もし、ドイツがロシアにミサイルを撃ち込んだら、NATOとロシア、そしてアメリカとロシアの戦争になる
考えてみれば、世界的に脅威なのはBRICSの主要国です。ロシア、中国、北朝鮮、イラン(イスラム過激派)・・・これらの国々は常識が通用せず何を始めるかわからない危険な国々です。支配層はBRICSの主要国を介して世界を共産主義独裁体制下に置きたいのです。それがNWOです。欧米諸国がここまで弱体化したのもそのためです。
世界中で核保有国が増えています。日本は軍隊も持っていません。これではいつ他国に攻められても太刀打ちできないのではないでしょうか。中国にほぼ侵略されてしまった日本は中国に刃向かおうとも、核兵器で脅されれば何もできなくなってしまうでしょう。日中戦争が始まったなら在日中国人が銃器を持って日本国内で破壊活動を始め日本人を攻撃するかもしれません。
いつこれらの国々が暴走するかわかりません。
偏った考えのあるトランプが仲介しようとも何も解決しません。
ロシアは中国や北朝鮮の支援を得て、ウクライナ以外の国々も攻めるかのうせいがあります。
中東でも戦争が拡大する恐れがあります。イランに対して米国が攻撃する恐れもあります。
このような状況下で、地球がアセンション中というのはどういうことでしょうか。
So What Happens Next? Iran And Russia Are Being Pressured To Take The Deals That Are On The Table, But They Won’t
(概要)
5月31日付け
次に何が起こるのか。イランとロシアは、協議中のディールを受け入れるよう圧力をかけられていますが、両国は受け入れないでしょう。
By Michael Snyder
気づいている人は殆どいませんが、我々は人類史上最も劇的な瞬間に生きています。
もしイランとロシアがディールを受け入れなければ、ミサイルが至る所で飛び交い、我々はほどなく第三次世界大戦が開始されたことに気付くでしょう。
しかし、トランプ大統領がイランの核開発プログラムを平和的に終わらせ、ウクライナ戦争を終結させることができれば、全く異なる未来がもたらされる可能性があります。
世界のリーダーらの判断次第では何十億人もの人々の生活に多大な影響を与えることになります。ですから、彼らには賢明な選択をしてもらいたいと思います。
米メディアは、「イランとのディールはもうすぐまとまる。」という報道ばかりしていますが、イランは、このような報道は真実ではないと主張しています:
木曜日、イランの高官らは、米国との核合意が近いとの憶測を否定し、イランへの制裁を完全に解除し、イランの核プログラムの継続を認めなければ合意はできないことを強調しました。
「我が国は、双方の利益にかなう外交的解決に向けて真剣に取り組んでいる。しかし、そこにたどり着くには、全ての制裁を解除し、ウラン濃縮を含むイランが核を保有する権利を擁護する合意が必要だ。」と、イランのアッバス・アラグチ外相はXに投稿しました。
イランのヤトラ・アリ・ハメネイ最高指導者の最高顧問であるアリ・シャムハニ氏は、「歴代の米大統領もイランの核インフラを破壊する「空想」に浸っていた。」とXに投稿し、イランには強力な防衛力と明確に「譲れない一線」があると警告しました。
全てはイランがウラン濃縮を続けることができるかどうかにかかっています。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、これはイランが絶対に妥協できない問題だと警告しています:
「我々は、診断と治療、保健衛生、農業、産業に利用するウラン濃縮を絶対にやめない。なぜなら、ウラン濃縮は国際法に基づく我々の権利だからだ。」と、大統領はオマーンTVのインタビューで語りました。このインタビューで語られた内容を翻訳したイラン国営放送局のPressTVは、ペゼシュキアン大統領が「誰もイランのウラン濃縮の権利を否定することはできない。なぜなら、科学は、テクノロジーと科学力を使う権利のある全ての人々のためにあるからだ。」と主張したと伝えました。
「我々はウラン濃縮を阻止する圧力に屈することはない。このような危機への対応力はイスラム共和国にとっての名誉だ。我々はそれを強く主張する。」と大統領は続け、「イランのウラン濃縮(民間使用に必要なレベルをはるかに超えているが)は核兵器の製造を目的としていないため世界の脅威とはならない。」と主張しました。
彼はそのようにきっぱりと言い放ちました。
一方、トランプ政権は、いかなる状況下でもイランのウラン濃縮は許されないと繰り返し述べています。:
