接種者がデルタ感染を広げており、もはやワクチンは機能していない

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ワクチン接種 コロナワクチン

接種者がデルタ感染を広げており、もはやワクチンは機能していない

米ワシントンポストが CDC の内部資料を公開。今後、世界各国でワクチン接種者同士での感染爆発が無制御になることは避けられない模様

ワクチン接種による無制御な感染拡大が本格化してきた

世界中でコロナワクチンの「大量接種キャンペーンが始まる」と知った時に、多くのウイルス学者たちが懸念したことは、

「取り返しがつかないことになる」

ということだったと今は思っています。

パンデミックに対しての大量ワクチン接種というものは、「大量の変異種を生み出すためだけのもの」だということについては、私自身が知ったのは、このような記事を書いている中でということで、最近のことですが、ウイルス学では当たり前の知識だったことも同時に知ります。

簡単にいえば、

「大量ワクチン接種は、パンデミックを終わらせるのではなく、長引かせる」

あるいは、最悪、

「終わらなくなっていく」

ことを示しています。

その理由は、「ウイルスの選択圧」ということになりますが、まあ、選択圧なんて言葉は、私たち一般人には難しい言葉で、以下の記事では、元ゲイツ財団ワクチン開発局長だったボッシュ博士の公開書簡をご紹介しています。

大量のワクチン接種が抑制できないモンスターウイルスを生み出す理由。そして、世界的にさらに壊滅的な事態が発生する前兆はすでに起きている
投稿日:2021年7月12日

長い公開書簡ですが、たとえば、以下のようにあります。

ボッシュ博士の公開書簡より

おそらく非常に近い将来、コロナウイルスが、ウイルスのスパイクタンパク質に、さらに数変異、それはおそらく 1つまたは 2つの変異を追加するだけで、ウイルスは、より感染性になるでしょう。

選択圧の収拾の観点から、上皮細胞の表面に発現する受容体 ACE-2への結合をさらに強化しようとする変異体が現れる。これにより、新しい変異株が ACE-2 受容体への結合に関してワクチン抗体を打ち負かすことができるようになるのです。

その段階で、スパイクタンパク質特異的抗体は、感染保護の観点から役に立たなくなるため、病気に非常にかかりやすくなる多くの接種者たちが出てくることになります。

このようなことを、私たちが理解するには、難しい説明よりも、むしろ過去記事「新潟大学名誉教授が訴える「新型コロナワクチンの危険性」…」でご紹介させていただきました岡田正彦 新潟大学名誉教授の言葉のほうがわかりやすいかと思われます。

「ウイルスも生きのびる必要がありますので、抗体がたくさん出てきますと、それに負けないように自らの遺伝子を組み換えてしまうのです」(岡田名誉教授の動画より)

ワクチンの大量接種はこれを推し進めます。

これまでの人類史で、「こんなに多くの人たちがいっせいに同じウイルスに対してのワクチンを打つ」なんてことは歴史上になかったわけで、現在、

「ウイルスが自らの遺伝子を組み換えてしまうことが全世界同時に起きている」

ということになれば、そりゃあさまざまな変異種(しかも以前より強いやつ)が出るのは当然のことであり、現在の地球は「機能獲得の巨大な実験場」となっているということでしょうが、ある意味では、もう取り返しのつかないところにまで来ているのですから、混乱よりは「慣れていく」ほうが賢明だとは思います。

ともかく、どんな理由をつけようとも、ウイルスは「抑圧すればするほど変化しようとする」わけですから、仮に今後、三回目の接種などの追加措置が加われば、それはさらに激しくなります。さらに「終わらない」ということです。

「じゃあ、どうすればよかったんだ」

ということについては、これらの理論からは実に簡単なことで、

「何もしない」

ことを最初から徹底していればよかったんです。

感染が拡大したなら、拡大にするに任せておくということです(今はもう遅いですよ)。

一般的には、どんなウイルスでも「放っておけば弱毒化して消えていく」傾向があることは、過去の「すべて」のパンデミックにおいて明白ですから(←これがなければ人類は滅亡しています)、「徹底して放っておく」という解決策以外は、ウイルスの性質から考えて見当たりませんでした。

