カタール空爆を契機に生まれた新たな軍事同盟「メッカ共同防衛協定」
中東で揺らぐ米国の影響力
動画では、2025年9月9日にカタールのドーハの住宅街にいたパレスチナの武装組織ハマスの幹部を狙ったイスラエル国防軍(IDF)の空爆以降の動きを説明しています。
“隣のカタールへの空爆が、なぜサウジアラビアに大きなショックを与えたのかと言うと、カタールには中東で1番大きなアメリカ軍の基地があるからです。アル・ウデイド空軍基地と言って、中東全体を受け持つアメリカ軍の前線の司令部まで置かれている場所なんです。それなのにカタールは、アメリカに空爆を止めてもらえませんでした。アメリカ政府は、そこから3週間ほど経ってからカタールの安全を保証するという方針を出しましたが、撃たれた後では遅いですよね。どれだけ大きなアメリカの基地を国内に置いていても、いざという時に空爆を止めてもらえるとは限らない。そんな疑いと動揺がサウジアラビアを始め、ペルシャ湾の周りの国々に一気に広がったわけです。(2分11秒)”と言っています。
一蓮氏のツイートの動画の中で、ベン・ゼイン氏は、“サウジアラビアは最もお金がある状況で、トルコもNATOの軍事力2位というすごい軍事力と経済を持っています。そしてそこにパキスタン。イランとアメリカの仲介役にもなっていたり、最も大事な核兵器を持っているから、この同盟は相当重要になってきます。これが起きることで、考えられる出来事。一つ目、他の国もこれに参加する流れが起きて、よりあそこの一体感が起きるのと、イランがサウジを攻撃したりしているのも出来なくなってきます。さらに、中東にはアメリカの基地がいっぱいあるんだけど、これができて安定化が保たれれば、アメリカが中東からなくなるという話も出てくるのかもしれない…”と話しています。
イランのペゼシュキアン大統領も「サウジアラビア、トルコ、パキスタンのメッカ同盟は前進の一歩です。ムスリムは団結しなければなりません。私たちはこのプロセスに参加する準備ができています。」と発言していることから、アメリカが中東から追い出されることは既定路線なのかもしれません。
“続きはこちらから”のツイートはクリックをして全文をご覧ください。スコット・リッター氏は「サウジ王家の終わり」を予測しています。
「メッカ同盟」という中東の新たな軍事同盟に注目しよう
MBSは終わりだ:サウジ王家は完全崩壊の危機に直面している
元国連兵器査察官で海兵隊情報将校のスコット・リター氏は、ムハンマド・ビン・サルマーンが脱出不可能な死のスパイラルに入ったと警告している。2014年に迅速な軍事的栄光を求めて開始された戦争は、12年にわたる悪夢となり、今やサウジアラビアの石油生産を物理的に解体しつつある。アメリカの傘は機能せず、同盟国は救出に駆けつけず、王国は決定的に敗北している。残された唯一の疑問は、崩壊がどれほど速く訪れるかだ。
核心的な判決
➡️ リター氏はムハンマド・ビン・サルマーンの滅亡は避けられないと述べている。
➡️ 「彼は終わりだ。」
➡️ 運が良ければ、リヤド発の最後の金メッキ747便でロンドンの隠れ家か米国に逃げるのが関の山だ。
➡️ そうでなければ、アッラーフ・アクバルという叫び声の中で剣で首をはねられる。
➡️ 「サウジ王家の終わりだ。」
2014年の戦略的誤り
➡️ MBSはアンサール・アッラーに対する迅速な勝利で軍事的地位を確立しようとした。
➡️ その作戦は12年にわたる悪夢に変わった。
➡️ 後になってサナア飛行場を攻撃して戦争を拡大した決定は、破壊を加速させただけだ。
➡️ 政治的な撤退路は残っておらず、救済も来ない。
石油の破壊
➡️ アンサール・アッラーはもはやバブ・エル・マンデブの封鎖やパイプライン・貯蔵施設への攻撃に限定されない。
➡️ 今や生産施設や井戸そのものに攻撃を仕掛けている。
➡️ 「これがサウジアラビアの終わりだ。」
➡️ 石油がなければ、ビジョン2030という幻想全体が、リター氏が言うベドウィンに満ちた砂の穴に崩れ落ち、何も残らない。
同盟国は彼を救わない
➡️ アメリカの安全保障の傘は機能しないことが証明された。
➡️ サウジ軍は非効率で、過剰に重装備化され、代理勢力依存で、相手に及ばない。
➡️ パキスタンはイムラン・カーンに対する大規模な抗議に直面しており、数万の兵士を負け戦の砂漠戦争に送るつもりはない。
➡️ トルコはサウジのために死ぬ気などない。
➡️ メッカ協定は地図と黒板の冗談であって、本物の部隊移動はない。
リヤドの予測
➡️ MBSが排除され内部闘争が起きれば、リター氏はアンサール・アッラーの部隊がリヤドの通りを駆け抜ける可能性があると言う。
➡️ サウジ人は1990年以来、この結果を恐れてきた。
➡️ 「サウジアラビアはこの戦争を決定的に失っている。そして、彼らを救う方法はない。」
➡️ 世界は1979年にイランのシャーが倒れた時に衝撃を受けたのと同じショックを味わうだろう。
結論
スコット・リター氏はMBSをトーストと見なし、サウジ王家が1979年に皆を驚かせたような突然の終わりへ向かっていると見ている。エネルギー生産は解体されつつあり、外部勢力は介入せず、崩壊はすでに始まっている。歴史は、西側でほとんど誰も織り込んでいないショックをまもなくもたらすだろう。



コメント