トラック協会「業界全体の危機」 大幅な燃料価格の上昇に直面 ガソリンスタンドより高い価格も
これまでの燃料調達ルートの合理性が完全に崩壊している状況
アメリカとイランによる一時停戦の期限があすに迫る中、依然として駆け引きが続いています。先行きが見通せない情勢に、愛知県の運送業界も疲弊しています。
多くの燃料を使う大型トラック。乗用車に比べて燃費も悪く、頻繁な給油が必要だといいます。愛知県トラック協会によりますと、2月末から現在にかけて、多くの事業者が1リットルあたり20円から40円の大幅な燃料価格の上昇に直面しているといいます。
「『燃料が高くなります。燃料供給は大変だから、明日の仕事止めます』と事業者として言えない」「赤字になるから動かさないというのはどこの運送会社もやっていない」(愛知県トラック協会 青木均会長)
ガソリンスタンドより高い価格を提示されることも
大手の運送会社は、自社の敷地内のタンクなどの設備から給油する「インタンク」を使い、安価に燃料を調達していました。しかし、供給不足で元売り会社がガソリンスタンドへの供給を優先。ガソリンスタンドより高い価格を提示されることが増えているといいます。
「もともと運送事業者で安価な調達を強みとしていたが、そうした事業者ほど極端なコスト増の直撃を受けている」「これまでの燃料調達ルートの合理性が完全に崩壊している状況」(愛知県トラック協会 青木均会長)
愛知県トラック協会は「業界全体の危機」だとして、物流網の維持に向けて国や行政の対応を求めています。



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