しかし、前述したように「もう遅い」わけです。

こうなると、個人のワクチンの副作用等はすでに別の問題であり、それはそれで、犠牲に対してご同情は申し上げますが、生き残っている私たちのほうとしては、別の問題に対処していかなければならないわけです。あらゆる混乱に対しての対処を。

まず、これから、あるいは現状でもそうでしょうが、最も重要な部分としては、

「今後、コロナ感染者の主軸は、ワクチンを接種した人たちとなっていく」

ということです。

これは、上のボッシュ博士の、

> スパイクタンパク質特異的抗体は、感染保護の観点から役に立たなくなるため、病気に非常にかかりやすくなる多くの接種者たちが出てくることになります。

という言葉をお借りするまでもなく、すでに「データ」で示されています。

たとえば、最近の CDC (アメリカ疾病管理予防センター)の最新のデータでは、「新たな感染者の大部分が、ワクチン接種者となっている」ことが示されており、調査したマサチューセッツ州では、「新たな感染者の 75%がコロナワクチンを接種した人たち」であることが示されています。

そのことについて、米ワシントンポストが懸念を示す報道を伝えています。その報道から抜粋します。

ここからです。

なお、タイトルに「戦争は変わった」とありますが、戦争を変えたのはワクチンです。

 

「戦争は変わった」: CDC 内部文書は新しいメッセージを促し、デルタ感染がより深刻になる可能性があると警告している

‘The war has changed’: Internal CDC document urges new messaging, warns delta infections likely more severe
washingtonpost.com 2021/07/29

米国疾病予防管理センター(CDC)のプレゼンテーションで示された新しい研究の文書は、アメリカ全土で症例が急増しているコロナウイルスが、「ワクチン接種を受けた人々がウイルスを広める可能性がある」ことを示唆しているため、マスク着用を含む予防措置を受け入れるようにアメリカ国民を説得するための公衆衛生機関の主張を捉えている。

この文書は緊急の注意を喚起している。

デルタに感染したワクチン接種を受けた人たちは、ワクチン接種を受けておらずにデルタに感染している人々と同様の測定可能なウイルス量を持っており、ワクチン接種を受けていない人と同じくらい簡単にウイルスを感染させる可能性があることを示している。

連邦保健当局によると、この文書で引用されているデータと研究は、ワクチン接種を受けているかどうかに関係なく、すべての人に特定の状況で公共の場で屋内でマスクを着用することを求める改訂された推奨事項において重要な役割を果たす。

内部文書には、ワクチン接種の状況と関係なく、若い人に比べて高齢者の方が入院と死亡のリスクが高いと述べている。別の推定では、1億6200万人がワクチン接種を受けたアメリカ人の間で、週に 35,000件の症候性のコロナ感染症があることも判明した。

文書は、ワクチン接種を受けた人たちがウイルスを感染させていることを認めながら、重度の病気や死を防ぐワクチンの証明された有効性を強調し続ける必要があるとしてある。

CDCはコメントを控えた。

文書にあるマサチューセッツ州プロビンスタウンのデータは、匿名を条件に発言したデルタの調査で CDC と協力している人物によると、遺伝子分析により「ワクチン接種を受けた人々が他のワクチン接種を受けた人々にウイルスを感染させていた」ことがわかったという。そのデータを見た科学者たちは、データに「非常に当惑した」と述べた。

メリーランド大学医学部のワクチン専門家であるキャスリーン・ノイジル氏は、ワクチン接種を受ける人を増やすことが引き続き優先事項であると述べたが、近い将来、人類とほぼ確実に関係するウイルスとの関係を変える必要があるかもしれないという

「私たちは本当に深刻な病気や障害、医学的影響を防ぐという目標に向かって変化する必要があります。検出されたすべてのウイルスについて心配する必要はありません。難しいことかもしれないですが、コロナウイルスが消えないことに慣れなければならないと思います」


 

ここまでです。

この報道は、 CDC の文書の数値を曖昧にしていますけれど、CDC のデータを見ますと、そのマサチューセッツ州のデータからは、「新たなコロナ感染者のほとんどがワクチンを接種した人たち」であることがわかります。以下はグラフです。

色の薄い青(■)が「二度のワクチンを完全に接種した人」のグループで、濃い青(■)は、ワクチンを接種していないか、一度だけ接種した人のグループです。


CDC

具体的な数値としては、この文書には以下のようにあります。

> マサチューセッツ州の住民の感染事例 469例のうち、346例(74%)は完全にワクチン接種された人で発生した。これらのうち、301人(87%)は男性で、年齢の中央値は 42歳だった。

