小麦の国際価格が史上最高値を更新!倍の水準まで急騰、ウクライナ侵攻で上昇止まらず 世界でインフレ懸念

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小麦チャート ウクライナ情勢

小麦の国際価格が史上最高値を更新!倍の水準まで急騰、ウクライナ侵攻で上昇止まらず 世界でインフレ懸念

ロシア・ウクライナの戦争も大きな問題ですが、私としてはこちらの方がはるかに大きな問題となって今年の夏あたりには日本国民を直撃すると思います。


小麦の国際価格が約14年ぶりに史上最高値を更新したことが分かりました。

小麦価格は新型コロナウイルスの影響もあってしばらく前から値上げ傾向が続いていましたが、今年2月にウクライナ危機が高まってからはさらに値上げ幅が拡大。
2月24日にロシア軍がウクライナ侵攻を開始してからは1.5倍に急騰し、過去数十年間で最悪の変動幅を記録することになりました。

小麦価格の急騰は止まる気配がなく、しばらくはこの値上げ路線が続くと見られています。
日本においても麺類の値上げという形で影響が出ていますが、これからさらに値段は跳ね上がることになるでしょう。

 

小麦先物価格-リアルタイムチャート速報推移
https://www.pwalker.jp/wheat.htm

 

小麦先物、14年ぶり最高値更新 ウクライナ情勢に警戒感
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB049MY0U2A300C2000000/

小麦の国際価格が約14年ぶりに史上最高値を更新した。国際指標である米シカゴ商品取引所の小麦先物(期近)は日本時間4日午後に1ブッシェル13.4ドルと、2008年2月の高値(13.3ドル)を上回った。ウクライナ情勢の緊迫で小麦の供給が減るとの警戒感が一段と高まっている。

マイコメント

問題はこうした小麦価格の高騰だけでなく、ロシア・ウクライナ戦争によって周辺国の物流が
ストップしてしまっていることです。特にロシア向けの船舶は港で足止めを食らっていて
ロシアの食糧事情に影響を与えていますが、同時に周辺国にも影響が及んでいます。

物流混乱、世界に波及 ロシアの決済停止で海運マヒ

【ニューヨーク=中山修志、シカゴ=野毛洋子】ロシアのウクライナ侵攻による経済の混乱が、世界の物流に波及している。コンテナ海運大手のAPモラー・マースクはロシア発着のすべての貨物輸送を停止した。国際銀行間通信協会(SWIFT)がロシアの主要銀行を排除したことで海上保険の契約ができなくなり、穀物の取引も止まった。航空に続き海運が遮断され、食糧や製造サプライチェーン(供給網)に影響が広がる。
→https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN02EOA0S2A300C2000000/

アメリカでは近い将来ひと月の食糧費が今より10万円は多くかかるようになるだろうと予測されて
いることから日本も食糧のほとんどを輸入に頼っていることから4月の諸物価の値上げがさらに高く
なるだろうと思われます。

今のうちに小麦などの備蓄をしておいた方がいいだろうと思います。
なぜなら、国民の買い占めが進むと高いだけでなく手に入らなくなる可能性があるからです。

うどん、そば、小麦粉、味噌、醤油、そして食用油などがその対象です。
1年分くらい確保しておけば来年には平常時に戻ると思われます。

また、大豆、トウモロコシは牛や豚・鶏などの食料になることから肉類も相当上がるでしょう。

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