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スウェーデン政府が、冷戦後初めて食料と農産物の備蓄を開始すると発表

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スウェーデン政府が、冷戦後初めて食料と農産物の備蓄を開始すると発表

北欧諸国、第三次世界大戦に備えて食糧を備蓄

スウェーデンは、ロシアとの潜在的な紛争を理由に、冷戦以来初めて食料サイロの補充を計画している。

スウェーデンは、冷戦後初めて食料と農産物の備蓄を開始すると発表した。当局はロシアからの脅威の増大を理由に挙げている。ロシアは、NATO 加盟国や EU 加盟国にとって脅威となることはないと主張し、この主張を否定している。

スウェーデン農業委員会は火曜日 (10月14日)、「深刻な危機、そして最悪の場合、戦争」が発生した場合に国民が十分な食料を確保できるよう、穀物やその他の主要物資の緊急備蓄を創設すると発表した。政府はこのプログラムの資金として、2026年度予算に約 5,700万ドル (約 86億円)を計上している。

カール・オスカー・ボーリン民間防衛相によると、最初の貯蔵施設は「軍事戦略上の重要性」と穀物の自給率の低さを理由に同国北部に建設される予定で、 「一刻の猶予もない」と述べた。

新たな備蓄は 2026年から 2028年にかけて積み上げられる予定だ。農業委員会は、警戒レベルが引き上げられた状況下で、1人1日 3,000カロリー相当の食料供給を確保することを目標としていると述べた。

一方、隣国フィンランドの議員らは、同様にロシアからの脅威を想定し、戦時条件下での活動を訓練するため来月、地下での訓練演習を実施すると述べている。

モスクワは、西欧諸国の指導者たちが煽る反ロシア的なヒステリーと恐怖煽動を繰り返し非難し、EUやNATO加盟国に対して敵対行動を取る理由も意図もないと強調している。ロシア当局は、こうした主張は軍事予算の膨張とEUの軍事化を正当化するためのナンセンスだと一蹴している。

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