トランプ大統領は、交渉の余地はあるが交渉が失敗した場合は軍を使うと脅しています。
「イランは核兵器を持つことはできない。」とトランプは何度も主張してきました。
「我々には明確に越えてはならない一線がある。それはウラン濃縮だ。1%の濃縮能力も許すことはできない。」と、交渉に加わる予定のスティーブ・ウィトコフ米国特使が述べました。
しかし、イランがウラン濃縮を止めるだけでは不十分でしょう。
スティーブ・ウィトコフ氏は、Natanz(ナタンツ)、Fordow(フォルドウ)、 Isfahan(イスファハン)の核施設は「解体されなければならない。」と述べています。:
「イランのウラン濃縮プログラムは二度と存在すべきではない。それが我々の越えてはならない一線だ。ウラン濃縮はダメだ。つまり、解体だ。ウラン濃縮は兵器化を意味し、ナタンツ、フォルドウ、 イスファハンが対象だ。これらの3つのウラン濃縮施設は解体されなければならない。」と、トランプの中東特使のスティーブ・ウィトコフ氏が、Breitbart Newsの最近のインタビューで語りました。
ウィトコフ氏は、現在の交渉において米国の交渉チームを率いています。
イランは決して米国の要求に応じないでしょう。
従って、和平協定は成立しません。
一方、オーストリア当局は、イランが核弾頭を搭載できる長距離核弾道ミサイルの兵器庫を増設していることを確認しました。:
オーストリア当局が収集した情報は米国家情報長官の評価と矛盾しています。
トゥルシー・ギャバード国家情報長官は、3月に開催された上院情報委員会で、米国の諜報コミュニティはこれまで通り「イランは核兵器を製造しておらず、アヤトラ・アリ・ハメネイ最高指導者は2003年に中断した核兵器プログラムの再開を承認していない。」との評価結果を発表しました。
オーストリア版FBI(国家保安情報局)は、月曜日の情報報告書に、「イスラム共和国のイランは、地域の政治権力の野望を強く主張し実行するために、現政権が攻撃を免れながら中東や中東以外の地域の支配を拡大し統合することを目的に核兵器を備えた包括的な再軍備を目指している。」と書かれています。
オーストリア国内の情報機関の報告書には、「イランの核兵器開発プログラムはかなり進んでおり、イランは核弾頭を搭載できる長距離弾道ミサイルの保有量を増やしている。」と書かれています。
西側諸国の我々の殆どがそのことを理解していないようですが、現実には、イランとの最終決戦が差し迫っています。
もちろん、ロシアとの交渉も間違った方向に進んでいます。
ジョン・ケリー米国副大使は、国連安全保障理事会にて「 ロシアは、現在テーブルの上に置かれたディールを受け入れるべきだ。なぜならそれがロシアが得られる最高のディールだからだ。我々は、和平イニシアチブや経済政策においてロシアと協力したい。この紛争に対して軍事的解決策はない。現在提供されているディールはロシアに可能な限り最良の結果をもたらすだろう。プーチン大統領はそれを受け入れるべきだ。」とジョン・ケリー副大使は述べました。
(中略)
ウクライナにドイツの長距離ミサイルが供与され、それらが数百キロ離れたロシア領土内の標的に命中し始めるとロシア人は激怒します。
スウェーデン・ドイツの空中発射巡航ミサイル(タウルス・ミサイル)が、ロシアの複数の都市に雨のように降り注いだなら、今度はドイツが攻撃される恐れがあると示唆されています。
そして予想通り、メルツ首相は確かにモスクワの越えてはならない一線を試していることになり、クレムリンは直ちに激しく確実に反応します。
既にこの数日間、ロシア軍はキエフを攻撃しており、長い間、司令部や外国軍や欧米顧問が配置されている可能性のある場所への攻撃を強化すると脅してきました。
ロシア国営メディアは、メルツのコメントに激しく反応し、「ドイツ製ミサイルがロシアの都市に降り注ぎ始めたら、モスクワはベルリンを直接攻撃することもできる。」と伝えました。
もしロシアがベルリンをミサイル攻撃すれば、NATOはロシアと戦争をすることになります。
つまり、我々(米国)はロシアと戦争をすることになります。
※ 5月29日の記事によると、「ドイツのメルツ首相は28日、ベルリンでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ドイツ製の長射程巡航ミサイル「タウルス」の供与が発表されるとの観測もあったが、メルツ氏は記者会見で言及せず、供与は見送った。」とのことです。
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