整備部環境対策担当課長・樋口友行氏の論文が、笹川平和財団「海洋政策研究所」のホームページに掲載されている。

■1.2億円「アサリ作戦」でも解決せず…

 それによると、〈(砂投入後)約80日経過した箇所において潜水調査をしたところ、良好な状態で砂層を形成していました〉〈注意深く観察すると、砂質を好むアミメオニスピオなどが生息していました〉という。スピオとは、海洋生物ゴカイの一種。湾内の生態系に変化は見えつつあるようだが、はたして「肥溜め」問題は解決できたのか。

お台場の水質について問題提起した港区議会議員の榎本茂氏はこう言う。 「アサリが全てを解決してくれるわけではありません。アサリは海中の微生物を食べると『偽糞』という有機物を排出します。その偽糞をバクテリアが分解する際に大量の酸素を消費することで、水中に無酸素状態の層が発生する。

その層に、臭いの原因となるメタンガスを発生させる微生物が集まるのです。アサリが微生物を食べることで、水の透明度は上がるかもしれませんが、臭いの改善にはつながらないと考えられます」  

夏本番の到来で、水温上昇も必至。「灼熱肥溜め」を泳がされる海外選手たちは絶対、日本を嫌いになりそうだ。

マイコメント

この原因は

東京湾の水質問題の根底にあるのは、汚水と雨水を一つの下水道管に流す「合流式下水道」のシステムだ。東京23区の約8割では合流式下水道を整備しており、下水の全量を水再生センターに集め処理した上で河川や海に流す。ただ、強い雨が降った日には、市街地を浸水から守るため、処理場を介さず汚水混じりの雨水を河川や海などに直接放流している。

にあり、現状では改善が難しいことがはっきりしている。

それをなぜ会場を変更せずに強行するのか意味不明です。

もう開催は4日後に迫っていて今さら会場変更できるはずもないし

ましてや対策など無理でしょう。

五輪委員会の面々はあれだけの報酬をもらいながらこうした点には

一切手を付けない不思議さ。

日本の事なかれ体質が海外メディアでも取り上げられるでしょう。

困ったものです。

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