接種済みなら、宣言下でも県またぐ移動OK…10月以降に「行動制限」緩和へ

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ワクチンパスポート コロナワクチン

接種済みなら、宣言下でも県またぐ移動OK…10月以降に「行動制限」緩和へ

政府は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に合わせ、10月以降、段階的に行動制限を緩和する方針を固めた。感染拡大地域でもワクチンを接種済みであれば、県をまたぐ移動を原則として認め、イベントの収容人数の上限を引き上げる。飲食店での酒の提供でも制限を緩め、日常生活を取り戻す取り組みを進める。こうした内容を盛り込んだ基本方針をあすにも決定する見通しだ。

 菅首相は経済の正常化に意欲を示しており、基本方針では、10月にも実証実験を始め、11月以降に本格的な緩和に踏み込む考えを掲げる方向だ。

 政府は現在、緊急事態宣言の対象地域などでは、旅行や出張など県境を越える移動の自粛を要請している。原案では、接種を終えた人は自粛要請の対象外とする。

 大規模イベントでも、QRコードによる濃厚接触者の追跡などの対策を講じ、ワクチン接種や陰性証明の提示を求めることを条件に、宣言発令地域での上限5000人の制限を緩和する。

   飲食については、感染対策の認証を受けた飲食店を対象に、酒の提供や営業時間などの制限を緩和する。ワクチン接種や陰性証明を条件に「4人まで」などの人数制限を緩めることも検討している。

 変異ウイルスの流行などで感染拡大の恐れがある場合は、再び規制を強める考えだ。

 政府は9日にも、首都圏などで緊急事態宣言の延長を決めるのに合わせて、基本方針を決定する方向で調整している。

 ワクチン接種を前提にした行動制限の緩和を見据え、接種証明書を国内で利用する際の指針も近く公表する。商品の割引や店舗への入場などで幅広く活用を認めるが、未接種の人が就職や入学などで不当な差別を受けないよう求める。

 一方、政府は感染状況を評価する指標の見直しも決める。新規感染者数など5項目に加え、自宅療養者数や中等症の患者数なども参考指標として加える方向で検討している。医療体制をより重視し、緊急事態宣言の発令や解除を判断する方針だ。

マイコメント

政府は現在の法律の枠組みではロックダウンのような完全な行動自粛を求めることは難しい
とは、これまでも再三言及してきていることからロックダウンは実施出来ないことは明らか
だったが、今回のやり方はそれに代わるものです。

ロックダウンはしないけれどもワクチン接種済みの証明書を提示すれば自由にどこでも移動
出来るようにするという飴と鞭の使い分けを出してきました。

これが実施されると私たちは事実上ワクチン接種証明書がなければ県をまたいだ行き来は
難しくなります。昔の関所のように県境に検閲所を設けることはしないと思いますので行き
来することは車などでは可能だと思います。

ただ、既存の交通機関を利用した移動にはパスポート提示を求められるようになるでしょう。
こうなると、もはや形を変えたロックダウンと同じになります。

ワクチンパスポートがなければ移動が出来ないという未接種者の人権を無視したような政策
は許されることのあのでしょうか?そういうことはあってはならないはずです。

私はそれでもワクチンは打たないつもりです。

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