小山田氏解任後五輪をさらに襲う衝撃の小林賢太郎氏解任

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ラーメンズ 東京五輪

今度は演出担当者「五輪潰れかねない」 開会式前日の衝撃

五輪委員会は事前に把握できていなかった模様

 東京オリンピック開幕前日の22日、またも大会関係者に衝撃が走った。23日の開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)が、過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしていたとみられる動画が拡散し、SNS(ネット交流サービス)で批判されている。大会組織委員会は事実確認、情報収集に追われている。

 動画は、小林氏のお笑いコンビ「ラーメンズ」時代のコントとみられ、映像内で「あのユダヤ人大量惨殺ごっこやろうって言った時のな」と発言している。五輪憲章はあらゆる差別を禁止し、東京五輪も大会ビジョンの一つに「多様性と調和」を掲げており、事実であれば理念に反する。

 組織委関係者は「ユダヤ系を含めて、多くの人にとって敏感な話」と指摘した上で、「この五輪が呪われているどころの話ではなく、これまでの準備が根本的に間違っていたのではないか。組織が肥大化しすぎて、演出の担当者チームの人選まで目が届かなくなっていた」と頭を抱える。

 国際オリンピック委員会(IOC)の事情に詳しい大会関係者は「西洋の価値観と真っ向からぶつかる発言でメガトン級。五輪が潰れかねない。小林氏をやめさせるだけでは済まず、選手入場だけにするなど開会式全体の演出を変える必要がある」と話す。

 開会式の演出担当者を巡っては、これまでも問題が相次いでいる。3月に開閉会式の演出総合統括の佐々木宏氏が、人気タレントの容姿を侮辱する演出プランを提案したことが発覚して辞任。今月19日には開会式の楽曲担当のミュージシャン・小山田圭吾氏が同級生をいじめていたとする過去のインタビューを巡る騒動を受けて辞任した。小山田氏が五輪開会式のオープニング映像用に制作した約4分間の曲は使用せず、土壇場での演出の変更を迫られている。【小林悠太、田原和宏

 

小林賢太郎氏が解任 98年ラーメンズのホロコーストネタ動画SNSで拡散

同コントは、NHK・Eテレで放送されていた教育番組「できるかな」のパロディーで、小林氏が“ノッポさん”、相方だった片桐仁(47)が“ゴン太くん”にふんしたもので、次回放送の打ち合わせをする場面で、動画がSNS上などで拡散している。

以下、動画内容

ノッポさん トダさんがさ、ほらプロデューサーの。「作って楽しいものも良いけど、遊んで学べるものも作れ」って言っただろ。そこで考えたんだけど、野球やろうと思うんだ。いままでだったらね、新聞紙を丸めたバット。ところが今回は、ここにバットっていう字を書くんだ。いままでだったら「ただ丸めた紙の球」。ここに球っていう字を書くの。そしてスタンドを埋め尽くす観衆。これは人の形に切った紙とかでいいと思うんだけど、ここに人って字を書くんだ。つまり文字で構成された野球場を作るっていうのはどうだろう?

ゴン太くん おう、いいんじゃない。ちょっとやってみようか。ちょうどこういう人の形に切った紙がいっぱいあるから。

ノッポさん ああ、あの「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」やろうって言った時のな。

ゴン太くん そう、そう、そう、そう、そう。トダさん、怒ってたなあ。

ノッポさん 「放送できるかっ!」ってな。

マイコメント

今回の件に関してはすでにユダヤ人権団体から非難声明が出されていて、問題が拡大している。

しかも、開会式直前とあって先日の小山田圭吾氏もそうだが、SNSを通じてこうした情報が

一瞬のうちに世界中を駆け巡ってしまう恐ろしさをまざまざと見せつけられただろう。

慌てたのが五輪組織委員会であり、場合によっては大会を中止せざるを得ないところまで

追い詰められる可能性を含んでいる。

これに対して武藤事務総長は記者会見後、報道陣の開会式についての問いかけに対し、

「午後には何らかの方針を出す」と述べたという。

場合によっては開会式は入場行進と聖火のみということもあり得ると橋本聖子会長が

述べているようなのでその可能性もありそうです。

それにしても、このコントは内容からせして非難されても反論できないものと思います。

もはや過去の事なので人は忘れてくれているだろうと思うのですが、1億②千万人もの

人口があるわけですから、必ず覚えていて問題にしようとする人はいます。

ただ、今回のケースも20年以上も前の事なので、こうした過去の個人経歴の調査には

難しいという点があることも事実です。

もし、こうしたことを事前調査で排除しようとするなら逆に人権問題として問われる

可能性も出てくるでしょう。




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