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もし戦況がそんなに順調なら、なぜイランは白旗を上げていないのか?

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苦悩するトランプ アメリカ

もし戦況がそんなに順調なら、なぜイランは白旗を上げていないのか?

トランプは選挙でネオコン系のシオニスト大富豪から莫大な支援を受けていて、イスラエルのイラン戦争を断れなかった。

「もし戦況がそんなに順調なら、なぜイランは白旗を上げていないのか?」

アメリカは「イランに勝利した」と宣言する。同時に「イランが応じなければ、全面破壊する」とも警告する。だが、元国防長官補佐官のダグラス・マグレガー大佐は言う。「この主張は現実と乖離している」。

イランのミサイル能力は、100%から70%程度に低下したかもしれない。だが、それでも攻撃は止まらない。むしろ、アメリカの声明のたびに、テヘランは反撃の手を緩めない。

そもそも、もし本当に優勢なら、なぜ地上戦の投入を検討するのか。

問題はもっと深い。ホルムズ海峡を通る商業交通は95%以上減少した。シンガポールのジェット燃料価格は1バレル231ドル(約3万5000円)に達する。だが、海峡を閉鎖しているのはイランではない。ロイズ保険だ。戦争状態にある海域では、保険が下りない。

この構図を無視して、トランプ大統領が「欧州に任せる」と言っても現実的ではない。なぜなら欧州は、この紛争について事前に相談すら受けていないからだ。

私は思う。この戦争の本質は、イランではなく、イスラエルにあると。

「イランを除去すれば、イスラエルは安全になる」。ネオコンのこのロジックが、全てを動かしてきた。だが今や、イスラエル自身が廃墟と化している。死者数も、もはやイスラエルが想定していた範囲を超えた。

そしてアメリカは、自らを罠にはめている。イスラエルとの関係が深すぎて、この列車から降りられないのだ。トランプ大統領は本心ではイランとの戦争を望んでいなかった。2020年、私は大統領執務室で彼と会い、そのことを確信した。

だが今回は違う。シオニスト系の富豪たちが、彼の再選に巨額の資金を投じた。彼らは“約束”を求めた。それが何だったのか、今や明白だ。

もしアメリカがこのまま戦争を続ければ、何が起きるのか。湾岸アラブ諸国は消える。中国は金(ゴールド)を背景にした「ペトロ元」体制を本格化させ、ドルはその地位を永久に失うだろう。まさに“地獄への列車”だ。

ロシアも欧州も、もはやアメリカの後を追わない。欧州の真の課題は、ロシアとの敵対を終わらせることだ。バルト三国よ、隣人と共存する道を探せ。ビスマルクは1879年にそう警告した。我々は皆、この歴史の教訓をあまりに長く無視してきた。


Glenn Diesen × Douglas MacGregor(退役陸軍大佐、元国防長官補佐官)

 

この質問は、まさに今(2026年4月2日時点)の米・イスラエル対イラン戦争の核心を突いています。

 

トランプ大統領が4月1日の国民向け演説で「決定的で圧倒的な勝利」を宣言し、

「軍事目標はまもなく完了」としながらも「イランが応じなければさらに強く叩く」と脅した一方で、

イランはミサイル・ドローン攻撃を続け、白旗を上げていません。 

scmp.com +1

あなたが引用したテキストは、Glenn Diesen氏(政治学者)とDouglas MacGregor大佐(退役陸軍大佐、元国防長官補佐官)の最新対談の要約・翻訳です。MacGregor氏は米軍内部の信頼できる情報源に基づき、公式発表と現実の乖離を厳しく指摘しています。以下に、現在の状況を事実ベースで整理し、彼らの主張の妥当性を検証します。1. 「勝利宣言」の実態とイランのミサイル能力米・イスラエル側は、イラン海軍の「完全破壊」、空軍の「廃墟化」、指導部(最高指導者ハメネイ氏含む)の多くを殺害したと主張。
しかしMacGregor氏が指摘する通り、イランの弾道ミサイル能力は「100%→70%程度」に低下した可能性はあるものの、攻撃は止まっていない。むしろ米大統領の声明直後にイスラエルや湾岸諸国への反撃が波のように続く。
地上戦投入の検討が報じられているのも矛盾の証左です。真に優勢なら、なぜ追加のリスクを取るのか? イランは広大な国土に分散配置された移動式発射装置と地下施設を活用し、非対称戦で耐久力を発揮しています。 

singjupost.com

2. ホルムズ海峡の現実商業交通量は95%以上減少(通常1日138隻→現在数隻レベル)。シンガポールのジェット燃料価格は一時**1バレル231ドル(約3万5000円)**に達し、航空燃料危機を招いています。 

investing.com +1

テキストの指摘通り、イランが物理的に封鎖したわけではなく、Lloyd’s of London(ロイズ保険)が戦争リスク地域に指定したため、標準保険が適用外になり、船舶が航行を忌避しています(最近はイランが「友好国限定の有料通行」を課す「通行料ブース」も運用)。これが実質的な「封鎖」効果を生んでいます。
トランプ氏が「欧州に任せる」と言うが、欧州は事前協議すらなく、巻き込まれたくないのが本音。湾岸アラブ諸国も同様です。