つまり「感染者の 4分の3が、二度の完全なワクチン接種をした人たち」だったことを示しています。

年齢の中央値は 42歳と、かなり若い年齢分布です。

もちろん、このようなことがマサチューセッツ州だけで起きているわけもなく、

「アメリカ全体、あるいは世界全体で起きている可能性が高い」

ということで、CDC は緊急勧告として、「ワクチンを接種した人たちもマスクをするように」と通達したようです(だからマスクは関係ねーつっの)。

 

 

感染者同士の感染拡大が ADE に結びついていく近い未来

上のワシントンポストには、

> ワクチン接種を受けた人々が他のワクチン接種を受けた人々にウイルスを感染させていた

ということがわかったことについて述べられていますが、これも「世界中で起きていく」、あるいは「すでに起きている」と思われます。

アメリカでは、昨年 12月からワクチン接種が始まり、接種が本格化したのは、3月から 5月あたりで、そして 7月に「ワクチン接種者の感染拡大が爆発している」ということですので、日本の場合もワクチン接種の開始時期を当てはめると、今後の感染爆発の時期的推移がわかります

ともかく今後は、

「ワクチン接種者同士による感染拡大が爆発していく」

ということにもなります。それが主流な感染となっていくはずです。

「ワクチン接種者から感染が広がるとしても、接種していない人にも感染は広がるのでは?」と思われるかもしれないですが、抗体のメカニズムからは、ワクチンを接種していない人は、変異種の感染あるいは症状悪化からはある程度は守られると思います。

しかし、抗体のメカニズム的に、ワクチン接種をした場合、変異種に対しての防御が「ほぼゼロ」となりますので、感染は接種した人たちを中心に拡大していくと思われます。このあたりについては、以下の記事などをご参照いただければと思います。

「新型コロナワクチンは人間のすべての免疫能力を破壊して人を死に導く」:元ゲイツ財団のワクチン開発局長のボッシュ博士は人類の存続のためにワクチン使用停止を訴え続ける
投稿日:2021年5月5日

すなわち、理論だけでいえば、今後自分の身を守るためには、ワクチンを接種「しない」という方法しか残されていないことにもなります。

変異種の状況を見ますと、接種した場合の逃げ道はかなり厳しいものとなっていく可能性があります。

この「コロナワクチンを接種すると、コロナ変異種に対しての防御が消える」ことについては、先ほどのボッシュ博士をはじめ、多くの専門家の方々が述べていますが、もうずいぶん以前ですが、「世界で最初に mRNA ワクチンを開発」したロバート・マローン (Robert Malone)博士を以下の記事でご紹介したことがありました。

mRNAワクチン技術の発明者が「このワクチンは危険すぎる」と提言。そして科学者たちの言葉に見える「モンスター化したウイルスが蔓延する次の本物のパンデミック」への懸念
投稿日:2021年6月20日

このマローン博士は、最近、先ほどの CDC の報告について、メディアのインタビューに答えていまして、以下のように述べていました。

博士は、これが抗体依存性増強(ADE)と関係する懸念も述べています。

世界最初の mRNA ワクチン発明者であるロバート・マローン博士のインタビューより

ワクチンを接種した人たちが、以前よりもより高いレベルの量のウイルスを運ぶことができることを CDC のデータは示しています。ワクチン接種を受けた人々の方が、ワクチン接種を受けていない人々よりもウイルスレベルが高いと見ることができるのです。

これは、抗体依存性感染増強(ADE)が起こっている場合に見られるものとまったく同じです。抗体依存性増強とは、簡単に言えば、ワクチン接種が、ワクチンを接種をしていない場合よりもウイルスの感染性を高め、より高いレベルでウイルスを複製させるということです。

これはワクチン学者たちにとって最悪の悪夢です。

1960年代には、呼吸器合胞体ウイルスが発生し、ワクチン接種を受けていない人よりもワクチンを接種した乳幼児たちに多くの死亡を引き起こしました。これはデング熱ワクチンである Dengvaxia で起きたものです。

