警察官が鉄道利用を増やし「見せる警戒」 警視庁が取り組みスタート 交番勤務交代など移動時

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警官のパトロール 社会問題

警察官が鉄道利用を増やし「見せる警戒」 警視庁が取り組みスタート 交番勤務交代など移動時

こうした対策にいろいろな事件が利用されている

交番の警察官が勤務交代で警察署と行き来する際、電車を利用します―。小田急線や京王線の電車内で乗客が襲われる事件が相次いだことを受け、警視庁は今月、同種事件を防ぐため、制服の警察官を積極的に電車に乗車させる「見せる警戒」を始めた。国土交通省は事件対策として防犯カメラの設置促進などを打ち出すが、鉄道会社にとっては費用が悩みどころ。警視庁のマンパワーを生かしてコストと手間をかけずにできる対策として効果が期待されている。(山田雄之)

東武鉄道に乗車し、見回りにあたる交番勤務の警察官=東京都足立区で

◆目立つ制服、乗客は安心

 13日午前、東京都足立区の西新井大師そばの東武鉄道大師前駅に止まった電車に制服姿の警察官2人が乗り込んだ。スマートフォンを見ていた乗客たちは驚いたように顔を上げた。2人は隣駅までの数分間、車内を歩いて不審者がいないか警戒に当たった。
 西新井署では6日から、管内の複数の交番で、勤務交代時の往復に東武鉄道の利用を始めた。この2人も交番勤務を終え、署に報告に行く途中。以前なら自転車を使っていた。
 乗客の女性(59)は「京王線の事件後、電車の利用に少し不安があったが、警察官がいて安心した」。同鉄道の神崎和幸副管区長は「警備員は人件費もかかるため、社員が定期的に巡回している。想定を超える事件が続く中で、制服を着た警察官の乗車はありがたい」と話す。

◆相次ぐ凶行に対策は急務

 走行中の電車を狙った事件は続発している。8月に小田急線で乗客が切り付けられるなどして10人が重軽傷を負い、10月に京王線で乗客が刃物で襲われ、ライターオイルをまいて火を付けられる事件が発生。11月にも九州新幹線で京王線の事件を模倣した男が車内の床に火を付けた。
 国交省は今月3日、新造車両への防犯カメラ設置を義務付けるなどの対策を発表したが、費用負担が大きく、警備人員の増強にも限りがあるため、鉄道事業者は頭を悩ませている。

事件警戒を兼ね、電車を使って警察署と交番を行き来する警察官=東京都足立区で

◆持続可能で効果的

 警視庁も同日、鉄道警察隊は特急や急行電車を中心に警戒に当たり、各警察署には交番勤務の交代などの移動時で適当な場合に列車を使うよう通知した。西新井署と東武鉄道の連携は、この皮切りになる。
 同庁幹部は「交番勤務員の電車移動は負担が少なく、持続可能な対策だ。各署は移動時間や最寄り駅との距離を踏まえ、柔軟に検討してほしい」と呼び掛ける。
 鉄道の安全対策に詳しい公共政策調査会の板橋功研究センター長は「警察官の制服が持つ抑止力は大きい。年末年始で人出が増える中で効果的な手法だ」と評価。「鉄道事業者も乗客に防犯意識を高めてもらうアナウンスを繰り返すなど、車内の安全を高める努力を引き続き尽くしてほしい」と話している。

マイコメント

防犯という観点ではいいのかもしれないが、こうした対策が常態化すると次第に国民がこれを
受け入れるようになり、気付いたら警官があらゆる場所で警備をするような社会に突入する
危険性をはらんでします。

慣れというのは恐ろしいもので、それまでは異様な光景と見えたものが普通に見えてきます。
警官は交番にいるのが普通で時折パトロールに出ますが、これが常態化してしまうと各家の
前に警察官が立っている光景が現れるかもしれません。

すでにコロナ増加が蔓延しているニュージーランドやオーストラリアでは実現しています。
NWOを推進する人たちは世界の将来をこのようにして国民の自由を奪おうとしています。

その目論見に気付かないといけません。
今回の対策もその前哨戦と言えるようなものです。
注意しましょう。

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