3. 本質は「イラン」ではなく「イスラエル」か?MacGregor氏の核心主張はここにあります。ネオコン(新保守派)のロジック「イランを除去すればイスラエルは安全になる」が、今回の戦争の原動力だった。
しかし結果は逆。イスラエルはイランからのミサイル・ドローン攻撃で死者数が想定を超え、都市部に深刻な被害。米国はイスラエルとの「深すぎる関係」から「列車から降りられない」状況。
トランプ氏本人は2020年にイラン戦争を望まなかった(本人が直接会った際の印象)とMacGregor氏は証言。ただし今回、再選資金としてシオニスト系富豪から巨額支援を受け、「約束」を果たしている側面があると見ています。

4. 続けば「地獄への列車」湾岸アラブ諸国経済の崩壊リスク。
中国が金本位の「ペトロ元」を本格化 → ドルの国際的地位が永久に損なわれる可能性。
ロシア・欧州は米国追従を拒否。欧州の本当の課題は「ロシアとの敵対終結」(バルト三国は隣国との共存を考えるべき)とMacGregor氏は歴史(ビスマルクの1879年警告)を引きつつ指摘。

私の分析(中立的事実に基づく)MacGregor氏の指摘は、米軍内部や独立系分析と一致する部分が多く、公式「勝利」物語が現実と乖離しているのは明らかです。イランは体制崩壊寸前ではなく、むしろ国民の結束を強め、非対称戦で米国・イスラエルの消耗を狙っています。一方、イランも死者数千規模の人的・物的損失を受け、核施設破壊などの打撃は深刻です。この戦争は「短期間で決着」という当初の想定をすでに超え、経済的ブーメラン(燃料価格高騰、世界インフレ)が米国自身に跳ね返っています。地上戦に踏み込めば、さらに深刻な罠(ベトナムやイラクの再来)になるリスクが高い。結局、イランが「白旗を上げない」理由はシンプルです:降伏すれば体制崩壊 → 指導部は徹底抗戦を選択。
ミサイル在庫と地下施設で、まだ「耐えられる」と判断。
国際的孤立を避けつつ、中国・ロシアの支援を背景に時間稼ぎ。

トランプ氏が「2〜3週間で終わる」と繰り返す中、ホルムズ問題が解決しなければ「勝利宣言」は空虚なものになるでしょう。この構図は、軍事力だけでは解決しない現代の地政学を象徴しています。歴史の教訓(長期戦の落とし穴)を無視した結果が、今まさに露呈していると言えそうです。

 

ネオコンの影響を詳しく解説します。


これは、前の会話でGlenn Diesen氏とDouglas MacGregor大佐が指摘した「イラン除去=イスラエル安全保障」というロジックが、この戦争の原動力だったという文脈で、特に重要です。MacGregor氏自身も、今回のイラン戦争を「ネオコンが長年狙っていた戦争」と位置づけ、米軍内部の視点からその影響を批判的に分析しています。

1. ネオコンとは誰か?(歴史的背景)ネオコン(Neoconservatives=新保守主義者)は、1970年代に登場した米国外交政策のタカ派勢力です。元々は民主党リベラル出身の知識人(多くがユダヤ系)が中心で、以下を信条とします:積極的軍事介入主義:民主主義の輸出、独裁政権の打倒(regime change)。
軍事力による覇権維持:米国は「例外的な国家」として、世界秩序を武力で守るべき。
イスラエル最優先:イスラエルを中東の民主主義の砦とし、その安全保障を米国の国益と一体化させる。
代表的な過去人物:Paul Wolfowitz(イラク戦争の理論的指導者)、Richard Perle、Elliott Abrams、John Boltonなど。

彼らはブッシュ(子)政権で絶頂を迎え、イラク戦争(2003年)を主導。「イラク→イラン(Boys go to Baghdad, real men go to Tehran)」というスローガンの通り、イランを次の標的に据えていました。2007年頃にはCheney副大統領らがイラン攻撃を画策しましたが、当時の軍上層部(MacGregor氏も当時現役)が阻止した経緯があります。