抗体依存性感染増強は、事実上他のすべてのコロナウイルスワクチン開発で起きています。私たちのようなワクチン学者たちが最初から警告してきたのは、これらの抗体依存性増強のリスクなのです。 (lifesitenews.com 2021/07/30)

以下の記事でも書きましたけれど、あくまで可能性としてですが、日本でも、秋くらいから、この抗体依存性増強(ADE)の問題が出てくるかもしれないですが、それ以前に「ワクチンを接種した人たちによる感染拡大がおさまりがつかないことになる」のが、まずは最初の問題かと思われます。

国立感染症研究所の報告、あるいはビオンテック社CEOの発言からわかる「すでに ADE (抗体依存性増強)の時期に達している」可能性。日本は11月頃から?
投稿日:2021年7月28日

でも、じゃあ何か手はあるのかというと……もうすでにないと見られます。

これだけ多くの人たちが実際にワクチンを接種してしまった以上、感染の爆発も、その後に続くかもしれない抗体依存性増強も、今から避ける方法はないです。

まあ……「結果として解決への道となる部分」はありますが、それは書けません。

 

それで、今後感染がどのくらい拡大するのだろうかといいますと、検査での数がどう表示されるかはわからないですが、「 1000倍」とかそういうことになっても不思議ではないことを最近の論文で知りました。

以下の論文です。

デルタ SARS-CoV-2 変異種によって引き起こされた大規模な追跡可能な大発生におけるウイルス感染
Viral infection and transmission in a large well-traced outbreak caused by the Delta SARS-CoV-2 variant

今回は、この論文を紹介していた医学記事をご紹介して締めさせていただきます。

 


デルタが 1,000倍感染性を持つことの意味

What’s This About Delta Being 1,000 Times More Infectious?
medpagetoday.com 2021/07/23

デルタ変異株は、元の武漢タイプの SARS-CoV-2 よりも1,000倍の感染性があることが、中国広東省 CDC の調査から発表され、物議を醸している。

チームは、5月21日から 6月18日までの広州での最初のデルタ発生で感染した 62人とその密接な接触を調査した。これらの密接な接触は PCR によって毎日テストされ、データは 63人からの 2020年はじめの同様のサンプリングと比較された。

最終的に、チームは、最初の陽性テストのウイルス量が、感染の最初(武漢型)の変異株と比較して(デルタは) 1,260倍高いことを発見した。

カナダ・サスカチュワン大学のワクチンおよび感染症の専門家であるアンジェラ・ラスムッセン博士は、これは、デルタが、より速い複製率、潜伏期間の短縮、およびより大きなウイルス排出をしていることを示唆していると述べた。

「人々が 1000倍以上のウイルスを排出している場合、密接な接触は大きな感染量にさらされる可能性がはるかに高い。人々が曝露後より早く伝染するようになると、他の人に感染する機会が増える可能性がある」とラスムッセン博士は述べる。


 

ここまでです。

なぜ、こんな激しい感染力をウイルスが得たのかは、先ほど書きました通りで、「ワクチンによる選択圧のせい」です。

要するに、ワクチンのせいです。

それ以外にはちょっと考えられないほどの変化です。

なお、日本の研究者たちによる研究論文は、デルタよりさらに感染性の高い「ラムダ変異種」について述べています。以下に論文があります。

SARS-CoV-2ラムダ変異体はより高い感染力と免疫抵抗性を示す
SARS-CoV-2 Lambda variant exhibits higher infectivity and immune resistance

ブースター接種などが始まれば、こういうのがさらに出てくると思いますが、では、今後社会はどうなっていくのかというと、それはわかりません、

わからないですが、仮に混乱しても、混乱に巻き込まれないようにすることが大事な時代となっていきそうです。

ただ、データからは変異株自体は弱毒化していることがわかりますので、ワクチン接種を「していない人」の場合は感染自体は、ほとんど気にするものにはならないと思います。感染増強抗体を持つ人たちに特化した問題となりそうです。

いずれにしましても、時代が元に戻ることはもうないですから、自分の人生を振り返りながら、少しでも楽しい時間を過ごすように生活されるほうがいいかと。家族を大事にしたりとか、思い出を大事にするとかですかね。

ただ、それに続いて、来年再来年あたりは、極度な食糧危機とかもありそうですから、幾ばくかの準備も必要なのかもしれません。これらについては、また別の機会に書かせていただきます。

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