破・常識あつしの歴史ドラマ「アシュタール:ボランティア・・・」

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破・常識あつしの歴史ドラマ「アシュタール:ボランティア・・・」

(ここから)

今日の破・常識!

ボランティアは、甘いお砂糖をまぶした

労働力の搾取だということをお伝えしたいと思いますbyアシュタール



今日のアシュタールからのメッセージをお伝えします。


「こんにちは こうしてお話しできることに感謝します。

ボランティアはただ働きです。

善意という甘いお砂糖をまぶした労働力の搾取です。

あなた達の社会の中で一番の経費は人件費です。

お金を儲けようと思えば、その人件費を

安く抑えるのが一番なのです。

出来れば、払いたくない・・これが経営者の本音です。

そのためのボランティアです。

ただ働きしてくれれば、これ以上の搾取はありません。

お金を払わずに仕事をしてくれる

利益を出してくれるのですから。

ボランティアをする人は素晴らしい人です

自己を投げ出し人のために尽くす人は、

人格的にも霊的に高い人です・・という耳障りの良い言葉を並べ

結局はただで働いてもらおうということなのです。

病院で介護のボランティアをすると、誰が得するのでしょうか?

介護をしてもらっている人は病院に正当なお金を支払います。

そうですね。

病院はボランティアでは診てくれません。

病院は経費を引いたものが利益(儲け)になります。

儲けることが悪いと言っているのではありません。

でも、そこにはたくさん働いている人がいます。

その人達の働きによって病院は成り立っているのです。

だから、その働いている人たちに

正当な報酬を支払う義務があるのです。

それは義務というより、当然のことです。

人々が働いて利益を生み出しのですから

その利益を分配するのは当然なのです。

それをただで働いてもらおうとしているのです。

ただで働いてもらって経費を浮かし

病院の儲けにするということです。

入院している人からは正当なお金をいただきながら

仕事をしている人に正当な分配をしないということは

どういうことなのでしょうか?

搾取です!

善意、やりがい、助け合い・・と言う名前の搾取なのです。

もし、ボランティアをやりたいと思うのであれば、

あなたがボランティアをすることで

誰が一番利益を得ることが出来るのかを考えてください。


そしてもう一つ、ボランティアには問題があります。

それは、厳しい言い方になりますが・・

無責任になるということです。

お金をもらわない、報酬を得ていないと思うと

責任が伴わないと思ってしまうことになります。

何か問題が起きても、自分は無報酬でしていることだから

・・という考えになってしまうのです。

分かりますか?

単なるサポートという立場になります。

お手伝いです・・だから、すべてに責任を負う必要はないと思うのです。

困ったことがあれば、問題が起きれば、

責任者に任せればいいという考え方になります。

プロではなくなるということです。

仕事に対しての意識がまるで違ってきます。

もし、そうじゃないです

ボランティアとしてもしっかりと責任を持ってやっています・・

思うのであれば、報酬をいただいてください。

わざわざ搾取される必要はないのです。

誇りを持って、あなたがしている仕事に対しての報酬を要求してください。

そうでなければ、あなたの中に不満が溜まってきます。

いえ、私は”ありがとう”と言ってもらえることで満足です・・

と、おっしゃる方もいらっしゃいますが、

ではもし”ありがとう”といってもらえなければ、どうでしょうか?

あなたの仕事に対して何の感謝の意も評さず

もしくは反対にあなたの労働を当然のごとくに

もっといろんなことを要求して来たらどうでしょうか?

私は善意でしているのに、なんなのよ、その態度、

感謝の言葉くらい出しなさいよ・・って

腹が立つのではないですか?

そこに、ちゃんとした報酬を受けっとっていれば

また気持ちも違ってきますね。

あなたがしている労働、仕事に対しては

ちゃんとした報酬を受け取らなければ、

あなたの中には欲求不満が溜まって来るのです。

エネルギーを一方的に搾取されている状態ですから

あなたの中はエネルギー不足になります。

エネルギーが循環していないからです。

サービス残業と言われるものも同じです。

それはボランティアです。搾取です。


そして、少し話はそれますが・・

企業の人手不足と言われる現状も同じです。

人手不足で倒産する企業がたくさん出てきています。

それは企業がギリギリまで人件費を抑えて

企業の利益ばかりを追求しているために起きている現象です。

一方的に搾取されることがわかるから

人々はその企業で働こうと思わないのです。

これは、働く人がいなければ

企業は成り立たないということがわかる良い例です。

人がいなければ会社は成り立たないのです。

あなた達の社会はそのことを忘れてしまっています。

人々から搾取することばかりに目が行ってしまっているので

社会はどんどん崩壊しているのです。

ボランティアは、甘いお砂糖をまぶした

労働力の搾取だということをお伝えしたいと思います。


あなたに愛をこめてお伝えいたします」


ありがとう、アシュタール! 

(ここまで)

ボランティアというのはとても響きの良い言葉です。

そこには、奉仕、献身的、慈愛、友好、犠牲心、崇高な、利他的、博愛、協力的などと

美辞美麗な言葉が並び建てられます。

人は、そうした行為に対する他人からの称賛をとても喜びます。

犠牲的精神に富み他人に奉仕できる人はとても尊い人だと教えられます。

でも、逆に人からの称賛がない、喜ばれない、当たり前だと思われる。

という場面に出くわしたら、どう思うのでしょうか?

落胆に暮れ、心は打ちのめされ、精神的に相当参り、そのあげくには怒りの

心に包まれることすらあります。

阪神淡路大震災、東北大震災と続き、昨年は台風15号・19号の大雨に見舞われ

想定外ともいえる洪水が発生し、多くの県民が浸水、水没の被害を受けました。

ボランティアも資料によると場所によっては4000人前後集まった地域もあった

ようですが、なかなか集まらないと言った地域もあったようです。

こうした災害ボランティアでは原則として現地までの交通費は自前(地元の

社会福祉協議会がバスなどの用意をしてくれるケースもあります)で行い

宿泊場所や食事は自分で用意しないといけません。

だから誰でも出来るというものではありません。

それなりに金銭的な余裕がある人ではないと難しいものだと思います。

また、金銭的に余裕があるとは言っても毎回行くのは無理でしょう。

本来なら、これは政治が行うべきものです。

そのために私たちは税金を払っているわけですから・・・。

地元の社会福祉協議会なり、市町村の福祉課が行うべきものです。

もし、ボランティアが必要ならそのための人件費と交通費、宿泊費、食費を

提供すべきものです。

もし、予算に余裕がないのであれば国が出すべきです。

私たちは何のために税金を払っているのでしょうか?

このような時に必要だから税金を払っているはずです。

そう考えれば、こうした費用は国に請求できる正当性があると思います。

少し、ボランティアと言う幻想から目を覚まさないといけませんね。

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