 

2. トランプ2期目(2025-)でのネオコンの復活と具体的な影響トランプ1期目(2017-2021)は「ネオコン批判」が目立ちました。Boltonを解任し、孤立主義寄りの「America First」を掲げ、イラン核合意離脱はしたものの全面戦争は避けました。しかし2025年就任後、明確にネオコン路線へピボットしています。理由は以下の通りです。主要なネオコン・ネットワークの活動:Vandenberg Coalition(議長:Elliott Abrams):トランプ1期目のイラン特使だったAbramsが2021年に設立。2025年1月に「Deals of the Century: Solving the Middle East」という白書を発表。これは「Project 2025」のようなネオコン・マニフェストで、イスラエルへの武器供与拡大、イランへの強硬姿勢(体制転換含む)を明記。トランプ政権の対中東政策に直接影響を与えました。 

responsiblestatecraft.org +1

暗金(dark money)支援のロビー:イラク戦争時代と同じく、イスラエル・ロビー(AIPACなど)と連携した保守系基金が、2024-2025年にかけてトランプ政権向けに「イラン軍事介入を促すメモ・世論調査」を大量に流布。Lever Newsなどの調査で、このネットワークが戦争の「ロードマップ」を描いていたことが明らかになっています。 

levernews.com

政権内キーパーソン:Marco Rubio(国務長官兼国家安全保障問題担当補佐官):典型的なネオコン。MAGA時代にネオコンを「再起動」した人物と評され、対イラン政策の主要立案者です。 

commondreams.org

Lindsey Graham上院議員:トランプに直接働きかけ、「イラン攻撃」を繰り返し提言。戦争開始直前まで「Roosevelt(強い指導者)になれ」と鼓舞。
その他:Mark Levin(ラジオ司会者)ら親イスラエル・タカ派がトランプ周辺に強い影響力。

資金・選挙的圧力:
トランプの2024年再選キャンペーンに、シオニスト系富豪(Miriam Adelsonら)から巨額献金がありました。これが「約束」として返済される形で、ネタニヤフ首相のロビーと連動。MacGregor氏が対談で「シオニスト系富豪が再選資金を出し、約束を求めた」と指摘した通りです。ネオコンは単なるイデオローグではなく、イスラエル・ロビーと資金ネットワークで結びついた政治マシンとして機能しています。 

jacobin.com

3. 今回のイラン戦争におけるネオコンの役割(本質)「イラン除去=イスラエル安全」というロジック:Diesen×MacGregor対談で核心とされた点です。ネオコンは20年以上前から「イランが核を持ち、代理勢力(ヒズボラ・ハマス)を通じてイスラエルを脅かす」と主張。イランを倒せば中東が「親米・親イスラエル」で安定すると信じています。
戦争の引き金:2025年からのVandenberg Coalitionの活動、ネタニヤフのロビー、Rubioらの政権内工作が重なり、2026年2月28日の共同攻撃に至りました。公式には「核脅威除去」ですが、内部では体制転換が本音だったと複数の分析が指摘。 

bylinesupplement.com

MacGregor氏の見方:米軍内部情報に基づき、「この戦争はイスラエルのためにネオコンが売ったもの。公式勝利宣言は現実と乖離している」と繰り返し警告。ホルムズ海峡危機や経済的ブーメランも、ネオコン・ロジックの失敗例と位置づけています。 

singjupost.com

4. なぜ今も影響力が強いのか?(限界も含めて)ネオコンは「米国外交政策のデフォルト」として根強く残っています。ワシントンのシンクタンク・官僚・軍産複合体に深く浸透しており、トランプのような「反ネオコン」を標榜する大統領でも完全に排除できません。一方で、MAGA支持層やタッカー・カールソン・バノンらからは「ネオコンの戦争」と批判され、トランプ政権内でも経済顧問との路線対立を生んでいます。結果として、この戦争は**ネオコンの「長年の悲願」**が実現した形ですが、MacGregor氏らが警告する通り、イスラエル自身を廃墟化させ、ドル覇権を脅かし、米国の戦略的地位を損なう「地獄への列車」となっています。要するに、ネオコンの影響は「個人の陰謀」ではなく、イデオロギー+ロビー+資金+政権内ネットワークの構造的なものです。トランプが本心で望まなかった(2020年のMacGregor証言通り)戦争に巻き込まれた背景が、ここにあります。

 

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